tamiさん流「魅せて、使える」収納術

Q1 インテリアを引き立て、きれいに見せながら収納するコツは?

生活感のあるものはトレーやかごでまとめる!
毎日よく使う生活感のあるものは、まとめると見た目がすっきりします!
例えば、調味料セットなどはおしゃれな瓶に入れたり、カフェセットは子どもたちも取り出しやすいように、かごに入れて飾りながら収納するときれいに見えます。また、トレーなどでまとめると安心感があり、すてきに見えます。
まとめることで掃除もしやすくなり、卓上もきれいに保てますよね。それだけで、部屋全体がすっきり見え、インテリアも引き立つはずです。
オープンな家具にゆったり飾る感覚で!
リビングなど家族がくつろぐ場所は、なるべく部屋全体が広々して見えるように、収納家具も抜け間のあるオープン家具を利用しましょう。
例えば、我が家ではガーデングッズを使ったり、オープンな棚を使っていますが、リビング周りで広がりがちなものを収納するのにぴったり。読みかけの本、ブランケット、キャンドルなどに加え、多肉植物もプラスすると生活感が少なくなりますね。
そして、ここでのポイントは、すべてぎっしりものを置かないことでしょうか。
子どものおもちゃ収納にトランクを利用
子どもはリビングで遊んだり、子ども部屋で遊んだり…、そのときどきで遊び場が変わったりすることもあります。そんなときに便利なのが、トランクケース。
子どものリビングに置くおもちゃは、持ち運びができて、見た目にもかわいいケースを選び、リビングのインテリアの邪魔にならないものにしましょう。
そして、子ども部屋のおもちゃの収納も、取り出しやすくてしまいやすいボックスで、見た目には楽しくなる形状や色使いの収納グッズを利用するといいでしょう。
おもちゃを収納したトランクケース。
持ち運びにも便利で見た目にもキュート。
リビングでは素材感の違う収納ケースを
リビングやダイニングで使う収納ケースは、木製の家具にプラス、藤製のかごや、アイアン、ブリキと素材感を変えることで、表情が出ます。統一感を出そうとすべて同じようなものを配置する方もいますが、合わせ過ぎに注意しましょう。
また、雑貨や小物を飾りながら収納するという点でも、みなさま同じ素材感で飾りをまとめがちです。テーマカラーを決めて、素材感に変化をつけるとまとめやすいですよ。そのポイントは、雑貨の素材感を同じにしないことです。変化をつけるためにガラス製、木製、ブリキ製、陶器…といったように。そして、大事にしていることはグリーンをポイントに入れることです。

Q2 隠す収納のポイントは?

収納したいものに合わせた収納グッズを
隠す収納といっても、「どこに何があるか?」がすぐにわかり、家族みんなが使いやすいことが大切です。それには、入れたいもののサイズにあった収納グッズを使いましょう。
収納場所にあわせて先に収納グッズを購入せずに、入れるものに合わせて選びましょう。
例えば、子どものハンカチやお支度セットは、乱れにくい浅い収納にしたり、資料などは取り出しやすいように立てて並べるファイルにしたり…。洋服などのかさばるものは大きめのボックスにしたり…。
そして、外から見てもわかるように、ラベルを貼ったり、半透明のボックスを使ったりするといいですよ。
しまい込む収納ではなく、「使うための収納」に
みなさん、見えないところに隠すから、なんでもしまい込んでしまいがちです。
でも、大切なのは、しまい込むための収納ではなく、「使うための収納」にすること。しまう時に少し時間をかけて、使う時にすぐに使える状態でしまいましょう!そうすれば、乱れにくくなりますし、ひと目で何がどこにあるかもわかり、次にしまうときにも、使うときにも便利。そのルールを守っていれば、片付けやすくなるはずです。
使用頻度に合わせて、収納場所を決める!
ものによって、「これはよく使うもの」「これはめったに使わないもの」などいろいろあります。そうした使用頻度によって、収納場所も決めるといいでしょう。
中段→下段→上段順で使いやすいので、日ごろよく使うものは中段に、たまにしか使わないものは上段へ。また、手前に比べて奥のほうは取り出しにくいので、上段は、奥のものが取り出しやすいように取手つきケースに入れたりして、収納するといいでしょう。
シンプルな白い収納ケースで圧迫感も少なく
普段は目につくところではありませんが、できるだけ収納ケースは白などの飽きのこないモノを利用しましょう。リビングの一角などに収納コーナーを作ったときも、シンプルなものなら圧迫感がなくおすすめです。

インタビュー

プロフィール
tamiさん
「kiki*blog」
横浜市在住。夫と長男(10歳)、二男(7歳)と4人暮らし。銀行勤めの後、インテリア雑貨店に勤務。結婚後はインテリアの仕事から離れるが、自己流で家のインテリアを楽しむ毎日。マンション暮らしを経て、2010年3月、築28年の木造住宅をほぼ全面リフォーム。快適で心地よい空間づくりを実践しながら、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。雑誌でインテリアや収納&片付けのアイディアを紹介するほか、現在は個人宅の収納コンサルティングの仕事もこなす。快適な収納術や収納グッズの取り入れ方などをアドバイス。ブログでは、訪問したお宅の収納の様子やご自宅の参考例を紹介し、人気を呼んでいる。
お気に入り収納グッズ
トランクケース トランクケース 子どもの玩具の収納にトランクケースは、持ち運びもできて便利。子どもも喜びますね。
ガーデングッズ ガーデングッズは、価格帯もお手頃で、いろいろな場面で利用できます。アイアンのかごにジャガイモなどの根菜類を入れて見せる収納はいかがでしょうか?
滑らないハンガー コストコの滑らないハンガーは、1本のハンガーに何本ものハンガーを連結できて、収納スペースがコンパクトになりますので、おすすめですよ。

Q tamiさんが、インテリアや収納に興味をもつようになったきっかけ、収納が楽しいと感じることは?

雑貨を飾ることが大好きで雑貨SHOPで働いておりました。
ですが、雑貨SHOPとは違って、家には生活感があふれるものがいっぱい。そこで、その生活感のあるものをうまく使いやすく収納して、すっきりした空間を作るようにしてみました。そこにお気に入りの雑貨を飾るとぐんと引き立ち、美しく見えるようになったことが大きかったですね。以来、インテリアや収納にますます興味を持つようになり、収納アドバイザーとしての現在につながっています。
家がキレイだと、いろいろなことのやる気につながるから不思議ですよね。

生活感あふれるものはうまく収納して、すっきりとした空間を作ることが理想。

Q tamiさんにとって、インテリアや収納で大切にしていることやこだわりは?シンプルに快適に暮らすコツなども…。

お気に入りが見つかるまでは、なるべくものを買わないようにしています。
長く大事に使えるものを選ぶ時間が楽しいです。買うことを楽しむより、買うまでの時間を楽しめるようになりたいです。 そうすることで、いらないものが増えないので、なるべくすっきりとシンプルに暮らすことができます。不要なものを少なくすれば、収納することももちろんラク。
すっきりした空間ができれば、好きなインテリアも楽しめますし、お気に入りの雑貨はインテリアのひとつとして、収納しながら飾っておけるので、みなさんにもおすすめです。

オープンな棚にはお気に入りの雑貨を飾るのも、心地よい暮らしの楽しみ方。これも見せる収納のひとつ。

Q ブログを通して、読者に伝えたいことや楽しんでもらいたいことは?また、これから新生活を始める方へのアドバイスを。

整理は、テクニックではなく、心もすっきり前向きになれることです。
今日を大事にていねいに過ごすこと、少しずつの積み重ねを大切にしていただきたいなぁ、と思います。
新生活の始まりは、一番ものが少ない時だと言われています。ちょうどこれから新生活を始める方は、ご自分の持ってるものの量も把握できている時ですので、維持できるように頑張ってくださいね。

みんながくつろげるリビングはお気に入りの家具やものをすっきり配置。
tamiさんが選ぶ3記事
ご自身のブログ「kiki*blog」の中でもお気に入りの記事は…
学習机の配置かえ
子ども部屋の机の配置を変えて、ふたりの机の間に取り出しやすく、しまいやすい収納スペースを設けました。
ひと手間で使いやすくなりました
私のお気に入りのパソコンスペース。奥行きのあるコーナーをうまく活用するため、奥に棚を設けてファイルやお勉強道具を収納。棚の上にはグリーンを飾ってすっきり。
子どもに『片付けの意味』が理解できるまでは?
片付けは、後始末ととらえるとイヤな作業に思われるので、子どもには「片付けしなさい」と言わず、「もとに戻そうね」と言っています。ものと向き合う意味を伝えたい記事です。
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tamiさん、ありがとうございました!次は「IEbiyori」からmkさんの登場です。