思ひつきのタグまとめ

思ひつき」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには思ひつきに関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「思ひつき」タグの記事(40)

  1. 衒學卵 - いんちきばさらとマクガフィン

    衒學卵

     映画の『ロッキー』でロッキー・バルボアがトレーニングの時、ジョッキに入れた生卵を飲み干す場面があつて、亞米利加の観客は一驚を喫したといふ話を耳にしたことがある。 後で知つたところだと、亞米利加人は卵を生で食べる習慣がないさうで、私なぞは寧ろそちらに一驚を喫した。 更に後日、卵の生食は習慣になつてゐる國は世界的に少数だと知つて、もう一ぺん、驚いた。茹でたり蒸したり炒めたり、何かしらの調理…熱...

  2. リクエスト - いんちきばさらとマクガフィン

    リクエスト

     惣菜パンといふのを私は好む。 ハムカツ。 コロッケ。 タマゴ(ここはカタカナにしないと、しつくりこない) ソーセイジ。 小腹は空いてゐるのに食事までは慾しくない。さういふ中途半端な時、實に具合がいい。 併しどうも焼そばパンとは、相性が宜しくないのですね、私の場合。宜しくないと思へる理由ははつきりしてゐて、焼そばはコロッケやハムカツに比べて、パンにあひにくいんではないかと思はれる所為である。...

  3. 黄身 - いんちきばさらとマクガフィン

    黄身

     ご覧のとほり、苦瓜と厚揚げ豚肉にもやしの炒めもの。味つけは塩と胡椒。まあ、ありきたりと云へばありきたりなんだが、寧ろそのありきたりが旨い。かういふのは凝ればいい、とは限らないんですよ。 そのまま塩胡椒で食べるのがいいのは勿論、途中でほんのり醤油を垂らして、気分を変へるのも惡くない。ただこの場合、ひと口のごはんが慾しくなるけれども。  さうさう。 このひと皿の厚揚げには、ちよいと感心した。豚...

  4. 泥棒趣味 - いんちきばさらとマクガフィン

    泥棒趣味

     山梨の県立美術館にはミレーが何点も収藏されてゐて、甲府に足を運んだ際には必ず立ち寄る。ことに『ポーリーヌ・Vの肖像』と『眠れるお針子』は気に入りで、何度見ても飽きない。どうも私はモデルに惚れてゐるのではないかと思ふのだが、ここはそれを絵画で留めおいたミレーの力と云つておきませうか。 ポーリーンとお針子はどちらも小体な額縁で飾られてゐる。堂々とした『種を蒔く人』にくらべると、どことなくひつそ...

  5. 円環 - いんちきばさらとマクガフィン

    円環

     先づ引用から始めませう。『一日の発端である朝食のおかずと、一日の末尾である酒の肴は、おごそかに円環を作るのだと考へてもいいし、どつちも味覚の純粋形態だから一致するのだと言つてもいい。つまりこの両者を兼ねることが絶対できないからこそ、たとへばライス・カレーなんてものは品格の低い食べものなのである。』 丸谷才一の『好きな背広』(文春文庫)に収められた[小説作法]の一節であります。今なら同じ文庫...

  6. 壜 - いんちきばさらとマクガフィン

     婉曲な語法といふのがある。本意眞意を覆ひ隠しながら、寧ろ強調する、ちよいと高級な技術。この高級は用ゐる側だけでなく、受ける方にも求められます。ぼんやりさした語り口で、双方が理解しなくてはいけないもの。恋人同士の語り合ひを思ひ浮べれば、漠然と想像出來さうな気がするが、ちよつとちがふか知ら。婉曲の要諦は本音本心を隠すのではなく、察せしめる点で、これをもつと単純に、相手の想像(ここは妄想と呼びか...

  7. 戯れ歌鰻 - いんちきばさらとマクガフィン

    戯れ歌鰻

     萬葉集には戯れ歌とでも呼べる歌が幾つもあつて、たとへば柿本人麻呂は宴席を中座するにあたつて、"子供が泣いてゐるにちがひないし、妻も私と添ひ寝をしたがつてゐるだらうから"と詠んだ。かういふ社交性を求められたのが上代中世の宮廷文化で、實際はその宴席に、人麻呂がきらひな貴族がゐて、さつさと帰りたかつただけなのかも知れないが、これなら角が立たない。尤もかういふ社交の道具としての和歌は、滅んでゐる。...

  8. 19世紀罐詰 - いんちきばさらとマクガフィン

    19世紀罐詰

     20世紀は戰争の世紀だつたといふ説がある。成る程毒ガスと爆撃と原子爆弾は、20世紀の發明だつたかと思ふと、首肯せざるを得ない。陰惨だなあ。併し陰惨の一方で、20世紀はモーツァルトを發見し直した世紀だといふ意見もあつて、こちらは何となく嬉しくなる。私はモーツァルトを何も知らないが、花やかでいい。 さう云へばかれ即ちモーツァルトに初めて触れたのは、カラヤンが振つた棒でもシェイファーの舞台でもな...

  9. 好もしいあひびき - いんちきばさらとマクガフィン

    好もしいあひびき

    『星のあひびき』丸谷才一・集英社文庫 文庫本に対する好き嫌ひが私にはあつて、たとへばハトロン紙の頃の岩波文庫は好き。講談社文庫はきらひだが、同文芸文庫は好もしい。さういふ視点で云ふと、集英社文庫はきらひな部類に入る。ことに背表紙の惡派手具合は講談社文庫と双璧をなす(これ正しい用法か知ら)酷さで、本棚に並んだ姿は目を背けたくなる。 そんなのは中身に関係ないから、気にする方がをかしいといふ批判は...

  10. 困惑の組合せ - いんちきばさらとマクガフィン

    困惑の組合せ

     ある午后、不意に思ひついたので、ナポリタン・スパゲッティを食べた。"ランチ・セット"とか称したやつ。冷珈琲をつけて、合計から200円の割引きだつた。 200円引きなのは、まあいい。 予想が外れたのは、ナポリタン・スパゲッティに冷珈琲が似合はなかつた点で、これには少し計り、困惑を覚えた。ケチャップの甘さゆゑか、他のスパゲッティでも同じなのか。 何かの本で、紡錘形に盛りつけたスパゲッティ(味つ...

  11. どんな顔つきで - いんちきばさらとマクガフィン

    どんな顔つきで

     山形のだしといふ、さてこれをどう分類すればよいか、胡瓜だの生姜だのを細かく刻んで、粘りを持たせた食べものがある。振りかけのお漬物版と呼ぶのが近いか知ら。 ごはんに乗せてうまい。素麺のつゆに入れてうまいし、冷たく〆た饂飩に混ぜるのもうまい。蕎麦や中華麺はどうだらう。面倒ならそのまま肴乃至つまみにしても勿論うまい。この場合、匙でちよつとづつ、掬ふのが宜しからう。塩がはつきり感じられる分、食べす...

  12. 複雑な構造の驛 - いんちきばさらとマクガフィン

    複雑な構造の驛

    『新版 ローマ共和政』フランソワ・イナール(訳・石川勝二) 白水社 文庫クセジュ 立花隆だつたかと思ふが、翻訳もので讀み辛いと感じたら、先づ訳し方を疑へと書いてあつた。序でに詰らないと感じたなら、投げ出して仕舞へとも書いてあつた。確かにさういふ…讀み辛くて詰らない本があるのは事實の一面なのだが、痛烈だなあ。 但し讀み辛くても興味をそそられる本も中にはあつて、この本はその一冊に加へられる。 共...

  13. 連想 - いんちきばさらとマクガフィン

    連想

     最近めつきり、紙燐寸を見掛けなくなりましたね。煙草を喫むひとが減つてゐるのだから、嘆くにはあたらない。それに電子タバコと云ふのか知ら、ああいふのが受け容れられて、"煙草の先に火を点す"なんて、もう時代遅れの行為になつてゐるのかも知れない。併し喫煙者の愉しみには喫煙具も含まれてゐるもので、煙草入れや灰皿、ライターを挙げれば、煙草を喫まないひとにも漠然と想像してもらへるだらうか。ジッポーの収集...

  14. サバカン! - いんちきばさらとマクガフィン

    サバカン!

     葱と生姜を切らしてゐたのは、2017年下半期最初の痛恨事であつた。 まあそれは兎も角、鯖の味噌煮罐はうまい。以前から何度も触れてゐるから、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏は飽きてゐるだらうが、私は鯖の味噌煮罐に飽きてゐない。諦めてくれ玉へ。 だつて旨いんだもの。 と書けば、私が云ふのは 鯖の味噌煮罐は旨いから飽きない。 何故飽きないと云へばうまいから。 であつて、これは循環論法ではないかと、直ぐに...

  15. 安直豚 - いんちきばさらとマクガフィン

    安直豚

     私が"肉"と書く時、それは概ね牛肉を指す。 "お酒"と書いた時、日本酒を指すのと同じ。 併し最近、その牛肉には無沙汰をしてゐる。好物なのに。 そのくせ、豚肉は縁がある。旨いから好もしいけれども。 さて。このちがひは何だらう。 単純に考へると、値段の差か。同じ100グラムを買ふとして、値段は(部位や産地にもよるだらうが)えらく異なる。明らかに豚肉が廉価だから、手に取るのはそちらになる。少なく...

  16. 洋食屋で"呑まう" - いんちきばさらとマクガフィン

    洋食屋で"呑まう"

     レストランではなく洋食屋なので、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏には先づ、この点をご理解頂く必要がある。 ハンバーグ。 クリームコロッケ。 海老や牡蛎のフライ。 オムレツにオムライス。 マカロニグラタン。 ポークソテー。 ビーフシチュー。 ナポリタンスパゲッティ。 デミグラスソース、タルタルソース、マヨネィーズ、タバスコに粉チーズ。何故だかそこに、醤油とお漬物、ごはんにお味噌汁が同居する(然も不自...

  17. 冷し中華について - いんちきばさらとマクガフィン

    冷し中華について

     好物…いやちがつた、大好物なんである。だつて、旨いぢやあありませんか。暑い季節に貪り喰つてもいいが、寒くなつてから部屋を暖めて、啜りこむのだつてまた、うまい。 昂奮してはいけませんね。 クールにいかう。 冷し中華だけに。 ああいふ麺料理、大陸では見掛けないさうですね。何かの本で讀んだ記憶があるのだが、かれらは我が邦に來て、食べものに多大な興味を示し、また實際に食べもして、併し驛弁の冷たいご...

  18. 密かな樂しみ - いんちきばさらとマクガフィン

    密かな樂しみ

     前後は覚えてゐない。昔の日本人は随分と歌を詠んだ、といふ話。名も残らない、和歌を習つてゐる少女が、嬉しいことがあつたと詠み、哀しいことがあつたと詠み、先生に褒められたといつてまた詠んだ、そんな話。 かういふ風潮がいつ頃まで残つてゐたか、私は知らない。永井荷風は断腸亭に揮毫を求められたと記してあるし、内田百閒もその著書に幾つかの句を載せてゐる。また丸谷才一にもユーモラスなものがあるが、いづれ...

  19. 身近な金属 - いんちきばさらとマクガフィン

    身近な金属

     身近な金属と云へば、罐麦酒に罐詰である。私はさう、思つてゐる。かう書いて、常用の灰皿も金属製だと思ひあたつた。どれもこれも、近すぎて金属といふ意識が持ちにくいね。 罐麦酒も罐詰も灰皿も、軽いからだらうか。 印象の話ではあるが、"金属製と重さ(う)"は直かに結びつく。たとへば30年ほど前のカメラを思ひ出すと、まつたく重い物体だつたでせう。レンズをつけて1キログラムくらゐ、あつたんではなからう...

  20. 我發見セリ - いんちきばさらとマクガフィン

    我發見セリ

     マーケットで刻んだ葱が賣られてゐるのを知つたのはごく最近で、不精者なのにこんな便利なものを見落してゐたのは我ながら恥づかしい。自分で刻みなさいよと云ふひとは、前行の不精者を見逃してゐる筈だから、反省してもらひたい。 繰り返す。 實に便利。 チューブ入り大根おろしの發見以來ではなからうか、こんなに私を喜ばせたのは。あれもべんりなものだが、こちらは1パックで100円くらゐだから、どんどん買つて...

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