思ひつきのタグまとめ

思ひつき」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには思ひつきに関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「思ひつき」タグの記事(47)

  1. 連想 - いんちきばさらとマクガフィン

    連想

     最近めつきり、紙燐寸を見掛けなくなりましたね。煙草を喫むひとが減つてゐるのだから、嘆くにはあたらない。それに電子タバコと云ふのか知ら、ああいふのが受け容れられて、"煙草の先に火を点す"なんて、もう時代遅れの行為になつてゐるのかも知れない。併し喫煙者の愉しみには喫煙具も含まれてゐるもので、煙草入れや灰皿、ライターを挙げれば、煙草を喫まないひとにも漠然と想像してもらへるだらうか。ジッポーの収集...

  2. サバカン! - いんちきばさらとマクガフィン

    サバカン!

     葱と生姜を切らしてゐたのは、2017年下半期最初の痛恨事であつた。 まあそれは兎も角、鯖の味噌煮罐はうまい。以前から何度も触れてゐるから、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏は飽きてゐるだらうが、私は鯖の味噌煮罐に飽きてゐない。諦めてくれ玉へ。 だつて旨いんだもの。 と書けば、私が云ふのは 鯖の味噌煮罐は旨いから飽きない。 何故飽きないと云へばうまいから。 であつて、これは循環論法ではないかと、直ぐに...

  3. 安直豚 - いんちきばさらとマクガフィン

    安直豚

     私が"肉"と書く時、それは概ね牛肉を指す。 "お酒"と書いた時、日本酒を指すのと同じ。 併し最近、その牛肉には無沙汰をしてゐる。好物なのに。 そのくせ、豚肉は縁がある。旨いから好もしいけれども。 さて。このちがひは何だらう。 単純に考へると、値段の差か。同じ100グラムを買ふとして、値段は(部位や産地にもよるだらうが)えらく異なる。明らかに豚肉が廉価だから、手に取るのはそちらになる。少なく...

  4. 洋食屋で"呑まう" - いんちきばさらとマクガフィン

    洋食屋で"呑まう"

     レストランではなく洋食屋なので、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏には先づ、この点をご理解頂く必要がある。 ハンバーグ。 クリームコロッケ。 海老や牡蛎のフライ。 オムレツにオムライス。 マカロニグラタン。 ポークソテー。 ビーフシチュー。 ナポリタンスパゲッティ。 デミグラスソース、タルタルソース、マヨネィーズ、タバスコに粉チーズ。何故だかそこに、醤油とお漬物、ごはんにお味噌汁が同居する(然も不自...

  5. 冷し中華について - いんちきばさらとマクガフィン

    冷し中華について

     好物…いやちがつた、大好物なんである。だつて、旨いぢやあありませんか。暑い季節に貪り喰つてもいいが、寒くなつてから部屋を暖めて、啜りこむのだつてまた、うまい。 昂奮してはいけませんね。 クールにいかう。 冷し中華だけに。 ああいふ麺料理、大陸では見掛けないさうですね。何かの本で讀んだ記憶があるのだが、かれらは我が邦に來て、食べものに多大な興味を示し、また實際に食べもして、併し驛弁の冷たいご...

  6. 密かな樂しみ - いんちきばさらとマクガフィン

    密かな樂しみ

     前後は覚えてゐない。昔の日本人は随分と歌を詠んだ、といふ話。名も残らない、和歌を習つてゐる少女が、嬉しいことがあつたと詠み、哀しいことがあつたと詠み、先生に褒められたといつてまた詠んだ、そんな話。 かういふ風潮がいつ頃まで残つてゐたか、私は知らない。永井荷風は断腸亭に揮毫を求められたと記してあるし、内田百閒もその著書に幾つかの句を載せてゐる。また丸谷才一にもユーモラスなものがあるが、いづれ...

  7. 身近な金属 - いんちきばさらとマクガフィン

    身近な金属

     身近な金属と云へば、罐麦酒に罐詰である。私はさう、思つてゐる。かう書いて、常用の灰皿も金属製だと思ひあたつた。どれもこれも、近すぎて金属といふ意識が持ちにくいね。 罐麦酒も罐詰も灰皿も、軽いからだらうか。 印象の話ではあるが、"金属製と重さ(う)"は直かに結びつく。たとへば30年ほど前のカメラを思ひ出すと、まつたく重い物体だつたでせう。レンズをつけて1キログラムくらゐ、あつたんではなからう...

  8. 我發見セリ - いんちきばさらとマクガフィン

    我發見セリ

     マーケットで刻んだ葱が賣られてゐるのを知つたのはごく最近で、不精者なのにこんな便利なものを見落してゐたのは我ながら恥づかしい。自分で刻みなさいよと云ふひとは、前行の不精者を見逃してゐる筈だから、反省してもらひたい。 繰り返す。 實に便利。 チューブ入り大根おろしの發見以來ではなからうか、こんなに私を喜ばせたのは。あれもべんりなものだが、こちらは1パックで100円くらゐだから、どんどん買つて...

  9. 嗜好の相性 - いんちきばさらとマクガフィン

    嗜好の相性

     もう随分とハンバーガーを食べてゐない。数年前、長野は松本に行つた時、朝の都合で何とかセットを口にしたのが最後で、その前はさて、いつだつたか知ら。古い手帖を捲れば分りさうだが、面倒なのでやめておく。 少年だつた頃の丸太にとつて、ハンバーガーとマクドナルドは同じ意味だつた。ドムドムもモスバーガーもバーガーキングもファーストキッチンもなかつたのだから、仕方がない。その当時(ざつと40年近い昔)の...

  10. 寂しい夜には気をつけろ - いんちきばさらとマクガフィン

    寂しい夜には気をつけろ

     外で呑みたくて懐が些か寂しかつたり、何となく呑みたいけれど、何となく曖昧な気分の夕刻には、立ち呑み屋にもぐりこむ。 精々二はいか三杯引つ掛け、二皿ほどをつまんでお仕舞ひ。 さつさと帰つてよく、別のお店で本格的に始めるのもよい。だから立ち呑みはどうも落ち着かなくつて、と呟くのは心得ちがひなんである。 麦酒に酎ハイ。 呑むのはまあ、そんなところ。 つまむとしたらポテトサラドか冷奴に、もつ煮か鯵...

  11. 心の棚 - いんちきばさらとマクガフィン

    心の棚

     ウェブログをぶらぶら眺めると目につきやすいのが花の冩眞で、花の冩眞を目にする度にどうもうんざりすることが少なからず、ある。さうでない冩眞があるのも当然だが、うんざりする率は低くない。綺麗なのに何故だかさう思へるのは、私にとつて不思議のひとつである。併し不思議不思議と云ふ計りでは藝がない。ひとつ、その事情を考へてみませう。 最初に考へられるのは、こちらに花の知識が丸でないこと。ぱつと見て、こ...

  12. 洗練の受け容れ - いんちきばさらとマクガフィン

    洗練の受け容れ

     ざる蕎麦と云ひ盛り蕎麦と云ふ。ちがひはつゆの取り方とか海苔の有無とか、色々説があるらしいけれど、この稿では区別しない。蕎麦を冷たい水で〆たのを、冷たく仕立てたおつゆで啜りこむのは同じだもの。 かう書くと丸太はえらく素つ気ないなあと思はれかねないが、蕎麦は好物である。尤も私はかけ蕎麦やたぬき蕎麦も好んでゐて、立ち喰ひもまた旨いと思ふから、蕎麦好きを自称するひとからすれば邪道異端に見える可能性...

  13. 小聲の事情 - いんちきばさらとマクガフィン

    小聲の事情

     "もの尽し"といふ日本文學の伝統がある。 春は曙夏は夜秋は夕暮冬はつとめてを思ひ出せば、直ぐに納得してもらへるでせう。或は近代まで進んで、智に働けば角が立つて情に棹させば流されて意地を通せば窮屈な人の世もその変種と見立ててよい。ここで参考までに申し添へると『枕草子』から『草枕』に到るまではざつと十世紀、千年の隔たりがある。 しぶといねえ。 しつこいなあ。 外ツ國の文學から受けた影響が小さく...

  14. 28 - いんちきばさらとマクガフィン

    28

     28ミリの画角は、私より上の世代にとつてどうも、超広角…或は"特殊な"レンズの範疇に入つてゐたらしい。らしいといふのは、それを知らないからで、初めて買つた広角レンズは24ミリだつた。シグマのF2.8で、EOS1000で使つた。確か15センチまで寄れた、そこに惹かれた筈だ。シグマには当時から28ミリF1.8といふ大口径レンズがあつたが、その明るさより寄れる方が魅力的に思へたのは、今に續く好み...

  15. 恋しがる - いんちきばさらとマクガフィン

    恋しがる

     暑さと湿気が肌にまとひつく季節になると苦瓜が恋しくなる。苦瓜を私の好きな表記にすると、ごーやー。苦瓜とごーやーが同じ植物かどうかは知らないが、この稿では同じだとする。 ごーやーと云へば直に連想されるのが沖縄で、十余年前のある時期、私は沖縄にゐた。本島のほぼ中央に位置する沖縄市で、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏には寧ろコザの近辺と云ふ方が判り易いだらうか。 ごーやーの味を覚え馴染んだのはその時で、...

  16. 友乃至供 - いんちきばさらとマクガフィン

    友乃至供

     今回は敢て"白めし"と書く。 品がよくない話題に似合ひの呼び方かと思ふので、清廉の讀者諸嬢諸氏にはご容赦賜りたい。何の話かと云へば白めしの友乃至供を挙げてゆく。以前にも触れたかどうか、記憶は曖昧なのだが、触れ直していけないわけでもなからうから、深くは確かめない。 たとへば海苔。 たとへば梅干し。 たとへば野沢菜漬け。 たとへば浅蜊の佃煮。 たとへば味噌。 たとへば塩昆布。 些かの貧相を覚悟...

  17. サーカス藝 - いんちきばさらとマクガフィン

    サーカス藝

     内田百閒に「おからでシャムパン」といふ短い随筆がある。檸檬を奢つた真つ白なおからを匙で掬ひながら、シャムパンを呑む、ただそれだけの話。丸谷才一は百閒の随筆を『無意味を突き詰めて藝に引つ繰り返した技』と絶讚してゐるが、かういふ藝は眞似出來るものではないよ。サーカスは見物して樂しむものだ。 だからこの稿に藝を期待しちやあいけません。 おからは雪花菜とも書くが、言葉自体が"お(御)+から(殻)"...

  18. 罐詰の 罐詰で 罐詰を - いんちきばさらとマクガフィン

    罐詰の 罐詰で 罐詰を

     食事を用意するのが面倒な時は罐詰を使ふ。ごはんを炊いておけば、それで一食を賄へるのは便利だし、まづいものでもない。お皿にがばつと乗せるだけだと少々寂しいのが難点だが、その辺は幾らでも工夫の余地がある。 買ふのは主に安賣りになつてゐるやつで、大体は鯖や鰯の味噌煮やら水煮やら、そんな風な名目がつけられてゐる。焼き鳥のたれ味や柚子胡椒風味、赤貝の煮つけなんていふのもあつて、賣り場を眺めるのも樂し...

  19. 葷酒危フキ - いんちきばさらとマクガフィン

    葷酒危フキ

     葱韮大蒜の類が好物である。もつと広く香味野菜と云つてもいいけれど、詳しい話が出來ないから避けておく。君子危フキニ近寄ラズ。 それで思ふのは葱の有り難さである。どつしり太い白葱の甘みの旨さといつたら堪らないし、しなやかな青葱の香り抜きで饂飩を啜るなぞ、とても考へられやしない。詰り肴でもおかずでも薬味でも融通無碍な活躍を見せるのが葱であつて、応用力の高さを魚に引き寄せると鮭に似てゐる。 白葱な...

  20. さうに決つてゐる - いんちきばさらとマクガフィン

    さうに決つてゐる

     どうも厚焼き玉子と聞くと、気分が落ち着かなくなつて仕舞ふ。好物だからで、我が親愛なる讀者諸嬢諸氏にも、さういつた食べもののひとつやふたつ、あるでせう。さうに決つてゐるよ。 併し厚焼き玉子とひと口に云つたつて、色々の作り方がある筈で、私はおほむね、塩でうすく味つけした、堅めの仕立てを好む。少し焦げがあつてもかまはないのは、さういふ仕上げに馴染んでゐる…少年の私に出されたのがそんな厚焼き玉子だ...

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