批評のタグまとめ (77件)

批評のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには批評に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。
by 竹林軒出張所

ソビエト連邦のコマーシャル王(2014年・エストニア/フィンランドTraumfabrik)NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリー広告に政治体制の矛盾が見え隠れする 旧ソ連に存在していた唯一のCM製作会社、ERF(エストニア広告フィルム)。ソ連のテレビで放送されるCMを一手に引き受け、繁栄を謳歌していた。しかしソ連崩壊とともに事業から撤退。そもそもこの会社、エストニアに存在していたため、バ...

by 竹林軒出張所

タッチ・ザ・ミュージック 盲目のフルート奏者が“見る”世界(2016年・スウェーデンDEEP SEA PRODUCTIONS/SVERIGES TELEVISION)NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリー目以外の器官で視覚を実現する スウェーデン在住の中国人ウー・ジンは、視力はないが、かつてパラリンピックに出場したこともあるという異色のフルート奏者である。フルートは演奏できるが、目が見え...

by おおたにメモ

 観劇には様々なスタイルがあっていいと思っている。様々なスタイルがなくてはならないと思っている。演劇を楽しむ、演劇をつくるために観る、演劇から何かをつくるために観る、研究的な視点で観る、はたまた演劇を娯楽として捉え、ふらっと来てぼんやりと見る、身内に強制されて仕方なく見る。色んな人がいていいはずである。そんな中で、自分がなぜ批評という立場で演劇を見守りたいと思っているのか。理由は2つある。 ...

by 竹林軒出張所

殷周伝説 太公望伝奇 (1)〜(22)横山光輝著希望コミックス伝説的な軍師、太公望の一代記 横山光輝の遺作。古代中国の王朝、殷が、紂(ちゅう)王の暴政により、周の武王によって倒される過程を描く。原作は、明代に書かれた『封神演義』と『史記』。『封神演義』自体、妖怪とか仙人とか出てくる話である(らしい)ため、このマンガも歴史物語風でありながら、随所にオカルト的な要素が出てくる。『史記』や『三国志...

by 竹林軒出張所

本当はちがうんだ日記穂村弘著集英社飲み屋での会話…みたいな 歌人、穂村弘のエッセイ集。といっても僕はこの人のことをまったく知らなかった。今もあまり知らない。 このエッセイ集は、2003年から2005年にあちこちの雑誌に書いたエッセイをまとめたもので、半分くらいは『小説すばる』に連載したもの。他は『本の雑誌』や『讀賣新聞』など。媒体によって内容も違っており、『小説すばる』に連載したもの(本書の...

by 竹林軒出張所

クー・クラックス・クラン白人至上主義結社KKKの正体浜本隆三著平凡社新書KKKの出自と現代 アメリカの秘密結社、クー・クラックス・クランについて書かれた「日本ではじめての新書」。 クー・クラックス・クラン(KKK)は、アメリカの古いドラマでときどき目にする白装束の一団で、ドラマでは黒人や黒人に理解がある白人を拉致して暴行を加える(場合によっては殺人)集団として描かれ、アメリカ史の暗部を示す素...

by 竹林軒出張所

FAKE(2016年・「Fake」製作委員会)監督:森達也撮影:森達也、山崎裕編集:鈴尾啓太出演:佐村河内守、森達也バッシングされる側の論理 ゴーストライター問題で大バッシングを受けた「作曲家」、佐村河内守のその後(バッシング後)を追うドキュメンタリー。 かつては「現代のベートーヴェン」などと持ち上げられるだけ持ち上げられた佐村河内、その後、当の「ゴーストライター」であった新垣隆が『週刊文春...

by 竹林軒出張所

クロムウェル 英国王への挑戦(2003年・英)監督:マイク・バーカー脚本:ジェレミー・メイヒュー出演:ティム・ロス、ダグレイ・スコット、オリヴィア・ウィリアムズ、ルパート・エヴェレット、ジェームズ・ボラム歴史の流れがあまり見えてこない歴史映画 1649年の英国ピューリタン革命を指導し、国王を処刑してその後護国卿の地位に就いたオリバー・クロムウェルとその同志であるトーマス・フェアファクスの関係...

by 竹林軒出張所

プロミスト・ランド(2012年・米)監督:ガス・ヴァン・サント原案:デイヴ・エガーズ脚本:ジョン・クラシンスキー、マット・デイモン出演:マット・デイモン、ジョン・クラシンスキー、フランシス・マクドーマンド、ローズマリー・デウィット、ハル・ホルブルック『ガスランド』を劇化したような映画 シェール・ガス開発会社で、地権者から掘削権を得る仕事をしている遣り手のビジネスマンが、やがて自分の仕事に疑問...

by 竹林軒出張所

ロンゲスト・ヤード(1975年・米)監督:ロバート・アルドリッチ原案:アルバート・S・ラディ脚本:トレイシー・キーナン・ウィン出演:バート・レイノルズ、エディ・アルバート、マイケル・コンラッド、ジム・ハンプトン、エド・ローター後半は試合を楽しんでください アメリカンフットボールの元花形プロ選手が、とある罪状で刑務所に入れられ、そこで囚人チームを編成して看守チームと闘うことになるという、かなり...

by 竹林軒出張所

マルタイの女(1997年・伊丹プロダクション)監督:伊丹十三脚本:伊丹十三音楽:本多俊之出演:宮本信子、西村雅彦、村田雄浩、高橋和也、津川雅彦、江守徹、名古屋章、山本太郎、近藤芳正、あき竹城、伊集院光笑いとサスペンスがほどよくブレンド 伊丹十三の「〜の女」シリーズの一作にして伊丹の遺作。「マルタイ」とは護衛対象者を表す警察用語で、主人公が殺人事件を目撃したことから犯人につけ狙われることになっ...

by 竹林軒出張所

ミンボーの女(1992年・伊丹プロダクション)監督:伊丹十三脚本:伊丹十三撮影:前田米造音楽:本多俊之出演:宮本信子、宝田明、大地康雄、村田雄浩、大滝秀治、三谷昇、伊東四朗、中尾彬、小松方正、柳葉敏郎革新的「ヤクザ映画」 伊丹十三の「ヤクザ映画」。といってもそこいらのヤクザ映画とはひと味もふた味も違うのは伊丹十三らしい。ヤクザ組織による民事介入暴力(民暴)を扱っており、その手口や撃退方法を紹...

by 竹林軒出張所

スーパーの女(1996年・伊丹プロダクション)監督:伊丹十三原作:安土敏脚本:伊丹十三出演:宮本信子、津川雅彦、金田龍之介、矢野宣、六平直政、高橋長英、三宅裕司、あき竹城、松本明子、小堺一機、伊東四朗「それなり」の映画…… 近所にできた安売りスーパーの安売り攻勢で疲弊したスーパー、正直屋を、主婦が立て直すというストーリーの映画。伊丹十三の映画らしく、スーパーマーケットの裏側が暴かれて興味深い...

by 竹林軒出張所

赤ひげ 第19回「ひとり」(1973年・NHK)演出:中山三雄原作:山本周五郎脚本:倉本聰出演:小林桂樹、あおい輝彦、仁科明子、黒沢年男、浜木綿子、小鹿敦、柳生博落ち着きのある『赤ひげ』 山本周五郎の『赤ひげ診療譚』のドラマ化作品。『赤ひげ』は過去何度も映画化、ドラマ化されているが、これは72年から73年にNHKで全49回に渡って放送されたドラマで、おそらく『赤ひげ』のドラマ化では最高のもの...

by 竹林軒出張所

ラジカセ(2016年・NHK津)演出:桑野智宏脚本:大野敏哉出演:滝藤賢一、向鈴鳥、安藤玉恵、キムラ緑子滝藤賢一が怪演……だが少しもの足りない NHKローカル放送局で製作されたドラマの1本。こちらは「三重発地域ドラマ」と名うたれていて、製作はNHK津である。ちなみに演出はNHK名古屋所属の人。 昭和家電を集めている内向的なオタク中年と子どもとの交流、そして彼らの人間再生の物語。昭和家電という...

by 竹林軒出張所

パリ 戦慄の3日間 〜シャルリ・エブド襲撃事件〜(2015年・英Films of Record)NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリーシャルリ・エブド襲撃事件の全容 2015年1月7日に起こったシャルリ・エブド襲撃事件の経過を、発生から犯人射殺まで時系列で紹介したドキュメンタリー。 イスラム教の始祖ムハンマドを揶揄した風刺画を掲載した新聞、シャルリ・エブドの編集部を、2人組のイスラム原理...

by 竹林軒出張所

フランスで育った“アラーの兵士”(2016年・仏Takia Prod)NHK-BS1 BS世界のドキュメンタリー問題の根源はイスラム教ではなく社会に対する不満である イスラム系フランス人のあるジャーナリスト(イスラム教徒)が、フランス国内のイスラム原理主義に凝り固まった若者に近づき、彼らがどのようにテロに走って行くかを側面から捉えたドキュメンタリー。 このジャーナリスト(身の危険があるため素...

by 竹林軒出張所

巨龍中国大気汚染 超大国の苦闘 〜PM2.5 沈黙を破る人々〜(2017年・NHK)NHK総合 NHKスペシャル目新しさはほとんどない 全土で深刻な大気汚染が進んでいる中国で、今抗議の声を上げている住民達の話。 中国では、3年前に政府が公害対策を進めることを発表したものの、現実には一向に環境は改善されない。その有様は、映像から十分に伝わってくるほどで、人がまともに住める状態ではないということ...

by 竹林軒出張所

土と内臓 微生物がつくる世界デイビッド・モントゴメリー、アン・ビクレー著、片岡夏実訳築地書館植物の根と人間の内臓の中は同じらしい 土壌の細菌が自然の中で果たす役割は非常に大きく、植物や菌類はこういった細菌を根の部分で利用しながら生長する。中には植物を攻撃する細菌もあるが、それはむしろ少数派で、植物は他の細菌を利用しながらこういったいわゆる「悪玉菌」を撃退しているという。一方で、我々の内臓(特...

by 竹林軒出張所

問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論エマニュエル・トッド著、堀茂樹訳文春新書トッド概論といったところ 『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』同様、文春新書によるエマニュエル・トッドの講演、インタビュー集。文春新書らしい非常にお手軽な作りの本ではあるが、トッドが語る世界観が凝縮されていて、この本もまったくないがしろにできない。 この本で語られているのは、英国のEU...

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