文学者・作家のタグまとめ

文学者・作家」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには文学者・作家に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「文学者・作家」タグの記事(34)

  1. 夜ふかしして読む本 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    夜ふかしして読む本

    2017年9月10日(日)【夏の夜ふかし】 おみくじを引いて、出た番号と同じ本が今日のあなたの夜ふかし本。三省堂書店で面白い企画をやっていた。どんな本が入っているかわからないので封を開けるまではワクワクする。一種の福袋のような感覚、自分からは決して買うことのない本が手に入り、思わぬ感動に出逢えるかもしれない。。。そんな期待を抱かせる。なんってリアル!著者にしては短めの物語なんですが、その重量...

  2. 「下手なオーケストラというものはない。ただ下手な指揮者がいるだけだ」 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    「下手なオーケストラというものはない。ただ下手な指揮者...

    2017年9月5日(火)たとえば、こういう言葉がある。「下手なオーケストラというものはない。ただ下手な指揮者がいるだけだ。」こういう言い方はまともに捉えると往々誤解をまねきやすいが、真理の一端を示していることは否定できない。そして、フルトヴェングラーがこの言葉を肯定して引用していることもはじめに言っておかねばならない。これは尊敬する音楽評論家猿田悳氏の著書『フルトヴェングラー 生涯と芸術』の...

  3. つまるところ”好みの差” - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    つまるところ”好みの差”

    2017年8月30日(水)ボクは今までに音楽評論家で尊敬し、また信頼をおいてきた人は僅かに3人しかいない。吉田秀和(1913~2012)、河上徹太郎(1902~1980)、そしてもう一人はほとんど無名に近い人だが猿田悳(1926~1975)である。おもしろいことにこの3人のなかで純然たる音楽評論家は吉田秀和だけであって、河上徹太郎はフランス象徴主義に裏打ちされた思想を背景に文芸評論が専門だし...

  4.  『みなかみ紀行』を辿って その2 星野温泉・嬬恋温泉 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    『みなかみ紀行』を辿って その2 星野温泉・嬬恋温泉

    2017年8月27日(日)『みなかみ紀行』若山牧水16日の夜は軽井沢の星野温泉に泊った。そこに集った6人は旧知の仲なので和やかな酒となった。牧水は最初、岩村田の歌会が終ったらその足で汽車に乗り高崎まで引き返し、そこで自分一人で沼田へ入り、そこから片品川に沿うて下野の方へ越えるつもりであった。でも久しぶりに友と会って、のんびりした気分になり、もうすこし山や谷を歩き回りたくなったのだった。十月十...

  5. 馬のバリカン - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    馬のバリカン

    2017年8月27日(日)九時過ぎたので、床屋の弟子の微かな疲れと睡気とがふっと青白く鏡にかゝり、室は何だかがらんとしてゐる。「俺は小さい時分何でも馬のバリカンで刈られたことがあるな。」「えゝ、ございませう。あのバリカンは今でも中国の方ではみな使って居ります。」「床屋で?」「さうです。」「それははじめて聞いたな。」「大阪でも前は矢張りあれを使ひました。今でも普通のと半々位でせう。」「さうかな...

  6. 「私の歌はその時々の私の命の砕片である」 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    「私の歌はその時々の私の命の砕片である」

    2017年8月24日(木)~私は獨りして飮むことを愛する。かの宴會などといふ場合は多くたゞ酒は利用せられてゐるのみで、酒そのものを味はひ樂しむといふことは出來難い。白玉の齒にしみとほる秋の夜の酒は靜かに飮むべかりけり酒飮めば心なごみてなみだのみかなしく頬を流るるは何ぞかんがへて飮みはじめたる一合の二合の酒の夏のゆふぐれわれとわが惱める魂の黒髮を撫づるとごとく酒は飮むなり酒飮めば涙ながるるなら...

  7. 子規が愛した俳人 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    子規が愛した俳人

    2017年8月23日(水)夏菊は貧にして且いさぎよし  紅緑子規門下の四天王と言われた俳人に、高浜虚子、河東碧梧桐、石井露月、佐藤紅緑がいる。そのなかでとりわけ正岡子規が目を掛けたのは紅緑である。虚子は今までに何度か書いたが、なにか世渡り上手に映り、人物的に好きではない。師である正岡子規を後に「子規」と呼び捨てたり、夏目漱石とは格があまりにも違うにもかかわらず、自分と同一視するような横柄なと...

  8. 今は記えず・・・ - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    今は記えず・・・

    2017年8月23日(水)池のほとりに柿の木あり幹かたむきて 水古りし 堤の上をゆきかよふ路もなつかし草青き小路の彼方松高く築地は低き学び舎にわれは年ごろ何ごとを学びたりけん今は記えず 旅行に出て汽車の窓からつと見かける小学校の建もの、その校庭や体操器械など、小さな花壇や鳩小舎など、いつ見かけても心をひかれるもののあるのを覚える。さういふ時に私の心を掠める古い記憶はなつかしい。記憶といつても...

  9. ヴォルフの珍しいピアノ曲を聴いて・・・ - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    ヴォルフの珍しいピアノ曲を聴いて・・・

    2017年8月21日(月)アナ=マリア・マルコヴィナのピアノを久々に聴いている。ヘルマン・ヘッセがライナー・デルに宛てた手紙の中で「ブラームスを私はあまり好みません。そもそも彼の時代の音楽は、フーゴー・ヴォルフを除いてあまり好きではないのです」と語っている。それで、今朝は少しヴォルフを振り返ってみようとNMLを物色していると彼女の弾くヴォルフ:ピアノ作品集>なる1枚に出会った。だいたいヴォル...

  10. 夏の終り - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    夏の終り

    2017年8月18日(金)今朝の雷鳴は凄まじかった。ときおり放つ大爆音が耳をつんざく・・・その地響きは珍しく小一時間も続いた。夏の終りを迎えるのか・・・ここアルプスの南側では夏の盛りは美しく輝かしかったが、二週間前から毎日、夏の終りへのあのひそかな不安を、あらゆる美につきものでこの上なく強烈な隠し味だと知っているあの不安を私は感じ、とりわけ雷雨の兆候を、どんなにかすかでも恐れていた。というの...

  11. 志賀直哉と草津温泉 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    志賀直哉と草津温泉

    2017年8月17日(木)今日、SUBARU のハットリくんと出会ったら、痩せた僕を見て驚いていた。何せダイエットして8kg減量したもんだから当然と言えば当然なわけで・・・でも日焼けして元気そうとも言ってくれた。一時期の、骨川筋衛門から、最近では小筋付衛門になってきたので幾分かは体感もしっかりしてきたように思う。それにしてもこの蒸し暑さはナンなんだ。ベトベトネチャネチャ堪りませんなあ~こうい...

  12.  ヘルマン・ヘッセの音楽観   その2 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    ヘルマン・ヘッセの音楽観   その2

    2017年8月16日(水)ヘルマン・ヘッセ (1877~1962)は告白している。幼いころからあらゆる目に見えぬ諸力のなかで、音楽こそが自分を最も強く捉え、支配するよう定められていると感じた、と。そして、自分は12歳になるまで何ひとつ楽器を習わなかったし、楽譜に触れる事すらなかったと。でも、自分の血の中には、拍子もリズムも自分の命とともにあって、そのことは既に自分は十分に音楽家であった。そし...

  13. ヘルマン・ヘッセの音楽観 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    ヘルマン・ヘッセの音楽観

    2017年8月15日(火)イ・ムジチ合奏団の演奏で一世を風靡したヴィヴァルディの「四季」、実は最初にこの曲を世に紹介する役割を果 たし たのはカール・ミュ ンヒ ンガー盤(1958年)だった。その翌年にイ・ムジチ盤が世に出て、話題をさらい、フェリックス・アーヨの演奏以降リーダーが変わるにつれて幾度かの録音が行われ、70年代に入って、「四季」の定番はイ・ムジチ合奏団ということになった。ところが...

  14. 残酷な”空想”だろうか? - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    残酷な”空想”だろうか?

    2017年8月13日(日)猫の耳というものはまことに可笑しなものである。薄ぺったくて、冷たくて、竹の子の皮のように、表には絨毛が生えていて、裏はピカピカしている。硬いような、柔かいような、なんともいえない一種特別の物質である。私は子供のときから、猫の耳というと、一度「切符切り」でパチンとやって見度くて堪らなかった。これは残酷な空想だろうか?『愛撫』梶井基次郎もう3時間以上も激しい雨が降り続い...

  15. ありそうでなかった演奏 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    ありそうでなかった演奏

    2017年8月9日(水)バッハの無伴奏チェロ組曲。この曲を管弦楽で演奏するのは聴くことが時折あるが、フルートの独奏は珍しい。しかしよく考えれば、フルート独特のこの澄み切った音色は、この曲想にピッタリ合うではないのか。なぜ今まで気がつかなかったのか、ありそうでなかった演奏である。バッハ:フルート編・無伴奏チェロ組曲第1番~第3番 (工藤重典フルート編)第1番 ト長調 BWV 1007 第2番...

  16. 「千福」を知っていたら・・・ - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    「千福」を知っていたら・・・

    2017年8月5日(土)またまた健一です。呉は今度の戦争で殆ど全焼して「千福」も焼跡に新築した部分が目立つが、酒を作っている場所に特有の落着きはある。如何に近代的な設備を誇っても、日本酒を作る過程そのものは手工業であって、これは葡萄酒やウイスキーと変りはない。瓶詰が前より手際よく行うようになった位のものである。呉で飲んだ「千福」は、この旅行で飲んだ中で一番旨い酒だった。尤も、これは「千福」を...

  17. 高級な文学の話 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    高級な文学の話

    2017年8月3日(木)朝飯の途中で雨が降りだした。今度の旅行は雪の山が見え始めた頃から曇っていて、それが酒を飲む気持ちを更に引き立ててくれたが、この時の雨のように旅情を覚えさせてくれたものはなかった。もう誰も、本間美術館に見に行きましょうなどと言うものはなかった。ルーブル展が巡業していた所で、行きはしなかっただろうと思う。「日本海」の上りが着く時間まで飲んで、秋田に帰るのでまだ飲んでいられ...

  18. 8月1日というだけで話題は尽きない。 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    8月1日というだけで話題は尽きない。

    2017年8月1日(火) 安芸の宮島駅へ着いたのは、午前四時半、まだ日が上がらぬ。直ぐ船の乗場へ出る。水盤のように平かな海峡だ。紺青色の島に藍色の霧が流れる、空にも水にも流れる。下ノ関丸は五六十噸ばかりの綺麗な汽船だ。吼えるように汽笛を鳴らして錨を抜く。十五分間で厳島に着いた。まだ静かに眠っている山裾に島の人は既に起きている。霧に濡れた朱塗の大廊下を履のままで歩むのは好い心持だ。潮の退いてい...

  19. うつくしき川は流れたり そのほとりに我は住みぬ - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    うつくしき川は流れたり そのほとりに我は住みぬ

    2017年7月31日(月)小景異情その一白魚はさびしやそのくろき瞳はなんといふなんといふしほらしさぞよそとにひる餉げをしたたむるわがよそよそしさとかなしさとききともなやな雀しば啼けりその二ふるさとは遠きにありて思ふものそして悲しくうたふものよしやうらぶれて異土の乞食かたゐとなるとても帰るところにあるまじやひとり都のゆふぐれにふるさとおもひ涙ぐむそのこころもて遠きみやこにかへらばや遠きみやこに...

  20. 芥川龍之介没90年 - ホンマ!気楽おっさんの蓼科偶感

    芥川龍之介没90年

    2017年7月24日(月)人生を幸福にするためには、日常の瑣事(さじ)を愛さなければならぬ。「侏儒の言葉」芥川龍之介(大正12年~昭和2年)芥川龍之介の親友であった菊池寛は言った。芥川の死について、いろいろな事が、書けそうで、そのくせ書きだして見ると、何も書けない。死因について我々にもハッキリしたことは分からない。分からないのではなく結局、世人を首肯させるに足りるような具体的な原因はないと言...

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