翻訳書のタグまとめ

翻訳書」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには翻訳書に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「翻訳書」タグの記事(18)

  1. 『死の翌朝』(ニコラス・ブレイク、訳=熊木信太郎、論創社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『死の翌朝』(ニコラス・ブレイク、訳=熊木信太郎、論創社)

    『The Morning After Death』(Nicholas Blake、1966)舞台はハーバード大学がモデルと思われるガボット大学。登場するのはガボット大学の教授をはじめとする大学関係者たち。主要人物は以下の通り(登場順)。*ナイジェル・ストレンジウェイズ……イギリス人の私立探偵。客員研究者としてガボット大学ホーソン・ハウスの寄宿舎に滞在中。*チャールズ・ライリー……アイルランド...

  2. 『バーチウッド』(ジョン・バンヴィル、訳=佐藤亜紀・岡崎淳子、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『バーチウッド』(ジョン・バンヴィル、訳=佐藤亜紀・岡...

    『Birchwood 』(John Banville、1973)舞台はアイルランド。語り手は長い不在のあとでかつて住んでいた屋敷バーチウッドに戻ってきたガブリエル・ゴドキン。「ひとはあるがままを覚えていると思い込んでいるが、実のところ未来まで持ち越せるのは、ありもしない過去を造り上げる断片でしかない。(中略)輝く夏の朝、屋敷の部屋には素早く静かな警戒感が漲り、玩具やティーカップは前夜のままな...

  3. 『あるロマ家族の遍歴』(ミショ・ニコリッチ、訳=金子マーティン、現代書館) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『あるロマ家族の遍歴』(ミショ・ニコリッチ、訳=金子マ...

    『und dann zogen wir weiter 』(MišoNikolić)本書の元となっている原書は『そしてわれわれは旅をつづけた~あるロマ家族の遍歴~』(1997)と『放浪者~あるロムの歩んだ道~』(2000)の2冊で、いずれもオーストリア・ドイツ語で書かれたもの。著者は1941年に生まれ、ベオグラード市北端にあるロマ居住区で青年時代を過ごし、のちに難民としてウィーンに定住した。1...

  4. 『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』(レイチェル・ジョイス、訳=亀井よし子、講談社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』(レイチェ...

    『The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry』(RachelJoyce)主人公のハロルドは定年退職して半年の65歳の男。学もなく引っ込み思案の性格だが、青年期に一瞬輝いたときに美人の妻モーリーンを得た。そして生まれた男の子デイヴィッドは大変な秀才で、青年期になるとハロルドの手の届かないところに行ってしまう。いい父子関係が築けないハロルドに失望した妻もハロルドを...

  5. 『この素晴らしき世界』(ペトル・ヤルホフスキー、訳=千野栄一、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『この素晴らしき世界』(ペトル・ヤルホフスキー、訳=千...

    『Musíme si pomáhat』(Petr.Jarchovský)原題の意味は「我々はお互いに助け合わなければならない」。翻訳は千野栄一が未完成のまま他界した後、パートナーである保川亜矢子(3章以降)と娘である千野花江(2章)によって完成された。(したがって訳者名は3人の名を併記すべきだが、ブログの制約のため上のような表記になったことを訳者と出版社にお詫びする。) さて、本書は2012...

  6. 『書店主フィクリーのものがたり』(ガブリエル・ゼヴィン、訳=小尾芙佐、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『書店主フィクリーのものがたり』(ガブリエル・ゼヴィン...

    『The Storied Life of a J.Fikry』(GabrielleZevin)表紙裏の紹介文はこんな具合になっている。その書店は島で唯一の、小さな書店――偏屈な店主のフィクリーは、来る日も来る日も、一人で本を売っていた。ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポーの稀覯本が盗まれ、またある日、書店の中には女の赤ん坊がぽつんと置かれていた。フィクリーはこの子を育てる決心をする。す...

  7. 『いないも同然だった男』(パトリス・ルコント、訳=桑原隆行、春風社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『いないも同然だった男』(パトリス・ルコント、訳=桑原...

    『Le garçonqui n’existait pas』(Patrice Leconte)本作は『髪結いの亭主』などで知られるフランスの映画監督ルコントによる4作目の小説である。「本は本、映画は映画だ」と言う作者は「日本語版に寄せて」という文で次のように読者に語りかけている。読者の皆さんが手にされているのは私の最新の小説です。常識はずれで、突拍子もない恋愛物語、決して映画にはなり得なかった...

  8. 『歳月』(鄭智我、訳=橋本智保、新幹社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『歳月』(鄭智我、訳=橋本智保、新幹社)

    『봄빛』(정지아)原題は「春の光」。1965年に生まれ、『パルチザンの娘』で文壇デビューした作家による短編集である本書には8つの作品が収録されている。個人の人生に食い込んだ現代史の桎梏を基調にして、人生の最後の段階に至った人々と、彼らに振り回されたり優しく見守ったりする人々の作り出す情景を描いた作品が多い。*風景――主人公は還暦を過ぎた男。村の中心部から遠く離れた山中で、100歳近い母親と二...

  9. 『女たちのなかで』(ジョン・マクガハン、訳=東川正彦、国書刊行会) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『女たちのなかで』(ジョン・マクガハン、訳=東川正彦、...

    『Amongst Women』(JohnMcGahern)舞台はアイルランドの田園地方。登場するのはグレートメドーと呼ばれる家に住む家族で、アイルランド独立戦争の闘士だったモランが専制君主のように君臨している。そしてマギー、モナ、シーラの三人娘と末っ子のマイケル、そして後妻のローズが、気性が激しく気分屋でもあるモランを上手に立てて暮らしている。たとえば、働き者で体力のあるモランは家族にも同様...

  10. 『ぼくが逝った日』(ミシェル・ロスタン、訳=田久保麻里、白水社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ぼくが逝った日』(ミシェル・ロスタン、訳=田久保麻里...

    『Le Fils』(Michel Rostain,2011)本書はそのユニークなタイトルに惹かれて手に取ってみた。そして読み始めたとたんに、「昼日中から毎日必ず泣けてきて、それが五分でやんだり、十分ずつ三回くりかえしたり、一時間ぶっ通しだったりする親父」にでくわした。これだけでこの作品は父親を残して「逝って」しまった息子が語る物語だとわかる。原題は『息子』であるが、本書のタイトルの方がずっと...

  11. 『彫刻家の娘』(トーベ・ヤンソン、訳=冨原真弓、講談社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『彫刻家の娘』(トーベ・ヤンソン、訳=冨原真弓、講談社)

    『Bildhuggarens dotter』(Tove Jansson)本作は『ムーミン』でおなじみの作者が綴った自伝的子ども時代の物語。作者の父親ヴィクトル・ヤンソンはヘルシンキの公園でもその作品が見られるという著名な彫刻家で、母親も本書に「造幣局に切手の絵を描きに行く」というくだりがあるようによく知られた挿絵画家だったようだ。そしてこの芸術家一家は1年のうち4ヶ月を小さな島で過ごすのが習...

  12. 『オリエント急行戦線異状なし』(マグナス・ミルズ、訳=風間賢二、DHC) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『オリエント急行戦線異状なし』(マグナス・ミルズ、訳=...

    『All Quiet on the Orient Express』(MagnusMills, 2003)著者は1954年イギリスに生まれ、イギリスやオーストラリアで様々な臨時雇いを転々とした後、ロンドンでバスの運転手となる。1998年に『フェンス』で文壇デビューし、デビュー後もバスの運転手を続け、後に郵便配達人に転職。現在は執筆に専念しているという(表紙裏にある紹介文より)。本書は上記のよう...

  13. 『椅子取りゲーム』(孔枝泳、訳=加納健次・金松伊、新幹社、2012) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『椅子取りゲーム』(孔枝泳、訳=加納健次・金松伊、新幹...

    『의자놀이』(공지영)本書の前書きで著者は「初めて文学ではない本を書いた」と言っている。すなわち本書は、は韓国で影響力のある作家の一人である著者によるルポルタージュであり、残酷な「椅子取りゲーム」の犠牲者たちと痛みを共にした著者の「史実エッセー」である。きっかけは2011年にツイッターで知ったある出来事だった。2月26日の朝、サンヨン自動車無給休職者の父親(44歳)が死んでいるのを17歳の息...

  14. 『八月の日曜日』(パトリック・モディアノ、訳=堀江敏幸、水声社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『八月の日曜日』(パトリック・モディアノ、訳=堀江敏幸...

    『Dimanches  d’août』(Patrick Modiano, 1986)物語はこんなふうに始まる。「とうとう彼がこちらに目をやった。ニースのガンベッタ大通りに足を踏み入れた辺りだった。彼は革のジャケットやコートを売る露天の前の、お立ち台に立っていた。私はその売り口上に耳を傾けている人だかりの、最前列に滑り込んでいた。私を見ると、口調はあの露天商特有のなめらかさを失って、ずっと淡泊...

  15. 『鳥たちが聞いている』(バリー・ロペス、訳=池央耿・神保睦、角川書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『鳥たちが聞いている』(バリー・ロペス、訳=池央耿・神...

    『Field Notes』(Barry Lopez)サブタイトルにThe Grace Note of the CanyonWren(ミソサザイの装飾音)とある。本書には深く豊かな自然、自然に身をゆだねれば聞こえてくる音、そこから生まれる様々な思索が綴られた12の短編が収録されている。*鳥たちが聞いている――モハヴェ沙漠東部から海に向かった旅人。無謀な旅だったと絶望しかけたとき、水辺の鳥である...

  16. 『停電の夜に』(ジュンパ・ラヒリ、訳=小川孝義、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『停電の夜に』(ジュンパ・ラヒリ、訳=小川孝義、新潮ク...

    『Interpreter of Maladies』(Jhumpa Lahiri, 1999)著者は1967年ロンドン生まれのベガル系インド人。3歳で家族とともにアメリカに移住しており、実質的にはアメリカ人である(見た目は無敵のベンガル美人)。主要な作品として次のものがある。『その名にちなんで』(The Namesake, 2003)、『低地』(The Lowland, 2013)、『べつの言...

  17. 『賢者の贈り物』(O・ヘンリー、訳=小川高義、新潮社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『賢者の贈り物』(O・ヘンリー、訳=小川高義、新潮社)

    『The Gift of Magi』(O. Henry)読書会「かんあおい」2017年4月の課題図書。本書はO・ヘンリーの381の短編から数十編を選んで3冊にまとめた「O・ヘンリー傑作選」の第1集で、16の短編が収録されている。O・ヘンリー作品の舞台は主にニューヨークのハドソン川とイースト川に挟まれたマンハッタン、時代は20世紀初頭である。作品の特徴はどんでん返し(twist ending)...

  18. 『冬の灯台が語るとき』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代、早川ポケットミステリー) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『冬の灯台が語るとき』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代...

    『Nattfåk』(Johan Theorin, 2008)原題の意味は「夜のブリザード」。作者は1963年スウェーデンのイェーテボリで生まれたジャーナリスト・作家。本書はデビュー作『黄昏に眠る秋』で始まるシリーズの第2弾で、舞台はバルト海に浮かぶエーランド島という細長い小島。エーランド橋によって本土のカルマルと繋がっているが、昼はバルト海の絶景、夜は灯台の光が隣人、という辺鄙な所である。物...

1 - 18 / 総件数:18 件

似ているタグ