翻訳書のタグまとめ

翻訳書」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには翻訳書に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「翻訳書」タグの記事(19)

  1. 『この素晴らしき世界』(ペトル・ヤルホフスキー、訳=千野栄一、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『この素晴らしき世界』(ペトル・ヤルホフスキー、訳=千...

    『Musíme si pomáhat』(Petr.Jarchovský)原題の意味は「我々はお互いに助け合わなければならない」。翻訳は千野栄一が未完成のまま他界した後、パートナーである保川亜矢子(3章以降)と娘である千野花江(2章)によって完成された。(したがって訳者名は3人の名を併記すべきだが、ブログの制約のため上のような表記になったことを訳者と出版社にお詫びする。) さて、本書は2012...

  2. 『書店主フィクリーのものがたり』(ガブリエル・ゼヴィン、訳=小尾芙佐、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『書店主フィクリーのものがたり』(ガブリエル・ゼヴィン...

    『The Storied Life of a J.Fikry』(GabrielleZevin)表紙裏の紹介文はこんな具合になっている。その書店は島で唯一の、小さな書店――偏屈な店主のフィクリーは、来る日も来る日も、一人で本を売っていた。ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポーの稀覯本が盗まれ、またある日、書店の中には女の赤ん坊がぽつんと置かれていた。フィクリーはこの子を育てる決心をする。す...

  3. 『いないも同然だった男』(パトリス・ルコント、訳=桑原隆行、春風社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『いないも同然だった男』(パトリス・ルコント、訳=桑原...

    『Le garçonqui n’existait pas』(Patrice Leconte)本作は『髪結いの亭主』などで知られるフランスの映画監督ルコントによる4作目の小説である。「本は本、映画は映画だ」と言う作者は「日本語版に寄せて」という文で次のように読者に語りかけている。読者の皆さんが手にされているのは私の最新の小説です。常識はずれで、突拍子もない恋愛物語、決して映画にはなり得なかった...

  4. 『歳月』(鄭智我、訳=橋本智保、新幹社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『歳月』(鄭智我、訳=橋本智保、新幹社)

    『봄빛』(정지아)原題は「春の光」。1965年に生まれ、『パルチザンの娘』で文壇デビューした作家による短編集である本書には8つの作品が収録されている。個人の人生に食い込んだ現代史の桎梏を基調にして、人生の最後の段階に至った人々と、彼らに振り回されたり優しく見守ったりする人々の作り出す情景を描いた作品が多い。*風景――主人公は還暦を過ぎた男。村の中心部から遠く離れた山中で、100歳近い母親と二...

  5. 『女たちのなかで』(ジョン・マクガハン、訳=東川正彦、国書刊行会) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『女たちのなかで』(ジョン・マクガハン、訳=東川正彦、...

    『Amongst Women』(JohnMcGahern)舞台はアイルランドの田園地方。登場するのはグレートメドーと呼ばれる家に住む家族で、アイルランド独立戦争の闘士だったモランが専制君主のように君臨している。そしてマギー、モナ、シーラの三人娘と末っ子のマイケル、そして後妻のローズが、気性が激しく気分屋でもあるモランを上手に立てて暮らしている。たとえば、働き者で体力のあるモランは家族にも同様...

  6. 『ぼくが逝った日』(ミシェル・ロスタン、訳=田久保麻里、白水社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ぼくが逝った日』(ミシェル・ロスタン、訳=田久保麻里...

    『Le Fils』(Michel Rostain,2011)本書はそのユニークなタイトルに惹かれて手に取ってみた。そして読み始めたとたんに、「昼日中から毎日必ず泣けてきて、それが五分でやんだり、十分ずつ三回くりかえしたり、一時間ぶっ通しだったりする親父」にでくわした。これだけでこの作品は父親を残して「逝って」しまった息子が語る物語だとわかる。原題は『息子』であるが、本書のタイトルの方がずっと...

  7. 『彫刻家の娘』(トーベ・ヤンソン、訳=冨原真弓、講談社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『彫刻家の娘』(トーベ・ヤンソン、訳=冨原真弓、講談社)

    『Bildhuggarens dotter』(Tove Jansson)本作は『ムーミン』でおなじみの作者が綴った自伝的子ども時代の物語。作者の父親ヴィクトル・ヤンソンはヘルシンキの公園でもその作品が見られるという著名な彫刻家で、母親も本書に「造幣局に切手の絵を描きに行く」というくだりがあるようによく知られた挿絵画家だったようだ。そしてこの芸術家一家は1年のうち4ヶ月を小さな島で過ごすのが習...

  8. 『オリエント急行戦線異状なし』(マグナス・ミルズ、訳=風間賢二、DHC) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『オリエント急行戦線異状なし』(マグナス・ミルズ、訳=...

    『All Quiet on the Orient Express』(MagnusMills, 2003)著者は1954年イギリスに生まれ、イギリスやオーストラリアで様々な臨時雇いを転々とした後、ロンドンでバスの運転手となる。1998年に『フェンス』で文壇デビューし、デビュー後もバスの運転手を続け、後に郵便配達人に転職。現在は執筆に専念しているという(表紙裏にある紹介文より)。本書は上記のよう...

  9. 『椅子取りゲーム』(孔枝泳、訳=加納健次・金松伊、新幹社、2012) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『椅子取りゲーム』(孔枝泳、訳=加納健次・金松伊、新幹...

    『의자놀이』(공지영)本書の前書きで著者は「初めて文学ではない本を書いた」と言っている。すなわち本書は、は韓国で影響力のある作家の一人である著者によるルポルタージュであり、残酷な「椅子取りゲーム」の犠牲者たちと痛みを共にした著者の「史実エッセー」である。きっかけは2011年にツイッターで知ったある出来事だった。2月26日の朝、サンヨン自動車無給休職者の父親(44歳)が死んでいるのを17歳の息...

  10. 『八月の日曜日』(パトリック・モディアノ、訳=堀江敏幸、水声社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『八月の日曜日』(パトリック・モディアノ、訳=堀江敏幸...

    『Dimanches  d’août』(Patrick Modiano, 1986)物語はこんなふうに始まる。「とうとう彼がこちらに目をやった。ニースのガンベッタ大通りに足を踏み入れた辺りだった。彼は革のジャケットやコートを売る露天の前の、お立ち台に立っていた。私はその売り口上に耳を傾けている人だかりの、最前列に滑り込んでいた。私を見ると、口調はあの露天商特有のなめらかさを失って、ずっと淡泊...

  11. 『鳥たちが聞いている』(バリー・ロペス、訳=池央耿・神保睦、角川書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『鳥たちが聞いている』(バリー・ロペス、訳=池央耿・神...

    『Field Notes』(Barry Lopez)サブタイトルにThe Grace Note of the CanyonWren(ミソサザイの装飾音)とある。本書には深く豊かな自然、自然に身をゆだねれば聞こえてくる音、そこから生まれる様々な思索が綴られた12の短編が収録されている。*鳥たちが聞いている――モハヴェ沙漠東部から海に向かった旅人。無謀な旅だったと絶望しかけたとき、水辺の鳥である...

  12. 『停電の夜に』(ジュンパ・ラヒリ、訳=小川孝義、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『停電の夜に』(ジュンパ・ラヒリ、訳=小川孝義、新潮ク...

    『Interpreter of Maladies』(Jhumpa Lahiri, 1999)著者は1967年ロンドン生まれのベガル系インド人。3歳で家族とともにアメリカに移住しており、実質的にはアメリカ人である(見た目は無敵のベンガル美人)。主要な作品として次のものがある。『その名にちなんで』(The Namesake, 2003)、『低地』(The Lowland, 2013)、『べつの言...

  13. 『賢者の贈り物』(O・ヘンリー、訳=小川高義、新潮社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『賢者の贈り物』(O・ヘンリー、訳=小川高義、新潮社)

    『The Gift of Magi』(O. Henry)読書会「かんあおい」2017年4月の課題図書。本書はO・ヘンリーの381の短編から数十編を選んで3冊にまとめた「O・ヘンリー傑作選」の第1集で、16の短編が収録されている。O・ヘンリー作品の舞台は主にニューヨークのハドソン川とイースト川に挟まれたマンハッタン、時代は20世紀初頭である。作品の特徴はどんでん返し(twist ending)...

  14. 『冬の灯台が語るとき』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代、早川ポケットミステリー) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『冬の灯台が語るとき』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代...

    『Nattfåk』(Johan Theorin, 2008)原題の意味は「夜のブリザード」。作者は1963年スウェーデンのイェーテボリで生まれたジャーナリスト・作家。本書はデビュー作『黄昏に眠る秋』で始まるシリーズの第2弾で、舞台はバルト海に浮かぶエーランド島という細長い小島。エーランド橋によって本土のカルマルと繋がっているが、昼はバルト海の絶景、夜は灯台の光が隣人、という辺鄙な所である。物...

  15. 『アーサー王最後の戦い』(ローズマリ・サトクリフ、訳=山本史郎、原書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『アーサー王最後の戦い』(ローズマリ・サトクリフ、訳=...

    『The Road to Camlann』(Rosemary Sutcliff)本書は児童向け歴史小説で知られるサトクリフによる大人向けの歴史小説「サトクリフ三部作」の三巻目である。第一巻『アーサー王と円卓の騎士』と第二巻『アーサー王と聖杯の物語』も同じ原書房から出版されている。ところでこの本を読んだのは、『忘れられた巨人』の主要キャラクターの一人であるガウェインについて知るためだった。さて...

  16. まる さんかく しかくのバッグの翻訳本のお知らせ - dekobo

    まる さんかく しかくのバッグの翻訳本のお知らせ

    雨の週末。車で移動しながらあちらこちらで満開の桜を観ました。ほんと、桜のアーチ、素敵ですよね。毎年この時期だけのお楽しみ。期限限定だからかな、散り始めると寂しく切なくなりますね。まる さんかく しかくのバッグの本が繁体字(台湾)に翻訳されました。海外出版社:雅書堂文化事業有限公司バッグを4点ご紹介させていただいた共著本。その中から本には掲載されていないサイズ違いのバッグを出版記念として1da...

  17. 『チェンジ・ザ・ネーム』(アンナ・カヴァン、訳=細美遥子、文遊社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『チェンジ・ザ・ネーム』(アンナ・カヴァン、訳=細美遥...

    『Change the Name』(Anna Kavan, 1941)物語の始まりは1912年のイングランド中部。主人公は女学校卒業を控えた17歳の少女。本書の主人公は、多くの女性たちが家に縛られて生きるしかなかった時代に、そういう生き方を拒否して特異な生き方を選んだ女性である。あるいは、彼女は特異な生き方を「選んだ」わけではなく、そんな生き方しかできなかった、といったほうが正確かも知れない...

  18. 『ミラード』(ラフィク・シャミ、訳=池上弘子、西村書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ミラード』(ラフィク・シャミ、訳=池上弘子、西村書店)

    『Milad』(Rafik Schami, 1997)物語はダマスカスの大学生が行き倒れの老人ミラードから聞いた「ミラードの身の上話」という形になっている。夏になると山の中にあるマルーラ村に現れては子どもたちの人気をさらっていたミラード。男たちは笑いものにし、女たちは彼が腹を立てることを妙に怖れていたミラード。そのミラードの嘘か誠か、夢か現か見紛う奇想天外な物語が、「千夜一夜」ならぬ八夜にわ...

  19. 『美しい子ども』(編=松家仁之、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『美しい子ども』(編=松家仁之、新潮クレストブックス)

    「新潮クレストブックス創刊15周年企画」と銘打ち、11の短編集から選んだ12作品を収録したアンソロジー。収録作品は以下の通り。『非武装地帯』(アンソニー・ドーア『メモリー・ウォール』より、訳=岩本正恵)『天国/地獄』(ジュンパ・ラヒリ『見知らぬ場所』より、訳=小川高義)『エリーゼに会う』(ナム・リー『ボート』より、訳=小川高義)『自然現象』(リュドミラ・ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』より、訳...

1 - 19 / 総件数:19 件

似ているタグ