翻訳書のタグまとめ

翻訳書」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには翻訳書に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「翻訳書」タグの記事(21)

  1. 『冬の灯台が語るとき』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代、早川ポケットミステリー) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『冬の灯台が語るとき』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代...

    『Nattfåk』(Johan Theorin, 2008)原題の意味は「夜のブリザード」。作者は1963年スウェーデンのイェーテボリで生まれたジャーナリスト・作家。本書はデビュー作『黄昏に眠る秋』で始まるシリーズの第2弾で、舞台はバルト海に浮かぶエーランド島という細長い小島。エーランド橋によって本土のカルマルと繋がっているが、昼はバルト海の絶景、夜は灯台の光が隣人、という辺鄙な所である。物...

  2. 『アーサー王最後の戦い』(ローズマリ・サトクリフ、訳=山本史郎、原書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『アーサー王最後の戦い』(ローズマリ・サトクリフ、訳=...

    『The Road to Camlann』(Rosemary Sutcliff)本書は児童向け歴史小説で知られるサトクリフによる大人向けの歴史小説「サトクリフ三部作」の三巻目である。第一巻『アーサー王と円卓の騎士』と第二巻『アーサー王と聖杯の物語』も同じ原書房から出版されている。ところでこの本を読んだのは、『忘れられた巨人』の主要キャラクターの一人であるガウェインについて知るためだった。さて...

  3. まる さんかく しかくのバッグの翻訳本のお知らせ - dekobo

    まる さんかく しかくのバッグの翻訳本のお知らせ

    雨の週末。車で移動しながらあちらこちらで満開の桜を観ました。ほんと、桜のアーチ、素敵ですよね。毎年この時期だけのお楽しみ。期限限定だからかな、散り始めると寂しく切なくなりますね。まる さんかく しかくのバッグの本が繁体字(台湾)に翻訳されました。海外出版社:雅書堂文化事業有限公司バッグを4点ご紹介させていただいた共著本。その中から本には掲載されていないサイズ違いのバッグを出版記念として1da...

  4. 『チェンジ・ザ・ネーム』(アンナ・カヴァン、訳=細美遥子、文遊社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『チェンジ・ザ・ネーム』(アンナ・カヴァン、訳=細美遥...

    『Change the Name』(Anna Kavan, 1941)物語の始まりは1912年のイングランド中部。主人公は女学校卒業を控えた17歳の少女。本書の主人公は、多くの女性たちが家に縛られて生きるしかなかった時代に、そういう生き方を拒否して特異な生き方を選んだ女性である。あるいは、彼女は特異な生き方を「選んだ」わけではなく、そんな生き方しかできなかった、といったほうが正確かも知れない...

  5. 『ミラード』(ラフィク・シャミ、訳=池上弘子、西村書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ミラード』(ラフィク・シャミ、訳=池上弘子、西村書店)

    『Milad』(Rafik Schami, 1997)物語はダマスカスの大学生が行き倒れの老人ミラードから聞いた「ミラードの身の上話」という形になっている。夏になると山の中にあるマルーラ村に現れては子どもたちの人気をさらっていたミラード。男たちは笑いものにし、女たちは彼が腹を立てることを妙に怖れていたミラード。そのミラードの嘘か誠か、夢か現か見紛う奇想天外な物語が、「千夜一夜」ならぬ八夜にわ...

  6. 『美しい子ども』(編=松家仁之、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『美しい子ども』(編=松家仁之、新潮クレストブックス)

    「新潮クレストブックス創刊15周年企画」と銘打ち、11の短編集から選んだ12作品を収録したアンソロジー。収録作品は以下の通り。『非武装地帯』(アンソニー・ドーア『メモリー・ウォール』より、訳=岩本正恵)『天国/地獄』(ジュンパ・ラヒリ『見知らぬ場所』より、訳=小川高義)『エリーゼに会う』(ナム・リー『ボート』より、訳=小川高義)『自然現象』(リュドミラ・ウリツカヤ『女が嘘をつくとき』より、訳...

  7. 編集/書籍『バレエの世界へようこそ:あこがれのバレエ・ガイド』(翻訳版) - Works of Akiko Tominaga

    編集/書籍『バレエの世界へようこそ:あこがれのバレエ・...

    2015年3月、翻訳版の編集担当しました。『バレエの世界へようこそ:あこがれのバレエ・ガイド』著:リサ・マイルズ、監修:英国ロイヤル・バレエ、翻訳:斎藤静代/河出書房新社バレエの世界へようこそ:あこがれのバレエ・ガイドリサ・マイルズ/河出書房新社undefined

  8. 『植物たちの私生活』(李承雨、訳=金順姫、藤原書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『植物たちの私生活』(李承雨、訳=金順姫、藤原書店)

    『식물들의 사생활』(이승우、1999)/『Private life of plants』(lee Seung-U)語り手のキヒョンが車で移動しながら街の女を物色する場面から物語は始まる。母が兄のウヒョンを背負って娼婦のところに連れて行くのを見かねて、語り手が自分でやることにしたのだった。というのも語り手には、兄が足を失い、生きがいであった写真を失い、恋人のスンミまで失う、というすべての不幸...

  9. 『イザベルに ある曼荼羅』(アントニオ・タブッキ、訳=和田忠彦、河出書房新社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『イザベルに ある曼荼羅』(アントニオ・タブッキ、訳=...

    『Per Isabel Un Mandala』(Antonio Tabucchi, 2014)物語は語り手が時間つぶしのためにカフェに立ち寄ったところから始まる。ビリヤードに興じていた老人が、居合わせたみんなから有り金を巻き上げたあと、語り手に話しかけてくる。ゲームをやるか? 妙ななまりがあるがどこの生まれだ? 名前は? こんな所で何をしている?と。語り手は答える。おおいぬ座のシリウスから来...

  10. 『聖ペテロの雪』(レオ・ペルッツ、訳=垂野創一郎、国書刊行会) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『聖ペテロの雪』(レオ・ペルッツ、訳=垂野創一郎、国書...

    『ST. PETRI-SCHNEE』(Leo Perutz, 1933)物語の語り手の名はアムベルク。1932年1月25日にヴェストファーレンの小さな村モルヴェーデに村医として赴任した。語り手を出迎えた元ロシア侯爵で今は領地管理人のアルカジイ・プラクサティンは、語り手をまず林務官の家に案内する。そこには語り手を村医として採用したフォン・マルヒン男爵の娘エルジーが預けられていて、少し前から病に...

  11. 『ボーヴォワールとサルトルに狂わされた娘時代』(ビアンカ・ランブラン) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ボーヴォワールとサルトルに狂わされた娘時代』(ビアン...

    『MÉMOIRES D’UNE JEUNE FILLE DÉRANGÉE』(Bianca Lamblin,1993)訳=阪田由美子、出版社=草思社☆画像はサルトルとボーヴォワールゆかりのカフェ・ドウ・マゴ著者は1921年にポーランドでユダヤ人医師の長女として生まれている。翌年一家は反ユダヤ主義が高まるポーランドを離れてパリで暮らし始めたため、著者は自分をポーランド人ではなくフランス人だと思...

  12. 『冬の夜ひとりの旅人が』(イタロ・カルヴィーノ、訳=脇功、白水Uブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『冬の夜ひとりの旅人が』(イタロ・カルヴィーノ、訳=脇...

    『Se una notte d’inverno un viaggiatore』(Italo Calvino, 1979)(画像はちくま文庫)第1章は――あなたはイタロ・カルヴィーノの新しい小説『冬の夜ひとりの旅人が』を読み始めようとしている――という文で始まる。ここでは「あなた」は単に読者への呼びかけのように見えるが、やがて「あなた」がこの章の、そして全編を通じての主人公であることがわかって...

  13. 『猫は川辺で首をかしげる』(リリアン・J・ブラウン、訳=羽田詩津子、早川文庫) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『猫は川辺で首をかしげる』(リリアン・J・ブラウン、訳...

    『The Cat Who Went up the Creek』(Lilian Braun、2002)もと新聞記者で今は地方新聞のコラムニストであるクィラランが、持ち前の推理力で事件を解決するシリーズの24冊目。クィラランが飼っている雄のシャム猫のココは、あたかもクィラランの推理を助けるような行動を示すので「助手」ということになっている。一方、雌猫のヤムヤムはふつうに猫らしいふるまいをみせるだ...

  14. 『地平線』(パトリック・モディアノ、訳=小谷奈津子、水声社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『地平線』(パトリック・モディアノ、訳=小谷奈津子、水声社)

    『L’horizon』(Patrick Modiano, 2010)この著者の多くの作品と同様に、本作でもやはり主人公はパリのあちこちをさまよい歩く。主人公のボスマンスは、ふっと思い出の一つが脳裏に過ぎる度、一日のどんなときでもメモできるように、黒いモールスキンの手帳を上着の内ポケットに入れて持ち歩いている。手帳いっぱいに書き込んである記憶の断片をつなぎ合わせて、人生の岐路に立っていた年月の...

  15. 『いつ死んだのか』(シリル・ヘアー、訳=矢田智佳子、論創社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『いつ死んだのか』(シリル・ヘアー、訳=矢田智佳子、論創社)

    『Untimely Death』(Cyril Hare、1958)著者はこの作品を書いた1958年に57歳で他界したという。すなわち本作品は著者の遺作ということになる。舞台はイングランド・サマーセット州のエクスムーア。北にブリストル海峡を望む景勝地で、主人公ペディグルーの故郷という設定。このエクスムーアにペティグルーはまだ若い妻エリナーと休暇のためにやってくる。エリナーが言い出したこの旅行に...

  16. 『あの犬この犬そんな犬』(アントン・チェーホフ他、訳=務台夏子、東京創元社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『あの犬この犬そんな犬』(アントン・チェーホフ他、訳=...

    『Kashtanka and Other Stories』(Anton Chekhov)「犬好きの犬好きによる犬好きのための物語」と謳った本書には、11人の作家による11匹の犬の物語が収録されている。もちろん、犬好きでなくても充分楽しめる短編集である。内容と作者を簡単に記しておく。「仲裁犬マック」――スコティッシュ・テリアのマックが、すれ違い始めた飼い主夫婦の仲をとりもとうとかけまわる。作者...

  17. 変身 - 本を読みたいブログ

    変身

    カフカ(1952年)「変身」(高橋義孝訳)新潮文庫 いまさらながら名作を読んでみる。 予想以上に、気持ち悪い。 脚の多い昆虫は気持ち悪いが、虫の詳細な描写がなくても気持ち悪い。どういう気持ち悪さかというと、身動きできない満員列車に乗っているときにふと、自分も周囲の人間も醜く感じる、その感じ。周囲の扱いが、そのものの価値を貶めてしまうことがある。虫として扱われる主人公が、卑しい虫に思えてくる。...

  18. 私の10冊(2016年) - 晴読雨読ときどき韓国語

    私の10冊(2016年)

    ☆この1年に読んだ本の中から特に気に入った本を選んで、「私の10冊」としてまとめてみました。また、「私の10冊」の選から漏れた本を「お勧めの10冊」として挙げてみました。☆画像は「The Book of Tea」です。私の10冊灰と土(アティーク・ラヒーミー、訳=関口涼子、インスクリプト)名もなき人たちのテーブル(マイケル・オンダーチェ、訳=田栗美奈子、作品社)タイガーズ・ワイフ(テア・オブ...

  19. 『蠏の横歩き』(ギュンター・グラス、訳=池内紀、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『蠏の横歩き』(ギュンター・グラス、訳=池内紀、集英社)

    『Im Krebsgang』(Günter Grass, 2002)副題に「ヴィルヘルム・グストロフ号事件」とある。グストロフ号はナチスドイツの誇った豪華船。1937年5月に労働者のための休暇用客船として進水し、戦時には軍隊の輸送船、病院船、避難民の輸送船として使われた。そして1945年1月30日、東プロイセンの避難民や傷病兵を乗せてゴーテンハーフェン(現ポーランドのグディニア)港を出た後、...

  20. 『べつの言葉で』(ジュンパ・ラヒリ、訳=仲嶋浩郎、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『べつの言葉で』(ジュンパ・ラヒリ、訳=仲嶋浩郎、新潮...

    『In Altre Parole』(Jhumpa Lahiri、2015)アメリカの作家として『停電の夜に』『その名にちなんで』などで知られる著者が、初めてイタリア語で書いた作品集。21編のエッセイと2編の短編小説で構成されている。冒頭のエッセイ『横断』で著者は、自身のイタリア語との関係を湖での泳ぎの練習にたとえて語っている。すなわち、20年の間、湖の岸辺に沿って泳ぐような感じでイタリア語を...

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