芸能・エンタメジャンル×ひこばえのタグまとめ

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「ひこばえ」タグの記事(190)

  1. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 190 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 190

    190話作重松清画川上和生【羊の要約】【羊のひとこと】

  2. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 189 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 189

    189話作重松清画川上和生【羊の要約】真知子さんの、父は名前を使い分けることで人生をリセットしたかった、と言うのに陽菜さんが快哉を叫ぶ。川端さんは犯罪絡みだと嫌だといい、神田さんは、親からもらった名前にウソはいけない、という。和尚と真知子さんがまとめるように、人生の締めくくりに、やはりシンヤとしての人生を書き残しておきたかったのでは?といい、私に話が振られた。私はゆっくりと答える。「ど、う、...

  3. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 188 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 188

    188話作重松清画川上和生【羊の要約】本堂では、父の名が「シンヤ」か「ノブヤ」かの話が続いていた。それは「シンヤ」で間違いはない。真知子さんにもそう名乗った。しかし、母親に利用者リストをチェックしてもらっていた陽菜さんがスマホを手に声をあげた。「ノブヤでいいのね?シンヤじゃないのね?」【羊のひとこと】そうですかあ。「世間一般の常識のない」said Kanda羊は今日ちょっと勉強しました。住民...

  4. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 187 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 187

    187話作重松清画川上和生【羊の要約】母との電話の続きで、母の日のプレゼントのことに話を振った。夏用帽子、気に入ってくれただろうか。ところが母は夏子には黙っていてくれ、と前置きして、一雄さんと由香里さんからも夏用帽子がプレゼントされ、私たちの帽子をかぶるわけにはいかなくなった、というのだ。本当に大事な時にかぶるから、と母はひたすら謝ってきた。私はただ悲しく悔しかった。その悲しさと悔しさをたど...

  5. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 186 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 186

    186話作重松清画川上和生【羊の要約】一雄さんたちが母を連れていったのは、和食の店ではなく、あきれたことに焼き肉店だった。自分たちが食べたいから、なのは見え見えなのに、由香里さんは、年寄りは肉を食べた方がいいといい、甥は母に食べさせたいと言ったという。母自身の口からも、ごちそうに連れていってもらった、という言葉が出たが、その実肉二枚でお腹はいっぱい、あとはご飯をワカメスープで食べたのだという...

  6. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 185 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 185

    185話作重松清画川上和生【羊の要約】 庭で母の電話を受けた。母は電話が遅れたことを詫びた。ちょうど出かけるところでバタバタしていた、というが、同居している一雄さんと奥さん、その息子のランチに自分も連れ出してもらったのだという。一雄さんたちに電話することがあったら、お礼を言ってほしい、とすっかり気弱な感じになった母が言う。【羊のひとこと】この母のような立場の「気弱さ」というのは、想像すると...

  7. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 184 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 184

    184話作重松清画川上和生【羊の要約】私は居ずまいを正し、神田さんに一礼すると、「これで失礼します」とみんなに声をかけた。神田さんが絡んできたので、自分は何十年も音信不通だった父に何の感情もない、というと、親子なのに感情が湧かなくていいのか、と聞いてきた。私は言った。父の名前間違えてます、ノブヤではなく、シンヤです。その時母からの電話がスマホに入った。【羊のひとこと】羊はこういうの、好きです...

  8. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 183 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 183

    183話作重松清画川上和生【羊の要約】 中身など考えず、ただの壺だ、と考えることで神田さんから骨壺を受け取った。、初孫を抱いた時の重さと温もり、柔らかさと比べると、軽くて冷たくて固い。神田さんから息子らしいことを何か言え、と言われ、思ったより軽い、と言ったあとに、さらにうながされ、しかたなくピンと来ないことを告白した。そしてみんなが父のために来て涙を流してくれたことに頭を下げると、骨が音を...

  9. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 182 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 182

    182話作重松清画川上和生【羊の要約】 神田さんが、父の遺骨を胸に抱いて涙声で語りかけるのを見て、私はどんどん醒めていった。何しろこの場で、父から最も遠いのが私なのだ。その時神田さんが私を振り向いて言った。「よお、息子。おまえも抱いてやれ」。たじたじとなってみんなを見たが、みなは、そんな神田さんを受け容れている。神田さんは私との距離を縮めてきた。【羊のひとこと】これってえ~緩くて軽い、ユーモ...

  10. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 181 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 181

    181話作重松清画川上和生【羊の要約】 読経と焼香が終わると川端さんが、石井の部屋でお酒やお菓子で供養しよう、と言い出し、その費用は私が出すことになった。神田さんだけが反応が鈍く、待ってくれ、と祭壇の前に立つと、息子がいるのにこんな所に放置されて悔しくないか?と父に語り出した。自分は責められているのか?とひるみかけたが、あんたに何がわかる、と拳を握ったとき、神田さんは骨壺を胸に抱きかかえた...

  11. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 180 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 180

    180話作重松清画川上和生【羊の要約】 和尚は長い読経をしてくれたが、私は醒めた思いで、みんなの様子を観察していた。あの人がもっとしっかりしていれば、離婚することもなく、家族は苦労することもなかったのだ。それを忘れたくない。川端さんは私よりずっと長く手を合わせていたし、神田さんは涙声で語りかけていた。神田さんを見ながら、父は好きな「寅さん」を神田さんに重ねていたのかもしれない、と思った。【羊...

  12. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 179 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 179

    179話作重松清画川上和生【羊の要約】 本堂にはすでに川端さんと田辺陽菜さんがいた。道明和尚が連絡していたのだ。神田さんは、ノブさんの人徳だと喜び、川端さんは父の生前最後の夢が自分史づくりだと知ってしみじみし、陽菜さんはそれを和泉台文庫に一冊寄贈するつもりだったと聞いて目を輝かせ、四人は旧知の仲のように盛り上がった。わたしは、みんなに感謝すべきなのだが、次第に不機嫌になっていった。【羊のひと...

  13. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 178話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 178話

    178話作重松清画川上和生【羊の要約】「負い目」のことはスルーで、父の釣りについて西条さんが重ねて聞く。取材者としては中途半端だが、私には好都合だ。父のエピソードをたくさん知りたい。「海が好きだった」と神田は答えた。一緒に、仕事先の東北の海で釣り糸を垂れたこともあったが、山育ちの父は、海に憧れ、眺めているだけで嬉しそうだった、という。【羊のひとこと】「いまは父の胸の内を深く掘り下げて考えるよ...

  14. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 177話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 177話

    177話作重松清画川上和生【羊の要約】ジャンル不問で何でも釣る、という神田氏に、いつのまにかICレコーダーを持った西条さんが父のことを訊いている。父は釣り堀専門だったらしいが、サラリーマンが多い都心の釣り堀は避けていたそうだ。まっとうな勤め人に負い目や引け目があったというのだ。その、負い目や引け目について、私はわかる気がするが、わかってはいけない気がして、うつむいた。【羊のひとこと】石井爺が...

  15. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 176 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 176

    176話作重松清画川上和生【羊の要約】「流し」の運転手の神田さんは、電話一本であちこちから頼まれては日本中を回る。荒川の土手にあった荒川急便で仕事をしていたとき(1995年頃)臨時雇いで入ってきたのが石井、60歳頃だ。寮住まいの二人はそこで知り合って、互いが好きな釣りの話で盛り上がって意気投合したのだという。【羊のひとこと】「俺なんか、オカにいるときでも気分は釣り師よ、アングラーよ」byカン...

  16. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 175話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 175話

    175話作重松清画川上和生【羊の要約】神田さんが持っていたカーネーションは父の遺骨への供花だった。西条さんが、珍しいチョイスだと口を出し、ケンカ腰の目で睨まれたが、西条さんは自分は石井から最後の夢を託された人間だ、堂々と自己紹介し、深々と頭を下げた。神田さんは弁解するように説明する。「流し」の夜通しの仕事がカーネーションを関東一円の花卉業者から倉庫に輸送する仕事だったこと、仕事先の人から持っ...

  17. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 174話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 174話

    174話作重松清画川上和生【羊の要約】 山門前で、そのコワモテ男と私たちはバスを降りた。1時の約束の10分前なので、神田さんはまだ来ていない。待っていると、ベンチに座ったコワモテ男は全身に不機嫌さを醸しながら煙草を吸い始めた。その様子から気が付いて、男に神田さんか、と声をかけた。男は、私を見ると、やっぱり親子は似ている、顔つきも、約束より早く来るところも、似ている、と笑った。男の吸った煙草の...

  18. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 173話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 173話

    173話作重松清画川上和生【羊の要約】 照雲寺に向かって、私と西条さんがバスに乗り込むと、空いている最後列の窓際に印象的な先客が座っていた。少々強面で不機嫌そうな六十半ばくらいのその男は、大きな紙バッグの中に、何十輪ものカーネーションを入れていた。年齢とのギャップに、私と西条さんが母の日の力を感じていると、その男は照雲寺の停留所を告げるアナウンスで、我々よりも先に降車チャイムを押した。【羊...

  19. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 172話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 172話

    172話作重松清画川上和生【羊の要約】 私はカジュアルないでたちだったが、西条さんは黒いスーツに白のシャツ、ひっつめた髪で現れた。弔問というより、トウのたった女子大生の就活ルックだ。神田さんに話が聞けるかと問われ、父の死がまだ受け入れられない感じだ、と答えると、それだけ仲が良かったのなら運がいい。お金はいらないから、自分史のリハーサルのつもりで今回はやらせてくれ、と西条さんは言った。【羊のひ...

  20. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章父の最後の夢 171輪 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章父の最後の夢 171輪

    171話作重松清画川上和生【羊の要約】タイミングの悪いことがもう一つあった。母の日にはいつも、ふるさとの母に夏子がみつくろった物を贈る習わしだったが、母からそのお礼の電話がくるはずだった。西条さんや神田さんと会うまでにケリをつけたいのに、今日は電話が来ない。待ちきれなくて母に電話をすると、まだ開けてなかったが、これから開けてからすぐに電話をする、と申し訳なさそうに言われてしまった。【羊のひと...

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