ウォンバットのタグまとめ

ウォンバット」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログにはウォンバットに関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「ウォンバット」タグの記事(130)

  1. モモコの思い出、臼と一緒にあれから深く - bonsoir

    モモコの思い出、臼と一緒にあれから深く

    ────あれは桜が咲いていた日、晴れてとても静かな風が吹いていた日のことさ丸太のトンネルをくぐり抜けてまた外へと出る前、まだ知らないモモコさんの顔を僕は見た僕とのフェンス、その側に丸く反った欠片、木の大きな欠片が一つそしてしきりに気にするモモコさんそうだ、その時その顔、周りの空気春を越せばここへと引っ越してきてもう一年そんな僕が初めて見た雰囲気なのさ僕はモモコさんの邪魔をしないよう、声を出さ...

  2. みんなと一緒にもうすぐ一年が過ぎていく──── - bonsoir

    みんなと一緒にもうすぐ一年が過ぎていく────

    最初は夏、夏の初め夏が緊張ばかりの僕を迎え越えて秋、辺りは色づき気持ちがいい風秋は僕に落ち着きを静かにくれてそして冬、ただただ白く覆い尽くす冬の寒さと冷たさに、気持ちはその中とても温かい────たくさんの花、春が来たスミレの花は姿を変えたスミレさん、黄色や紫、白い小花そしてどうだ、満開綺麗なこの桜────────いつもよりも長く眠っていた気がするそう、僕はたくさんの夢を見たふと隣の庭に目をや...

  3. 僕等の特別、それはいつか、いつもどおり - bonsoir

    僕等の特別、それはいつか、いつもどおり

    ────マル、君はどう思うそう、僕は時々何かに小さな”特別”感じても、何度か繰り返せばそれが普通「ああまたか、いつものことさ」って、なったりしてさ何度か繰り返さなかったこと────それも次の小さな“特別”の陰に追いやられたりしてさいつか忘れそうになってたりしてたりさ「それってどうだ」と思ったわけさ────マル、君はどう思うユキが違う部屋に移ってさ、普段はもう顔を見ることさえないってコウが言う...

  4. スミレちゃんはみんなの傍に、私の傍に - bonsoir

    スミレちゃんはみんなの傍に、私の傍に

    ────春になれば必ず会えるって信じてた────春になれば声が必ず聞こえてくるって知っていたいつも探して、季節外れだってわかっていたけど探し続けていつしかそれは楽しい時間に変わっていって目印の近くにきっと、きっと────そう考えて夢に見て雪が溶けてフキノトウがどんどんと顔を出し始めれば「────そろそろだね、もう本当は傍に来ているのかな」って少しそわそわ目印の近くだって思いながらも色々なとこ...

  5. 大きな木のトンネルをくぐり抜けて - bonsoir

    大きな木のトンネルをくぐり抜けて

    ────僕の庭、土管で出来たトンネルには不思議な力があったんだ晴れた日に僕と一緒にくぐり抜ければいつもと違う場所へと繋がる、繋がっているそうだ、僕等の仲間が暮らす国オーストラリアに繋がっていたんだよ────────もしもだよこのトンネルにも同じような力があるならさ、ウォンバットの神様がそんな力を与えてくれているならさ僕と一緒に出かけないかい?オーストラリアのどこにでも、僕はみんなを連れていっ...

  6. 大きな木の声、ユキの瞳に溢れた涙~~~後編~~~ - bonsoir

    大きな木の声、ユキの瞳に溢れた涙~~~後編~~~

    前回→☆☆☆☆☆からの続きになります────ユキは今どんな夢を見てるんだいそれは楽しい夢なのかい僕は今、ワラビー達の庭にいる僕ら何度も出かけた場所だけど、今日からは今までと様子が違うまた新しい隣の世界、小さな旅と冒険の始まりなのさユキ、覚えているかい僕らマルと三人で、この動物園まで引越しした日のことを箱から外に出た日のこと、庭を歩いた日のことを大きな木が黄色く染まったのを初めて見た日のことを...

  7. 大きな木の声、ユキの瞳に溢れた涙 - bonsoir

    大きな木の声、ユキの瞳に溢れた涙

    ────立ち止まれば見上げてる、ふと気がつけば今でもそうさユキはそのまま瞳に涙を溜めていく見上げているからなんだろう、なかなかほっぺをつたわないでもそれは少しの間涙は静かに溢れ出し、ユキのほっぺをつたって落ちて、そっと地面に染み込んだ────ある日のことさ大きな音が外で続いた次の日に、目を覚ました僕らはいつものように庭に出た「なんだか様子がおかしいな」ユキがそう言うから僕も庭をぐるりと見回し...

  8. 言葉で何個、何個分 - bonsoir

    言葉で何個、何個分

    前回(→☆☆☆☆☆)からの続きになります────もうどれくらい、どのくらい「どうして僕らは走っているんだろう」一瞬足を止めるたびにふとそんなことを思い、その言葉通り走り続けた僕とマル途中、僕らは時々休み、時々お互いを意識し考え、立ち止まり緊張を解くようなお互いの言葉を待つように走り続けた僕は疲れているきっとマルも疲れだしていることだろう僕らは何も話さないまま離れて休む間にフェンスがあるいつも...

  9. どうして僕らは走っているんだろう - bonsoir

    どうして僕らは走っているんだろう

    ────どうして僕らは走っているんだろうどうしてどうしてこうしてさ────どうして僕らは走っているんだろうゴールなんて、そんな物のためじゃない目的地、そんな物があるわけでもない僕らいつもの庭の中マルの散歩を僕は隣でただ静かに眺めてる何も変わらず普段どおりの日なんだよそうさ────雲が流れる見上げた空も時々ささやくような風向きも朝に食べたご飯の味もあくびをした時、つい出てしまう変な声もいつもと...

  10. 一度だけでも戻ってきてね - bonsoir

    一度だけでも戻ってきてね

    五月山動物園で暮らすウォンバット、ユキ秋から続く落ち葉も無くなり、新しい緑が生えてくるまでもう少しまだ何も無い庭を一人────地面のこの色なんて色なんていうのか誰も知らない冬の色空が曇ればなんだか世界の色無くてあの赤色だけ変に目立つ色がないこと時々なんだか寂しい気分色がないこと時々感じる落ち着く気持ちもう春だからそのうち優しい緑色ピンクに黄色、赤に紫なんて呼んだらいいのかもわからない、今度は...

  11. 見えたかもしれないこと、そして信じていること - bonsoir

    見えたかもしれないこと、そして信じていること

    その時、僕にははっきりと見えたんだはっきりといっても隅々細かく見えたわけじゃないただ明るく色濃く、そして楽しげ幸せな声といっしょにね────もしも僕が目がいい方の動物だったなら、もっと詳しく見えたかなでも僕にとってはこれくらいでいいものさ僕は同じような光景を、昔にもっと、もっと傍で見たことがあるからねそして信じているからね閉園時間にはまだ早いなにに飼育係さんは一度部屋へ入ってねと小さな声で言...

  12. 春が近い日、なかなか暗くならない夕暮れに ② - bonsoir

    春が近い日、なかなか暗くならない夕暮れに ②

    ────もうだいぶ慣れたんだ普段はワラビー達が過ごす庭、最初はドキドキばかりの時間だったわけだけど今はこうして少しの余裕端から端まで僕らの庭よりとっても広いいつもよりも速く駆けって大丈夫今日、ユキはいない眠ったままさ僕一人、今ここにいるのは僕一人飼育係さんは見ているけれどユキと一緒────それも楽しいわけだけど、こうして一人も悪くない一人で出かけりゃなんだかちょっと大人の気分かっこつけて景色...

  13. 春が近い日、なかなか暗くならない夕暮れに - bonsoir

    春が近い日、なかなか暗くならない夕暮れに

    暗くなるのが遅くなるそれはもうはっきりとわかること春がもうすぐそこだって、僕にだってわかることどんな花が咲くのかなどんな風が吹くのかなどんな色に染まるかなみんなが待ってる春が来るどこからそうだなんてない春だって感じたときからそうなんだ一人一人それぞれの、春は静かにやってくるその時、冬に笑顔でさよなら大丈夫、季節は巡りいつかまたこの冬さ朝、目を覚ましたけどついまた眠ってしまった僕次に目が覚めた...

  14. あの場所、目印、どんな日々でもわかるよう - bonsoir

    あの場所、目印、どんな日々でもわかるよう

    見れば雪は全てを覆い、一度綺麗に片付けて綺麗な水へと変わるよう、春に向けて残すようあの場所、目印、どんな日々でもわかるようまた会おうねって願いをそっと託すよう────潤沢な干し草にうつつを抜かして、僕は気づくのが遅くなってしまったんだもう出かけないだろうなって思い込み雪の冷たさ、夕暮れ寒さ暖かい部屋への甘えモモコさんは確かに部屋の前に、部屋の中にいたはずなんだ夕暮れあとは、飼育係さんを待つだ...

  15. 根っこと木の皮、潤沢な干し草 - bonsoir

    根っこと木の皮、潤沢な干し草

    茶臼山動物園で暮らすウォンバット、ウォレス少し暖かくても小春日和というには程遠く、日陰に入れば冷たい空気をほっぺに受けてしばらく外に居れば身体をちょっと温めたいそれでもこんな日、前の日までにまたふわりと雪が積もった晴れの日手がかじかみそうな冷たさ気にせずそんな日、雪に冬に興味が湧く日一番上まで昇り、下を見下ろし遥か遠く緑に夏に、色づき日々その色変わる、そんな秋そして全てを一度、白く白く覆い尽...

  16. まだまだ知らないことばかり - bonsoir

    まだまだ知らないことばかり

    茶臼山動物園で暮らすウォンバット、ウォレス東山動物園から引っ越して初めての冬それは今まで見たことのない雪景色、経験したことのない深い雪こんなに寒いものなのか、と時に身体を震わせてこんなに素敵なものなのか、と時に心を温かく「ああ、そういうことなのか────」と時に深く頷いて朝早くから晴れた朝まだ部屋で眠るモモコとウォレス「おはよう」飼育係さんがドアをそっと開けば差し込む朝の光小さな物音、夢の終...

  17. モモコと冬のピクニック - bonsoir

    モモコと冬のピクニック

    白く深く降り積もった雪かき分けてモモコは冬のピクニック少し歩きにくいけど、静かな庭で一人楽しくピクニック今日の始まり夢の中いつものように動物達と遊ぶ夢先に目を覚ましたウォレスがモモコをそっと起こそうと、何かを小さくささやくけれどまだまだ夢は終わらない雪降り積もる山は静か、風がなければもっと静か今は夢でしか会えない動物達とお喋り愉快な夢の中「晴れたようだよモモコさん。今日はどうする、どうするの...

  18. 黄色が少ないってマルが言う - bonsoir

    黄色が少ないってマルが言う

    ────庭に黄色が少ないってマルが言うそんな声をふと聞いた、冬の初めの朝なのさイチョウはどんどん黄色くなって動物園を染めていく風吹きその葉は舞い落ちて、僕らの庭を染めていくいつものことさ動物園の冬への幸せ、みんなが待ってた景色なのさ「黄色が少ない────」────そんなわけはないだろう朝ごはんを食べていた僕は、マルの顔とマルの庭に視線を動かす────ああそうかごめんよマル僕は気が付けなかった...

  19. 黄色い季節の思い出を - bonsoir

    黄色い季節の思い出を

    一日一日、毎日と、ユキの背中を追いかけて僕らの思い出、それはこうして巡る季節で一回り────あの黄色い季節は2回目過ぎてもうどれくらい黄色い季節のあの日々は僕の心に残って、いつもどんなことでも事細か、まるで昨日のことのよう────まるでさっきのことのよう僕らの庭が、僕らの動物園がいつしか黄色に染まる秋それは大きな木のせいさそれはイチョウの木のしわざ「2回目だ」僕は自然と声に出すそれは決して飽...

  20. こんなものじゃないはずさ - bonsoir

    こんなものじゃないはずさ

    ワンダーさんが傍にいない二回目の冬になる今年はイチョウも少しおかしくて、一度に黄色にならなくてその後どうも一度に散ってこないのさ不思議だね、こうなんだか不思議なものだね染まりきらない庭を眺めて僕はまたつぶやいているのさ────こんなものじゃないよ、決してこんなものではないまだまだもっと黄色く輝くはずなのさこんなものじゃないはずさ確かに去年よりは寒くない秋をそのまま伸ばし残したような日々おまけ...

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