ノンフィクションのタグまとめ
「ノンフィクション」タグの記事(121)
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アイリーン・M・ペパーバーグ作「アレックスと私」を読み...
アイリーン・M・ペパーバーグ作「アレックスと私」を読みました。ネタバレしてしまいますので、お嫌な方々はこの本を買ってご自分でお読みください。素晴らしいドキュメンタリーです。嫌味で賢い鳥と暮らした30年の年月は、実は作者が唯一得ていた愛の暮らしだったのであります。【第一章 "素晴しき哉、人生"】この本は、重さ500gくらいのある鳥の一生の物語です。作者は彼を失って初めて彼の...
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ノンフィクションを網羅
churaxbibi 今日は泣いた。🥲#ノンフィクションchuraxbibi♡(2020/12/27 14:56:25) Private_Thoko 混雑を避け、早朝から24時間営業の西友へ食材の買い出し。帰宅して台所に立ち、美味しいものを作ったり下ごしらえなどやって、気付いたらとっくにノンフィクションの時間になっていて、テレビをつけたら和尚が亡くなっていた。ご冥福...
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はやぶさ2 最強ミッションの真実
小惑星探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還前に出版された、プロマネ津田先生ご自身によるドキュメント本です。本の内容に入る前に一言。リュウグウのサンプルリターン大成功おめでとうございます!!サンプルの石や砂がごろごろザクザク。大漁ですよ!はやぶさ2 最強ミッションの真実津田雄一/NHK出版、NHK出版新書/2020「はやぶさ2」のミッションを振り返ると、順調だった、トラブルもなく着々とひとつひと...
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あなたを閉じこめる「ずるい言葉」
「あなたのためを思って」「悪気はないんだから」「やってみればよさがわかる」「昔はそれが普通だった」「差別ではなく区別」言われて「イラッ」としたり「もやもやしたりする言葉。いやな気分になるのは確かだけど、どこがどう悪いのかはっきりわからないので言い返すこともできない。日常出会うそういう言葉に隠れた悪意やずるいすりかえを見ぬき、堂々と対抗できるように解説してくれる本。中高生向きに書かれているの...
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チャンスがあれば…
ADB(アジア開発銀行)がスポンサーとなり、アジア7か国の首都で暮らすストリートチルドレンを対象に、「チャンスがあれば……」というテーマで行ったアートコンテストの出品作と、参加した子どもたちが何を感じ、何を考えているのかを紹介しています。対象国はADB加盟国のうち、バングラデシュ、カンボジア、インドネシア、モンゴル、ネパール、パプアニューギニア、フィリピンの7か国。画材なんて絶対に持っていな...
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ゼロからつくる科学文明
安い料金でタイムマシンがレンタルできるようになった未来。タイムトラベラーとなって過去に戻ったものの、思いがけないタイムマシンの故障で元の時代に戻れなくなる旅人も出る。そんな人のために、タイムマシンに備えられているマニュアルの内容という体裁。タイムマシンは修理不能なので、マニュアルのほとんどは遡った時代で生きのびるためのサバイバルガイドになっているというのが笑える。ただ生きのびるだけでなく、少...
2020/11/13 04:00 - TimeTurner -
ブレイディみかこ作「ワイルドサイドをほっつき歩け-ハマ...
ブレイディみかこ作「ワイルドサイドをほっつき歩け-ハマータウンのおっさんたち」を読みました。はじめに。おっさんだって生きている。本書のテーマはみかこの周囲にたくさんいるおっさんたちです。英国では、労働階級のおっさんたちがけしからん存在と思われています。差別的なもの言いが得意で、EUが大嫌いな右翼ばかりです。しかしおっさんたちにも言い分はあります。おっさんたちの行動には英国の現代史が透けていま...
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第一生命④デモとデマの区別がつかない
私は第一生命の悪口を書いているわけだが、もちろん、在籍時は悪いことばかりではなかった。曲がりなりにも続けていたのは、良い部分もあったからだ。私の場合、会社のシステムとか、仕事のシステムとかには大いに疑問を感じていたが、まあ居心地はそんなに悪いわけではなかった(よくもなかったが悪くもなかった。最初からいかにも辞めそうなオーラを出していたので、紹介者含め周囲も辞めないように気を使ってくれていたの...
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シャーロック・ホームズの思考術
最近はモースシリーズばっかりで、ホームズ関係のものにあまり触れていない…日本のドラマ「シャーロック」も気になっていますし(リアルタイムで観られなかった。DVDでまとめて観る予定)、「ミス・シャーロック」も面白そうだと思ったけどこっちもDVDで観たい。他にもホームズ関係本を買って、読了したものもあるし途中のものもあるし…。そのホームズ関係本のひとつを。シャーロック・ホームズの思考術マリア・コニ...
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全3作読了!ハラリ先生、ありがとう。
あれは2月の終わりごろ…お店の棚からマスクやトイレットペーパーが消えはじめていた頃、私は人間として生きているのがつくづくイヤになっていました。ある日の近所のスーパーで、トイレットペーパーの最後の1パックを客が奪い合っているのを目の当たりにした時、仕事帰りで疲れていたこともあって、「この世はもう終わりだ」と思いました。別の日の同じスーパーで、奥さんに命令されて来たっぽいオジサンがミネラルウォー...
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ブレイディみかこ作「子どもたちの階級闘争」を読みました。
ブレイディみかこ作「子どもたちの階級闘争」を読みました。イギリスのブライトンで保育に関わるみかこのドキュメンタリーです。はじめに、保育士とポリティクス。保育士と物書きの二足のわらじを履くみかこは、白人のムスリム女性のスピーチに注目します。それは、フェミニズムは白人のミドルクラスの女性にハイジャックされている、という主張でした。みかこは、その意見に同調します。フェミニズムは、犠牲になった女性自...
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2019年7月に読んだ本
Born a Crime by Trevor Noahamazon.co.ukで見るアマゾンジャパンで見る日本語版を見るアメリカのテレビ番組、The Daily Showの現在のホスト役の南アフリカ出身のコメディアンの自伝。私はご本人の朗読のオーディオブックで聞きました。アパルトヘイトの時代にスイス出身の白人の父と南アフリカ人の黒人の母の間に生まれたトレヴァーは生まれたときから法律違反。育つ...
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宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言
気になっていた本です。宇宙関係です。宇宙から帰ってきた日本人 日本人宇宙飛行士全12人の証言稲泉連/文藝春秋/2019日本人が宇宙に初めて行ったのは1990年。TBSの記者だった秋山豊寛さんだった。それから30年。日本人宇宙飛行士が宇宙に行き、様々なミッションを行い、活動の幅も広がってきた。現在、宇宙に行った日本人は12人。彼らはどんな思いで宇宙に行き、宇宙で何をして何を見て何を感じ、帰って...
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ぷらべん 88歳の星空案内人 河原郁夫
「ノンフィクション」のタグを付けましたが、「伝記」が一番近いと思う。ノンフィクションではあるけれども。ぷらべん 88歳の星空案内人 河原郁夫冨岡一成/旬報社/2018この本の主人公の河原郁夫さんは、かわさき宙と緑の科学館で「星空ゆうゆう散歩」というプラネタリウム番組で解説員をしている。音楽を聴きながらゆったりと星空に親しんでもらおうというコンセプトのプラネタリウム番組。河原さんがプラネタリウ...
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火星の人類学者脳神経科医と7人の奇妙な患者
以前読んだ「音楽嗜好症(ミュージコフィリア) 脳神経科医と音楽に憑かれた人々」の著者、オリヴァー・サックス博士の他の著作を読んでみたいと思っていました。「音楽嗜好症」の中にも出てくる、サックス博士の代表作を。・音楽嗜好症(ミュージコフィリア) 脳神経科医と音楽に憑かれた人々火星の人類学者 脳神経科医と7人の奇妙な患者オリヴァー・サックス:著、吉田利子:訳/早川書房、ハヤカワ文庫NF/2001...
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小説や映画に騙される心理
たとえば「新聞記者」って映画。見てませんが。〈ノンフィクションを原案〉ってことは、「フィクション」でいいのかな?ドキュメンタリーじゃないから。百田尚樹さんの小説をずっと読んでいますが、史実とフィクションを絡めた作品が結構ある。「永遠の0」も「幻庵」も。リアリティを出すために、SF以外は当然のこと。で、この部分は事実で、ここはフィクションだな。とか、いちいち考えない、普通は。私は「解読」する読...
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(ホームズ〉から〈シャーロック〉へ
ドイルによるシャーロック・ホームズの創造から、世界的大ヒット、無数の二次創作、シャーロッキアンの誕生とその活動、遺族と映画・ドラマ製作者の攻防、そしてBBC「SHERLOCK」に至るまでの、140年に及ぶ発展と受容のすべて。最初の三分の一はコナン・ドイルがホームズを創り出すに至った経緯とその成長・発展をドイルの死まで描いている。次の三分の一はドイルの遺児、特に息子のデニスとエイドリアンが父親...
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天才たちの日課 女性編
草間彌生、フリーダ・カーロ、ヴァージニア・ウルフ、ミランダ・ジュライ……。クリエイティブな女性143人の、日々の日課や毎日のスケジュール、創作に向けてのコンディションづくり、スランプからどうやって抜け出すかなどを紹介する。2014年に刊行された『天才たちの日課クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々』の続編であり、取り上げた161人のうち女性が27人しかいなかったという前作の欠...
2020/02/26 04:00 - TimeTurner -
災害救助犬じゃがいも 11回の挑戦
福島県飯舘村で災害のすぐ後に生れた雑種の小犬は岐阜のNPOに引き取られ、じゃがいもと名づけられた。故郷の復興を応援するために災害救助犬となるべく訓練を受けたが、災害救助犬になるためには試験を受けて合格しなければならない。じゃがいもは6年で10回の試験に落ち、7歳になったとき、11回目でついに合格した。じゃがいもと、NPO主宰者(著者)、訓練士との7年間の努力の記録。使役犬というものに100%...
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『ゲリラ建築』2020年1月10日配本予定
廖惟宇『ゲリラ建築謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる』(みすず書房)の配本日が2020年1月10日に確定したとの連絡をいただきました。年明けにずれ込んでしまいましたが、ひとまず安心。#ゲリラ建築 #謝英俊 #四川大地震ちなみに原書(↓)『游擊造屋:參與謝英俊512四川震災重建紀錄』作者: 廖惟宇出版社:田園城市出版日期:2016/12/02語言:繁體中文*「博客來」は台湾のオンライン書店...