マーベル・コミックのタグまとめ
「マーベル・コミック」タグの記事(108)
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『MARVEL/倒産から逆転No.1となった映画会社の...
『MARVEL/倒産から逆転No.1となった映画会社の知られざる秘密』チャーリー・ウェッツェル/ステファニー・ウェッツェルマーベル・コミックの誕生からヒット作品の登場、経営危機、映画産業への進出と挫折、倒産からの再起、そしてハリウッドのトップへと目まぐるしいマーベルの変遷を追いかけた一冊。といってもマーベル・コミックとは何ぞやとか、マーベル作品やその作品を彩るキャラクターの魅力を語るという趣...
2020/12/25 05:53 - 【徒然なるままに・・・】 -
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
<MCU>の22作目でフェーズ3の10本目。いよいよ大団円である。フェーズ3の、そして<インフィニテイ・サーガ>そのものの最終作は次作「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」だが、そちらはフェーズ4への伏線並びにカーテンコールの趣きが強い。物語としては本作で見事な締めくくりがなされている。涙あり、笑いありの娯楽大作。メインストーリーだけでなく数々のサブプロットを内包した作品でありながら、散...
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『キャプテン・マーベル』
<MCU>の21作目でフェーズ3の9本目。来るべき「エンドゲーム」へ向けて、いよいよ役者は揃った。物語は90年代半ば。まだフューリーはシールドの一介の捜査官に過ぎず、コールソンは新人。そういや「アイアンマン」の時に略称募集中なんてことを言ってた割に、この頃から普通に「シールドの捜査官だ」と名乗ってるし、それで通用するところを見ると認知されてるようなんだが、ヘンなの。ともあれこの時に宇宙からの...
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『アントマン&ワスプ』
<MCU>の20作目でフェーズ3の8本目。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」以降アントマンことスコット・ラングがどこで何をしていたのか、何故「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に姿を見せなかったのかが明らかになる。ソコヴィア協定違反者の内、スティーブ・ロジャースとナターシャ・ロマノフ、サム・ウィルソン、ワンダ・マキシモフは逃亡者の道を選び(それにヴィジョンが同行し)、家庭のあるス...
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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
<MCU>の19作目でフェーズ3の7本目、いよいよ<インフィニティ・サーガ>も大詰め。冒頭からソー、ロキ&ハルクとサノスとの激突。だがソーとハルクは敗れ、ロキとヘイムダルは惨殺されるという波乱の幕開け。続いてハルクはストレンジと出会い、ストレンジはアイアンマンにコンタクトを取り、そこにスパイダーマンも参入してサノス軍との戦いになるが、舞台は宇宙へ。その宇宙ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシ...
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『ブラックパンサー』
<MCU>の18作目でフェーズ3の6本目。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」でデビューしたブラックパンサーの単独主演作。時期的には「スパイダーマン/ホームカミング」より前で、「ドクター・ストレンジ」と同じころ?この世界では同時期に様々な場所で色々な事件が起きている。それらをパズルを解き明かすように検証していくのもまた楽し。物語は言ってみればワカンダの内政問題。極めて閉鎖的なお話だ。その...
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『スパイダーマン/ホームカミング』
<MCU>の16作目でフェーズ3の4本目。「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で再デビューを飾ったスパイダーマンを主人公にした物語。と同時にこれは「アイアンマン」の物語でもある。「ロッキー」シリーズが完結したあと、ロッキー・バルボアの物語が「クリード」シリーズに引き継がれたように、この作品でも”ある決断”をしたトニー・スタークの”その後”が描かれる。いわば形を変えた「アイアンマン4」と言...
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『ドクター・ストレンジ』
<MCU>の14作目で、フェーズの2本目。トニー・スタークに勝るとも劣らないオレ様キャラ、スティーブン・ストレンジが、大いなる世界の存在に目覚める成長譚と思わせておいて、実は本質的には何も変わらないという点もトニーにソックリだったという物語。まあ「大バカ野郎」がただの「バカ野郎」になったくらいの変化はあったんだろうけれど。で、「アイアンマン」のリメイクだと言い切る人もいるのだけれども、こちと...
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『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
<MCU>の13作目でフェーズ3の1本目は、これまで培ってきたものを一旦ぶち壊すという意欲作、というか問題作。「アイアンマン」を皮切りに多くのヒーローたちがデビューし、時には衝突もありながらも彼らは”アベンジャーズ”という一つのチームとしてまとまりを見せてきたが、それもこれまで。新メンバーが加わったものの、ソーとハルクが去った「エイジ・オブ・ウルトロン」の時点で既に綻び始めてはいたが、まだこ...
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『アントマン』
<MCU>の12作目でフェーズ2の6本目。フェーズ2はアイアンマン、ソー、キャップそれぞれ単独の続編が作られ、宇宙を舞台にした新顔ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがデビューした後、全員集合モノのアベンジャーズの第2弾が公開されるなど全体的にスケールアップが目立ったが、その締めくくりになるのがまたもやニューフェース、しかも最小のヒーロー、アントマンの参戦。他の作品とのリンクは相変わらず二重三...
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『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
<MCU>の11作目でフェーズ2の5本目。新顔を紹介した後は、お馴染みさんたちの大集合パート2。パート1の後にそれぞれの単独作品を用意して、そして2回目の招集をかけているのだから色々と考えられている。そして一見すると前回同様の”お祭り映画”に見えて、実はチームの問題点を抉り出しフェーズ3への伏線を張っていることに気づくだろう。言わずと知れたトニー・スタークとスティーブ・ロジャースの対立問題で...
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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
<MCU>の10作目、フェーズ2の4本目。従来の<MCU>とはガラッと変わって、今度は宇宙を舞台にした大冒険物語。これまでの作品群との接点といえば、いよいよサノスが本格的に物語に絡んでくることと、「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のポストクレジットシーンに出てきたコレクターが再登場するくらい。なので、この作品から<MCU>へ入門しても特に問題なし。まあ後で苦労はするだろうけれど。そういえば...
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『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』
<MCU>の9作目、フェーズ2の3本目。「左、失礼!」から始まる物語。公園をジョギングする退役軍人を何回も周回遅れにした挙句、「それで本気で走ってるの?」と大真面目で宣う大人げない男。それが終生の相棒となるキャップことスティーブと、ファルコン=サムとの出会い。サム、ここでよく切れなかったな。<MCU>史上、今のところもっとも静かなオープニングだが、この後物語は怒涛の展開を迎える。続くレムリア...
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『ディズニーCEOが実践する10の原則』ロバート・アイガー
先ごろCEOを電撃退任したウォルト・ディズニー・カンパニーのロバート・アイガー会長の自伝。成功したビジネスパーソンのサクセスストーリーということで、「ビジネスマン必携」の「経営者論」「リーダー論」といった内容なのかと思いきや然にあらず。表題にある「10の原則」は早々にプロローグで掲示され、自身の生い立ちや経歴(ABCに入社して現場の使いっ走りから始まり、ディズニーによるABC買収からディズニ...
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『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
<MCU>の8作目、フェーズ2の2本目。ソーの母フリッガが死んでしまうという悲しみの展開はあるものの、その一方でソーとロキの凸凹コンビの愉快な冒険が愉しめる一篇でもある。前作「マイティ・ソー」でのロキは屈折した悲劇的なキャラではありながら、本編中では最大のヴィランであり、続く「アベンジャーズ」でも(前面には出てこないがラスボスとしてサノスはいたものの)ヒーローチームを向こうに回して堂々たる侵...
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『アイアンマン3』
<MCU>の7本目でフェーズ2のはじまり。アベンジャーズ大集合映画の後のアイアンマン単独作なだけに、「祭りの後」の淋しさがあるかと思ったのだけれども杞憂に終わった。なんでキャップやソーは手助けしないの?という疑問は若干生まれたけれども、今回のヴィランの目的の半分はトニーに対する個人攻撃と言ってもいいくらいだから、ここはトニーに頑張ってもらいましょう。ということで孤軍奮闘のトニー・スターク。敵...
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『アベンジャーズ』
<MCU>の6本目でフェーズ1のトリ。幾つものパーツが集まって、遂にアベンジャーズ結成!これまでの作品とは異なり、冒頭から緊急事態に陥って未曾有卯の危機が訪れようとしていることを明示し、続けてこれに対抗しうるヒーローたちを個々に紹介。そしてようやくアベンジャーズが招集され事態に対処することになるのだが、最強のヒーローチームとは名ばかりでその実態は我の強い連中ばかりの烏合の衆で、その間隙を縫う...
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『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』
<MCU>の5作目。前作「マイティ・ソー」のラストで登場した、シールドの施設に保管されていた謎のアイテム”コズミック・キューブ”、その謂れがこの作品で明らかになる。”コズミック・キューブ(四次元キューブ)”が元々はオーディンの所有物だったのが何らかの理由で地球へ渡り(アスガルドの保管庫には模造品が収蔵されていた)、それを知ったレッドスカルが強奪。そのパワーでもって世界を支配しようとする野望を...
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『マイティ・ソー』
<MCU>第4弾は北欧神話の世界へ。これまでの「アイアンマン」や「インクレディブル・ハルク」とはガラッと雰囲気が変わっても、コールソン捜査官らシールドのメンバーが出てくると、「ああ、地続きの世界なんだな」と安堵感を覚えるようになった。本作はBIG3の一人、ソーが主人公(後の二人はアイアンマンとキャプテン・アメリカ)。だが<MCU>的にはソーの弟ロキのデビュー作という方がポイント高いかも。ある...
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『アイアンマン2』
<MCU>第3弾は「アイアンマン」の続編。半ば手探り状態で作っていた前作と違い、本作はしっかりと来たるべき「アベンジャーズ」を見据えたものになっている。ニック・フューリーが物語展開にしっかりと絡んでくるし、最後にムジョルニアをチラッと映し次回作「マイティ・ソー」への興味を繋ぐ。エージェント・コールソンがトニーのお目付け役として登場しながら、僅かな出番の後に”転属”という形でトニーの元を去るな...