人情のタグまとめ
「人情」タグの記事(8)
-
スリンへの長い帰路
さてだ。スリンに戻ろう。今イ課長がいるのはスリンから遠く離れた南部イーサーンの、田舎の、深奥部の遺跡。駅やバスターミナルのあるスリンがものすごく懐かしい大都会に思える(笑)。無事観光を終えたからには、あの懐かしき大都会に戻らなければ。まずはじっちゃんバイクでバーン・タコまで乗せてもらう。地図を見るとわかるように、ムアン・タムからさっき見たパノム・ルンの前を通ってバス停まで行くわけだから、距離...
-
自分
なんかぼんやりコスモスの花。今が、いい。この彼岸花も何かいい。自分は、好きだ。それに秋、蕎麦いい。それも地元で、ソバ畑あり、手打ち蕎麦いい。最高。
-
タイ人の親切に触れる その2
バンコクでの親切の話を書いたら、この話も書かないわけにはいかないな。スコータイで、例のワット・サパーン・ヒンを見に行った時のことだ。記事にも書いたけど、チケット売り場から遺跡までの500mくらいは自転車不可。この時はチケット買ったところですごいスコールになったから、しばらく雨宿りして、雨が小やみになってから歩いて行ったわけ。この500m、普通の舗装道路だけど人通り・車通りはほとんど皆無に近い...
-
タイ人の親切に触れる
話はまたタイに戻る。例の「SNS映え寺」であるワット・パクナムに行く途中で経験した、忘れ難い出来事のことを書いておきたい。ガイドブックがないから、このお寺に行く時の唯一の頼りはGoogle Mapの画面を手描きで書き写した超イイカゲンな地図。スカイトレインのタラート・プルー駅を降り、この地図を見て歩き出したイ課長だが、案の定道を間違えた。入り組んだ住宅街の中に入り込んでしまったぞ・・こんな道...
-
ウーベイン橋からの帰り道
ウーベイン橋からの帰路、イ課長には少~しばかり不安があった。来る時通った道を正確に逆に辿る自信がなかったのだ。目印になるのは途中のパゴダと、あと学校らしきものがあったってことくらい・・・。途中に学校とおぼしき建物があった。コレだよな、行きに見たのは。道は間違えてないはずだ。・・ところで、この建物、ホントに学校?ちょっと興味がわいて、建物に近づいてみた。お、門のところに制服姿の女子が二人。やっ...
-
人情や感情に訴えれば社員は動いてくれる!
社長をはじめ、上に立つ人は社員を思うまま動かさなければならない。部長命令だ、社長命令だなどと怒鳴れば一時的には動いてくれるが直ぐに元の木阿弥だ。日本人は農耕民族だから、人情や感情にうまく訴えたほうが思うまま動いてくれる。 ==================================================【本文】■ 人情や感情に訴えれば社員は動いてくれる! ■人事労務管理の...
-
ミャンマー人の商売っ気ってやつ
今までに行ったアジアの国々の中で、いちばん商魂たくましかった国は?と聞かれたらイ課長はベトナムと答えるだろう。逆に、あまりの商魂の弱さに拍子抜けした国は?と聞かれればラオスだ(笑)。地続きの隣国なのに、何であんなに違うのかね?さて、では昨年行ったミャンマーはどうだったのか?ミャンマー人の商売っ気って、ちょっと独特の“芸風”があったような気がするんだよね。強引に売るとか、デカい声で呼び込むとか...
-
超短編小説「傘女と小雨坊」
女が歩くと雨が降るのか、雨が降ると女が歩くのか。江戸の町に梅雨の気配が近づくと、傘を差す女性がよく見られるようになる。湿った空気の中、冴えない顔色で小綺麗な着物に赤い傘を差す姿が、小股でぽつりぽつりと雨の中をゆく。誰かはそれを美女といい、誰かはそれを醜女といった。傍目を恥じるその女性は、顔を赤い傘で隠しながらぽつりぽつりと歩いてゆく。夜に働き、自分だけを傘にいれる女性は、総じて傘女と哀れみを...