創作小説のタグまとめ

創作小説」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには創作小説に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「創作小説」タグの記事(17)

  1. 第1章四年生の戦いvol.24〜みんな高校生 - 桃源郷の1000日戦争

    第1章四年生の戦いvol.24〜みんな高校生

    『こんな時間にすみません。私、昨日、化学のプリントを置きざりにしてしまったようですが、今、生徒会議室って入れるものですか?』―みんな、スマホの電源を入れているだろうか?そう思ったのは杞憂で、一気に既読件数が増え、すぐに企画部員の人数と同じになった。丸本委員長が一言返信。『私預かった。生徒会室に来て。場所わかる?』安心した。しかし、よりによって丸本委員長の手に渡るとは。何を言われるのだろう。不...

  2. 第1章四年生の戦いvol.23〜担がれた神輿 - 桃源郷の1000日戦争

    第1章四年生の戦いvol.23〜担がれた神輿

    「何やりたい?」―え?実はあまり考えていなかった。私は文化祭実行委員として何をしたいのか。「いいよ、全部説明するから、やりたいやつ教えて。そう言えば中学でも文化祭やってたんだよね?どういうことやってたの?」中学でも三年間、文化祭実行委員をやってはいたが、舞台を中心とした、装飾でずっと通してきた。でも、この人たちの前でそれが通じるのかなと考えた。そこでこの質問だった。三年間やってきたことを簡単...

  3. 第1章四年生の戦いvol.22〜最大の衝撃 - 桃源郷の1000日戦争

    第1章四年生の戦いvol.22〜最大の衝撃

    各クラス、次回のLHRの時にしっかり決めてきた。幸い各クラス、うまくばらけたため、規定を超える重複はなくなった。数日後に企画部は、また各クラス代表を招集した。そこでは各クラスがどの国を選んだかの表、以前に提出してもらった企画書1、企画書1よりも具体的なことを聞いた企画書2、そして調理に関しての決め事を書いた紙だ。ここから、各クラスの企画がいよいよ形になっていく。そして、企画部もそれに合わせた...

  4. 第1章四年生の戦いvol.21〜ドーナツに向けて - 桃源郷の1000日戦争

    第1章四年生の戦いvol.21〜ドーナツに向けて

    高校最初の定期考査が始まった。入学歓迎試験という、全然歓迎していない試験の数学で惨敗だった私は、定期考査でも単純に同じ点数を取れば、赤点が決定する。まだ前期であるため、後期頑張れば巻き返し可能であるが、そういう問題ではない。秋からのドーナツ作り放題の計画を現実のものにするために、数学は何としてでもいわゆる人並みの点数を取らなければならないのだ。歓迎試験の点数が酷かった私だったが、終わってみれ...

  5. 第1章四年生の戦いvol.20〜私は1年2組だ - 桃源郷の1000日戦争

    第1章四年生の戦いvol.20〜私は1年2組だ

    今度は私が苦笑いをした。二人の話を聞いていると、生徒会本部や文化祭実行委員会は、アイデアを出せる人はパソコンが使えず、パソコンを使える人はアイデアを出せないという法則があるらしい。丸本委員長は私に対して、パソコン使えるならアイデアを出せる人間であって欲しいと言った。彼女いわく、パソコンは決まりごとの塊なので、勉強すれば出来るようになる(はずだ)が、アイデアが浮かぶ、浮かばないは、育ってきた環...

  6. 第1章四年生の戦いvol.8〜堀を固められる - 桃源郷の1000日戦争

    第1章四年生の戦いvol.8〜堀を固められる

    「…続いて、今日の放課後関係ですが、文化祭実行委員会の全体会議があるそうです。えーっと、すみません、誰だったか忘れましたが、15:50に生徒会議室に行ってください。生徒会議室は、今そこに黄色い掲示物が貼ってある建屋、3棟といいますが、そこの2階の突き当たりです」え?!冗談でしょ?と思った。9月なのに?まだ半年もあるのに?しかもこの日は他の委員会はなく、文化祭実行委員だけ招集されている。何を話...

  7. 真珠の眠る庭で - 時空図書館

    真珠の眠る庭で

    【海】時空モノガタリ文学賞入賞作品時空モノガタリからの選評こうした史実は知りませんでしたが、2000字の中に濃密なドラマがぎゅっと凝縮されているなと感心しました。差別や言葉の壁を乗り越えた二人の愛が、美しいブルームの自然を背景に美しく浮かび上がっていると思います。クレアの垢抜けない様と、美しいコバルトブルーの海との対比も鮮やかで、彼女のキャラクターをうまく表現しているなと思います。時空モノガ...

  8. 寂しがりな子豚の反乱 - 時空図書館

    寂しがりな子豚の反乱

    大麦は今をたけなわに穂を垂らし、先ほどは陽を受け金色に光っていた波が、白銀にたゆたう。いつも3匹の子豚が密かに見る、漆黒の薄幕を敷いた天上は、一面に氷を砕いたような光の粒が瞬き、零れおちた明かりが大麦を濡らしていた。そこに一陣の風が渡ると大波が起こった。すると時期の早い蝗が一斉に飛び立ち、何百もの小さな放射状の光を描く……。我らは家畜。宴に饗される、ただそのために生きている。夜空を仰ぐ事は、...

  9. 泣かないで、ピーコック - 時空図書館

    泣かないで、ピーコック

    猫が喜びそうな縁側の日だまりに、円い木製のテーブルとチェアがちょこんと置いてある。その飴玉を溶かした様に青みがかった緑の彩色は、瓦造り畳住まいの家にはあまりに鮮やかで、琴子のおばあちゃんは「これはピーコックグリーンよ」と初めて会った日に教えてくれた。「ピーコックは英語で孔雀のオスをいうの。広げた羽のようにあでやかだからそう呼ばれているのね」ニコニコ笑うおばあちゃんは編み物が大好きで、その両手...

  10. しーちゃんと旅する魔法使い - 時空図書館

    しーちゃんと旅する魔法使い

    「りんごあめにポン菓子っ!」「紙芝居だよー、どうだ今日は新作だよ!」「おじさんが仕上げたゴム鉄砲だぞ、これで坊主たちもガンマンだ」通学路に時折露店を出すおじさんたちが、どこから来てどこに行くのかは誰も知りません。PTAは煙たい顔をしていましたが、子供たちは帰り道にお目当てのものを見つけると、走って家に帰り、なけなしのお小遣いを持っておじさんの所に行く、それがとびっきりの楽しみでした。今は昔、...

  11. しーちゃんと踊る象 - 時空図書館

    しーちゃんと踊る象

    軽トラ以外の自家用車もまだ珍しかったバブル景気の前、まだ砂利道が多く、田畑にはタンポポと蓮華草が咲き乱れていました。その一方、上向きになりかけた景気は工場をガンガン稼働させ、垂れ流される排水や光化学スモッグがしばしば社会問題となりました。日暮れまで外で遊ぶ子供の間でもインベーダーゲームやゲームウォッチが流行し、ようやくファミリーコンピューターがお茶の間に登場した時代。今は昔、そんな昭和の頃の...

  12. お隣はユートピア - 時空図書館

    お隣はユートピア

    小さい頃からお隣の借り物で暮らしていた。警察、消防署、学校、バスは一時間に一本、コンビニも病院もない。そうそう、自然は豊富にある。山林の維持はボランティアだが、それもいつまで続くか。役場で働く二十代は俺一人。そして……村は、もうすぐ消える。「今更、S市と合併とか言われてもなぁ」広報室長は呟き、俺はワゴン車の中で反論した。「でも村議は反対だし、村長もまだ判は押していない」村を通る私営バスの本社...

  13. 渋谷スイングバイ - 時空図書館

    渋谷スイングバイ

    【渋谷】時空モノガタリ文学賞時空モノガタリからの選評 少女の揺れ動く心や孤独が、宇宙を旅する探査機に重ねてよく描かれていると思います。「色々なものを犠牲にして発展した不夜城」渋谷が、主人公のおかれた家庭環境をうまく象徴していますね。スバルという「彗星みたいな」不思議な少女も魅力的ですし、読みやすくまとまった作品だと思います。時空モノガタリKビルの最上階、『コスモプラネタリウム渋谷』の入り口前...

  14. 信繁の土竜 - 時空図書館

    信繁の土竜

    兵吾は卑賎の身だが土木に非凡な才を持つ。もとは石田三成に仕え、忍城戦にて長大な堤を築き上げ、これをもって水攻めしたほどだった。が、忍城が持ちこたえると三成は激怒した。その時、兵吾の命を繋いだ若い武将の名を、信繁といった。信繁はまめに働く朴訥な兵吾を重用し、兵吾もまた忠義を尽くした。関ヶ原で信繁は敗残の将となり紀伊国に流されたが、二人は変わることなく、世は徳川の天下となった。十余年が過ぎた頃、...

  15. ハツコイバンビ☆ - 時空図書館

    ハツコイバンビ☆

    溝口先生が亡くなった。風呂場で脳卒中を起こし、そのままだったそうだ。顧問の突然の訃報に、N高校吹奏楽部の皆は涙を流し、その死を悼んだ。「広瀬。先生の、追悼演奏会をやらないか?体育館使えるって」言ったのは、コンサートマスターの杉谷だった。「部長は僕だぞ」「実は、もう曲を決めてある」杉谷は強引だ。クラリネット奏者としての実力は誰もが認めるが、ワンマンぶりを煙たがる部員は少なくない。「この譜面、先...

  16. Best Friend - いつでも、ひなたぼっこ

    Best Friend

    ≪Best Friendテーマ(おくりもの)≫僕は生まれた日を覚えていない。気が付いた時には、デパートのおもちゃ売り場で窮屈そうに並んでいた。ああ、なんて退屈なんだろう。綿がたっぷり詰まってふわふわな真新しいこの身体は、ちっとも動きやしないじゃないか。ふてくされていると、品の良さそうな女性が僕を手に取った。それから箱に詰められ、結構な時間が経った気がする。箱の外から声がした。「ハッピーバース...

  17. P.S.虹を待つ - いつでも、ひなたぼっこ

    P.S.虹を待つ

    6月が、泣いている。梅雨をそう感じるのは、彼がいなくなったせいだろうか。モノトーンに沈む雨の庭に、あでやかな色を添える紫陽花のグラテーション。休日を家で過ごすことの多い季節、私はいつもより長い時間パソコンの画面を眺めていた。彼と出会った投稿サイトで、自分でも無意識に、もう更新されることのない小説のページを検索する。松山椋……。24歳のまま止まった人生を見つめ、私だけがこうしてまた、一つ年を重...

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