北辰会のタグまとめ
「北辰会」タグの記事(47)
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鍼を使用できる人
鍼灸は治療用のものですが、生業としなければ、一般人が用いても問題はありません。まぁ知識もなく行うのは危険だから、鍼が薬局で売られていることはありませんが、お灸は売られていますよね。手軽にできるせんねん灸などが売られていて、最近ダルビッシュ選手が用いているのをYouTubeに上げて見た人もいるかもしれません。治療として人に用いて、お金をいただくとなると、資格を持った人しか扱えないことになってい...
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お医者さんも鍼灸(中平)
本日より水曜午前の診療は前日までにご予約が必要となります。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い申し上げます。先日、高槻の鍼灸わかば(※1)の方に問い合わせの電話が入りました。「大阪医科大の先生に鍼灸を勧められて、鍼灸だったら北辰会(※2)がいいよ。この(医大)近くだったら鍼灸わかばがあるよとご紹介頂いたんです」との事実は医大の先生(全く面識はない方です)から患者さんをご紹介頂くのはこ...
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年末恒例代表講演 2019
今年もやってきました、(一社)北辰会年末代表講演!以前は現会長である藤本蓮風先生が代表であるときに行なっていた代表講演ですが、代が藤本新風代表に代わってからも引き続き行われております。場所はこれも恒例の大森にある衛生学園。行われたのは12月22日!昨日です。講演会場もいっぱいなのですが、懇親会の参加者が年々増えています。いいことです!どんどん活気づいてほしい!講演は今年は「脈診」に特化した内...
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鍼の勉強会 2019.11.10
昨日は高田馬場で行われた(一社)北辰会関東支部の勉強会に参加してきました。恒例の鍼の勉強会です。午前は実技、午後は森岡健介先生による症例発表。症例は「帯状疱疹後神経痛」において著効を示したもの。西洋医学では難治の部類に入るものをシャープに治していました。彼は年は下だけど、同じ鍼灸学校の同級生。高校卒業してすぐに鍼灸学校に入学してきました。高校のときはサッカーで都の選抜メンバーでもあります。仲...
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(一社)北辰会スタンダードコース 2019.10.27
昨日は高田馬場で行われた鍼の勉強会に参加してきました。午前中は佐藤達也先生と金子太先生による「経穴解説」の講義。それぞれの先生の臨床の話が興味深かったです。ベースとなっているのは会長藤本蓮風が著した「経穴解説」ですが、話される先生によって伝わり方が変わってきます。いろんな先生のバージョンを聞いてみたい気もしますね。午後は実技オンリー。テーマは腹診と空間診。僕は教える立場ですが、何も完璧にでき...
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衛気のミトン(北山)
岡先生や大杉先生も記事を書かれていましたが、私も今回初めて夏季研修会に参加してきました。午前中は夢分流の腹診術や打鍼術について、腹診術の歴史にはじまり、診断意義、打鍼の使い方などを学びました。教科書もしっかり読んで行ったつもりでしたが、午前中の段階で既に自分の勉強不足具合を痛感しました(><)午後からはそれぞれ決められた班に分かれて腹診と打鍼の使い方などを学びました。私の班は6人で、ペアを作...
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みんなに伝えるのは難しい、、、
先日鍼の勉強会で行った講義に対するアンケートの集計が出ました。書いてあることを素直に受けとめれば、概ね好評で、臨床の話をふんだんに入れたことが良かったようです。あまり通常鍼灸院では見ないような症例も話しましたからね。火傷やら、脱臼やら、顔面にボールが当たって目がぼやける症状やら。バラエティーに富んでいたと思います。その中で気になった感想がありました。「経穴学は古典へではなく蓮風先生の考えをベ...
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日曜は講義
ここ何年かはほぼ年一回ですが、それが今週末に迫ってきました。講義です。鍼の勉強会で、1時間ほど喋ります。以前は2時間近くのコマもやっていたことを考えると、負担が減ったようにも思うのですが、準備などは時間がかかっちゃいますね。時間の使い方が下手だなぁと思います。前みたいに当日の朝出来上がるということはなくなりましたが、1週間前を切っているというのは、いいことじゃないですね。今回話す内容は「経穴...
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冬季研修会『順雪会』2019.2.10〜11⑤
前回の続きです。まだまだ書きたいことはいろいろあるのですが、今回で今冬の研修会については終わりにしたいと思います。宴会の後、夜中まで続いた勉強部屋での濃密な時間を過ごし、翌日は朝1時間弱の刺鍼実技。その後打鍼指導をしました。このときの刺鍼実技で得たものは短時間でもいろいろあるのですが、一番は雙手進鍼法のときに他の刺鍼法のときとまるで別の意識を持って刺入してしまっているということに気づかせても...
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冬季研修会『順雪会』2019.2.10〜11④
続きです。宿泊の研修会と言ったら、やはり宴会はつきものです。そして宴会と言ったら余興もつきものです!僕もこの研修会の参加も10回くらい。ここ3年は熱海での開催なのですが、以前は草津や水上。そのときは家族も一緒に参加し、スキーもやって、宴会では家族で阿波おどりを踊っていたのですが、熱海になってからは僕だけの参加です。しかも熱海になった年は参加しなかったんですよね。そのため前回は阿波おどりをせず...
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冬季研修会『順雪会』2019.2.10〜11③
前回の続きです。刺鍼実技の後は、本来であれば打鍼の指導だったのですが、講師の数が多かったので、僕は2日目の指導にまわり、ここでは古代鍼の実技を受講。「古代鍼」というのは打鍼と違って先は尖っているけど、刺入しない鍼です。刺入しないで、当てたり、翳したりすることで気の流れを調整する鍼。時間は1時間半あったけど、あっという間ですね。ここでもペアになってお互いに施しました。講師の先生同士で行なってい...
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冬季研修会『順雪会』2019.2.10〜11②
前回の続きです。研修会の初日、実技指導の擦り合わせの後、刺鍼実技を受講しました。講師だけが参加でき、別室で行われます。数ミリ深さが違うだけで効果が全く違う。刺す前の捉え方、刺す瞬間の捉え方、刺しているときの捉え方でも違ったものになります。もちろんそんな段階的なものではなく、ひとつの流れの中で起こっているもの。少数鍼、一本鍼で治すには、ひとつの鍼へのこだわり、ひとつのツボへのこだわりは半端ない...
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冬季強化合宿へ参加してきました(中平)
先日熱海で開催の冬季強化合宿に参加してきましたなんだか運動部の合宿の様ですが、柚の森スタッフが所属する鍼灸団体“北辰会”の宿泊型勉強会です 普段の勉強会では教えて頂く機会がない古代鍼についてしっかり勉強してきました!古代鍼は皮膚に刺さないで治療を行う鍼です。小さいなお子さんの治療や刺す鍼が不適応な患者さんに主に使用します。(当院のホームページご参照ください)勉強会では知らなかった事、知りたか...
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メンテナンス(中平)
おはようございます。誠に申し訳ございませんが、本日(1月30日)の午前診は休診、午後(3時)からの診療となります。今日の朝は藤本蓮風先生(*)の鍼灸院へ治療を受けに行かせて頂いております。とは言っても別に体調不良という訳ではございませんのでご心配なく今年1年もしっかり鍼灸頑張れるように、メンテナンスをしてきます。また蓮風先生の治療を受けることは身体のためだけでなく、鍼灸師としての学びがとても...
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年末代表講演
来月16日に大森にある東京衛生学園専門学校にて、「(一社)北辰会関東支部年末代表講演」が行われます。僕が所属している鍼灸学術団体です。テーマは「現代に蘇る腹部打鍼術〜受け継がれるこころと技〜」一日全て打鍼です。今年度から代表に就任された藤本新風先生が本部大阪からいらっしゃって、打鍼の実技を披露してくれます。なんか技を披露するように聞こえるけど、公開臨床ですね。ここから何を感じられるか。これは...
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続・北辰会夏季研修に参加して来ました(中平)
昨日の大杉先生のブログにもありましたが、先日の日曜は研修会でした 大杉先生は腹診と打鍼の研修でしたが、私は鍼を刺す実技の講習を1日受けてきました。「え?もう鍼灸師なのに、刺し方を習うの?」と思われるかもしれませんが、北辰会では“撓入鍼法(とうにゅうしんぽう)”という刺法技術を取り入れていて、これがなかなか難しいのです 多くの鍼灸師の方が行っている刺鍼法は管に鍼を入れ、それを体表にあてて鍼を刺...
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講義の感想
そういえば先日鍼の勉強会で行なった講義に対するアンケートの結果が出ていました。「気血津液弁証」というテーマでしたが、弁証するにあたって「論理学」を入れる必要があると思い、弁証シリーズがこれからも続くので、「論理学」を組み込みました。気血津液弁証に論理学を絡めて話すのはどうなのか?他の講師の先生から懸念されもしたのですが、概ね好評だった感じです。わかりにくかったという感想を持った方もいましたが...
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高槻に北辰会(中平)
先日私が開院している鍼灸院に70歳台位とお見受けする男性が来院され、「すいません。つかぬ事をお聞きしますが・・・ここは北辰会の鍼をやっているのですか?」とのこと!「はい、そうですよ」「ああ~やっぱり!外の看板に少数鍼ってあったから、ひょっとしてと思って。」詳しくお話を伺ったところ、なんと北辰会会長の藤本蓮風先生が、堺で鍼灸院をされていた頃(約30年以上前の事)からの患者さんで、その後奈良の学...
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同一律
鍼というと技術的なことを想起する方もおられると思いますが、もちろんそれはあるのですが、東洋医学という医学なわけですから、勉学もかなり必要なわけです。そしてそれをしっかりと現場で使えないといけない。できて当たり前なわけですが、できない人はまず定義をしっかり抑えられていないことがあります。「〇〇とは△△である」という定義です。気虚とはどういう状態か、血虚とはどういう状態か、風寒邪にかかるとどうな...
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北辰会の本(中平)
鍼灸柚の森スタッフが所属する鍼灸団体“北辰会”から、本が出版されました。鍼灸臨床能力北辰会方式実践編緑書房この本は当初北辰会の会員向けに作られたもので、会員にとっては必読の教科書的な本。私は何かある度に読み返しています。今回一般書店向けに発売となり、会員以外の方にも読んで頂けるようになりました 北辰会のメソッドがぎっしり詰まっているので、鍼灸師の方には非常にためになる本です。会員以外の方にこ...