宮下奈都のタグまとめ
「宮下奈都」タグの記事(8)
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そういえばいつからだろう未来や将来や可能性といった嘘くさくてぴかぴか光っているものを避けるようになったのは...そうかそういう輝かしいものに目を向けるのが目を向けて傷付くのが私は嫌なのだな怖いのだな本をよむということは己を知ることだ(静かな雨/宮下奈都)
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『羊と鋼の森』宮下奈都著
一瞬の出会いが人生を決めてしまうことがある。けれどそれは、本当にたまたまの偶然だったのか。出会うべくして出会うものだったのか。主人公外村は、高校で、調律にやってきた板鳥の調律に魅了されて、調律師を目指す。調律の専門学校を出た外村は、板鳥の勤める楽器店に就職する。調律の道は厳しく、音の世界は果てしなく深い。ピアニストになることをあきらめた秋野(会社の先輩その1)は、楽器の音の中で育ち、楽器の音...
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読んだ本記録『羊と鋼の森』
2018年読み終わった本42冊目。『羊と鋼の森』宮下奈都わたしのうちにピアノがやってきたのは、10歳くらいのことです。8歳から習い始めたのは遅いほうだったのに、音楽に縁のなかった両親は、最初どんなに頼んでもピアノを買ってはくれませんでした。それでもそのうち、父が仕事の関係のどこかの保育園から古い古いオルガンをもらってきてくれて、それでずっと練習していました。エレクトーンでもないのに鍵盤は2段...
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太陽のパスタ、豆のスープ@宮下奈都
本のタイトルだったり、パラパラと立ち読みをして食べ物に関する内容だとわかった時はとりあえず買う事にしています。宮下奈都さんの太陽のパスタ、豆のスープを読了。この著者の本を読んだのは今回が初めてでしたが、夏になるとよく文庫本のオススメ冊子みたいなの本屋さんに置かれてるじゃないですか。あれか何かで本の表紙をなんとなく覚えていて、「あ、これなんか知ってるぞ」と思って手にしたのでした。ストーリーは本...
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神さまたちの遊ぶ庭
先日読んだ、宮下奈都さんの「羊と鋼の森」。この作品に関係する本を、「羊~」を読む前に読んでいました。「羊~」を読んだ時、あの本!とすぐに出てきて驚きました。・羊と鋼の森神さまたちの遊ぶ庭宮下奈都/光文社、光文社文庫/2017 2013年、宮下さん一家は2年間、北海道の帯広に引越し、暮らすことに決めていた。が、宮下さんの夫が、帯広ではなく、もっと大自然の中で暮らさないかと提案してきた。大雪山国...
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羊と鋼の森
宮下奈都さんの作品を。1年ぶり?話題になったこの本が文庫化されたので読みました。羊と鋼の森宮下奈都 / 文藝春秋,文春文庫 / 2018(単行本は2015)北海道の田舎の山で生まれ育った外村は、高校生、17歳の時、たまたま担任から来客を体育館に案内するように頼まれる。やって来た来客はピアノの調律師の板鳥宗一郎。外村は初めてピアノの調律を見て、調律に魅せられる。板鳥に弟子にしてほしいと頼むと、...
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メロディ・フェア
以前から読んできた宮下奈都さんの本を読みました。宮下奈都さんといえば、「羊と鋼の森」で本屋大賞を受賞、一気に注目されました。ピアノ調律師のお話と言うことで読みたい!のですが、文庫化待ち。他の作品を読んでいきます。メロディ・フェア宮下奈都/ポプラ社・ポプラ文庫/2013(単行本は2011)結乃(よしの)は東京の大学を卒業し、化粧品会社に就職。地元に帰り、ショピングモールの化粧品売り場で美容部員...
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📕「羊と鋼の森」宮下奈都(#1...
初読み作家さんです。去年の本屋大賞第一位です。映画化され、来年公開だそうです。ピアノの調律師のお話です。ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表わせるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を暖かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説(「BOOK」データベースより)いい文章でした。...