少彦名命のタグまとめ
「少彦名命」タグの記事(4)
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蛭児神1)四貴神三番目の御子
■日本書紀「本書」では四貴神蛭子神が何であるか、通説を排して考えてみる。四貴神と書くと、「お前何を言っている、イザナギ神の禊から生まれた神は、三貴神であって、天照大神(左目から)、月読尊(右目から)、素戔嗚尊(鼻から)の三神だ。四神ではない。」という意見が出て来るのではないか。しかし、そのように書いてあるのは、『古事記』であり、『日本書紀』には一書(第六)ではそうなっているが、本書にはそう書...
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美保の事代主命(10)御穂須須美命と雀②
次の説。〝一、日本書紀に大国主命が美保関において少彦名命と御邂逅のさい、少彦名命が鷦鷯の羽を以って衣と為す、とある。同命は農業と医薬を大国主命に教え、出雲建国に偉大な功績あり、美保関海崎の天神様とし現在に至るまで祭祀絶えず。家古きため鷦鷯を名乗る。〟天神社(美保社境外社)松江市美保関町美保関821祭神少彦名命『日本書紀』では、ミソサザイ(鷦鷯ーさざき、ささき)の羽となっている。しかし、『古事...
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歴史チップス2020年1月号賭け味
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古代の醸造、酒造りのあれこれを
『卑弥呼は何を食べていたか』。廣野卓著。2012年。 「卑弥呼の呪術と桃」については先日、書いたばかりだから、廣野さんが書いたテーマから、古代の醸造、酒造りのあれこれを考えてみたい。 先日、古事記をテーマに大神神社を案内した時、酒作りが話題になった。「この神酒(みき)は、わが酒ならず、大物主の醸みし神酒」である。古代の酒造りは人が米、味飯(うまいい)を噛むところから始まったとされる。「未婚の...