怪奇・幻想のタグまとめ

怪奇・幻想」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには怪奇・幻想に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「怪奇・幻想」タグの記事(15)

  1. 怪奇小説精華 - TimeTurner

    怪奇小説精華

    古今の怪奇幻想文学の中から厳選に厳選を重ねて編まれた3巻本アンソロジーのひとつ。世界最古の怪談会小説として知られるルキアノスの作品に始まり、デフォー、メリメ、ゴーゴリ、モーパッサンなど文豪中の文豪たちによるベスト・オブ・ベストな怪奇小説を集めたアンソロジー。 怪奇小説を語るなら、とにかくまずこれを読め!といったラインナップです。先日の東雅夫さんの講演会で話に出て、さっそく読んでみました。まず...

  2. 静かな月夜の不確かなこと - TimeTurner

    静かな月夜の不確かなこと

    待望の《青い月夜シリーズ》三作目が出ていました。作者による作品紹介にはこんなふうに書かれていました。「前二作の補足(あるいは蛇足)的な内容となっておりますので、先にそちらをお読みいただければと思います。リーラという娘が出てきますが、これは第一作のクスティーモル家連続殺人事件で唯一生き残った(?)少女です。第二作の終盤で虫を入手するために遠い町へ出かけた薬剤師のマグザブ、探偵を手伝っていたティ...

  3. 十四番線上のハレルヤ - TimeTurner

    十四番線上のハレルヤ

    寂れた港町に越してきた女と奇妙な住人たちの交流を描く「ラヅカリカヅラの夢」、廃業した旅館の建物に越してきた母娘と長患いで臥していた老女の思いが交錯する「補陀落葵の間」、霊能者の両親を持ちながら自らは人の顏を憶える能力しか持たない女が外国の町を転々とする表題作、百合のような佇まいの花屋がストーカーと化す「鬼百合」、知的な面で発達障害のある女が父、兄と失くして、やがては母も90歳で死んでひとりに...

  4. ホフマンと乱歩 人形と光学器械のエロス - TimeTurner

    ホフマンと乱歩 人形と光学器械のエロス

    ホフマンの「砂男」と江戸川乱歩の「押絵と旅する男」は、どちらも話の中心に人形への恋と望遠鏡という小道具をとりいれたところに共通点がある。また、出来事が主人公の妄想なのか現実なのか判然とせず、読者を不安に陥れる点でもよく似ている。フロイトの精神分析も引きながら、ふたりの作家が試みた狂気とエロスの関係を探る・・・。 「理想の教室」というシリーズの1冊で、内容は3章に分けられ、それぞれが講義1回分...

  5. 翻訳という視点から見た怪奇幻想文学移入史@日本近代文学館 - TimeTurner

    翻訳という視点から見た怪奇幻想文学移入史@日本近代文学館

    台風が来るというので迷ったのですが、天気が荒れ始めるのは夕方からだという予報を信じ、早めに(正午頃)家を出て日本近代文学館へ。おかげで雨が降り出す前に会場に到着しました。講師の東雅夫さんは、お名前はしょっちゅう見かけてはいたものの、実際に拝見するのもお話をうかがうのも初めて。思っていたよりお若い方で、声が大きく滑舌が良いのが印象的でした。広めのホールなのでマイクが用意されてはいましたが、なし...

  6. Nine Ghosts - TimeTurner

    Nine Ghosts

    リチャード・ヘンリー・モールデン(1879~1951)は、イートン、ケンブリッジを出て最終的には Dean of Wellsにまで出世した聖職者で、怪奇小説の執筆は完全な趣味。宗教関係の著作はたくさん出していますが、怪奇小説としてはこの短編集1冊だけが長年の友人であるM・R・ジェイムズへのトリビュートという形で刊行されました。作風もジェイムズに追随しています。(きょう7月26日は幽霊の日です...

  7. 象形文字譚集 - TimeTurner

    象形文字譚集

    ゴシック小説の創始者と言われる『オトラント城』の作者が、ストロベリー・ヒル内の印刷工房で6部だけ発行した幻の奇想掌編集全6編に「鳥の巣」を加えたもの。5月の文学フリマで買いそこなって地団太踏んだ同人出版物ですが、親切にも譲ってくださる方がいて手に入りました。序文では、この本の内容は「世界の創造の少し前に書かれたものであり、それ以来まだ発見されていない無人島クランブクラギッリの山中で、口承によ...

  8. Tales of Men and Ghosts - TimeTurner

    Tales of Men and Ghosts

    『幽霊』のイーディス・ウォートンが描く人間と幽霊の物語10編。1909年刊行の短編集。O・ヘンリーの同時代人だったと思い出させるわかりやすい人情噺も少しありますが、大抵は心理の襞や人間観察は詳細に描きつつ結論は曖昧にぼかしたままというもどかしい読後感。ミステリ仕立ての「The Bolted Door」にはびっくりしました。紹介文ではヘンリー・ジェイムズと比較されていて、ああ、このわかりにくさ...

  9. おとらんと城綺譚/オトラント城綺譚 - TimeTurner

    おとらんと城綺譚/オトラント城綺譚

    前に千葉康樹訳では読んでいるのですが、『ゴシック幻想』に平井呈一が訳していて、しかも二種類の翻訳があると書いてあったので、読みたくなりました。どちらも絶版で、『おとらんと城綺譚』のほうは古書もみつかりませんが(あってもきっと高額)、幸いどちらも図書館にありました。『おとらんと城綺譚』いやあもう恐れ入りました。平安朝ゴシックとでも言いたいような、ひょっとして紫式部がこっそり書いてた?と思ってし...

  10. 飛ぶ孔雀 - TimeTurner

    飛ぶ孔雀

    シブレ山の石切り場で事故があって以来、火が燃えにくくなった世界。庭園の大茶会で火を運ぶ娘たちを孔雀が襲い、大蛇が蠢く地下世界を男は遍歴する・・・。寡作で有名な作家久々の長編連作小説。 うーむ。感想が書けない。理解できてないからなんだけど、どう理解できないかも説明できない。直観的に感じるのは、この世界は確固として山尾さんの中に存在していて、山尾さんはその中を塵のような生命体としてあちらこちらへ...

  11. ゴシック幻想 - TimeTurner

    ゴシック幻想

    現代のホラー、ミステリー、オカルト、恐怖、SFの原点と言われるゴシック・ロマンス。全ての幻想文学の源流である作品・作家を多彩な執筆者が論じる。「出口なき迷宮」(牧神社出版 1975年刊)の改題。ゴシック小説には興味があるのだけれど、いざ本格的なゴシック小説を読もうとすると、現代人には大仰で馬鹿馬鹿しくすら見えてしまう表現や展開に挫折してしまいます。『オトラント城』は短かったのでなんとか読み通...

  12. 怪奇小説傑作集 1 - TimeTurner

    怪奇小説傑作集 1

    3つの願いが叶えられるという猿の手のミイラが老夫婦にもたらす悲劇を描いたW・W・ジェイコブズの「猿の手」をはじめ全9編有名なものばかりなので、ほとんどは前に読んだことがあるけど、この本は平井呈一の翻訳を読むために買った。現在活躍している翻訳家にはこういう日本語が使える人はもういないから、遺作を読んで研究するしかないかな、と。でもなあ、「幽的」とか「あとは白浪」なんて、平井呈一だから許されるの...

  13. 見えるもの見えざるもの - TimeTurner

    見えるもの見えざるもの

    『塔の中の部屋』につづくナイトランド叢書のE・F・ベンスン2冊目。前作では複数の翻訳家が担当していたため、訳文の雰囲気にばらつきがありましたが、今回はひとりですべて訳しているので、文体の風合いが統一され、読みやすくなっています。怪奇小説だから怖いことは怖いんですが、トイレに行けなくなるようほど怖いものはなく、怖さの素もいろいろでバラエティに富んでいました。おおざっぱな分け方をすると、「死者か...

  14. 明治・妖モダン - TimeTurner

    明治・妖モダン

    江戸が明治に改まって20年。モダン銀座に勤務する巡査の滝と原田は、勤務が終わるとなじみの牛鍋屋で親しい常連たちとあれこれ語り合うのが楽しみだった。だが、二人の身辺には謎の事件が頻発する・・・。巡査ふたりが主人公なので、一種の警察ミステリーかと思いきや、文明開化の世に棲む妖怪たちを描く異色怪談だった。《しゃばけ》シリーズに比べると、若だんながいない分だけ冷酷で容赦のないところがある。ふつうは主...

  15. 青い月夜の特別なこと/月なき夜の幸せなこと - TimeTurner

    青い月夜の特別なこと/月なき夜の幸せなこと

    探偵・双一郎と助手の京子がそろそろ事務所を閉めようとしたところへ訪ねてきた男は、富豪のバルトシュ・クスティーモル卿の屋敷にすぐ来てくれ。《最上級の依頼》だと告げた。双一郎は京子、親友のマグザブを伴い、男の馬車で屋敷を訪れる・・・。Prime Readingのリストに入っていて、サンプルを読んでみたら好きな設定ぽかったので読んでみました。すごく不思議な読み心地。癖になりそう。時代も国も不明な異...

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