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「感想」タグの記事(454)

  1. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷348 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷348

    348話作重松清【羊の要約】【羊のひとこと】

  2. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷347 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷347

    347話作重松清【羊の要約】一雄さんは私に、母が亡き隆さんのことをどう思っていたのか、訊きたいといってきた。最後まで隆さんは母のことを好きで、母も隆さんを大切に思っていたのはわかるが、片親だけの子を持つ同志が、子どもに両親を揃えたくて一緒になった、そのツケが今まわってきたのではないか、という。そして、私と宏子姉の父と母の関係について、金やウソの問題があって別れたと聞いているが、好きなまま別れ...

  3. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷346 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷346

    346話作重松清【羊の要約】 ちょっと待ってよ、なんだよそれ。姥捨山に置いていくつもりか…一雄さんが実の兄弟だったら、あるいは私が施設長でなかったら、食ってかかることができたが、現実の私は黙り込むだけだった。一雄さんは、最後まで面倒を見たいと思ってはいるが、お母さんにとっての幸せが何か、という。さらに、頑固になっていて、筋道を立てて説明してもダメな時がある、という。だから、捨てるのか、と言い...

  4. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷345 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷345

    345話作重松清【羊の要約】私と一雄さんは酒を追加して、しばらくどうでもいいことをしゃべっていた。母の墓について、先に話に踏み込んだ方が負け、とばかりに、本題に触れずに互いに時間稼ぎをしているのだ。だが、母と由香里さんは帰ってこない。5分を越え、一雄さんが由香里さんに電話をかけたが、つながらない。コース料理のメインが運ばれてきたあとで、一雄さんが口火を切った。お母さんは八十を過ぎて、半年たて...

  5. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷344 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷344

    344話作重松清【羊の要約】由香里さんがホタルを見よう、とお母さんを外に連れ出した。手を引かれて出る母の姿を見て、ほんとうに小さくなった、と感じる。一雄さんは、母が前妻の良江さんに、引け目、負い目があるんだという。それでも自分らと同じ墓でいいし、入れてあげたい、と本気で思っている、という。こういう一雄さんは、上から物を言っているなあ、と半分は思い、悪気はないだろう、と半分で思う。この問題は一...

  6. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷343 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷343

    343話作重松清【羊の要約】 夕方5時過ぎから食事を始めた。姉が来る予定の7時まで、必死に話題をつなげてみたが、とうとう一雄さんから「洋さんからも、おかさんに言うてくれんのう」と、本題の話が始まってしまった。母は頑なな表情をのぞかせながら、うつむく。墓のことだった。亡くなったあと、自分は長谷川の墓には入らない。永代供養の合同墓地に入れてほしい、という。母が言うには、一雄たちの実母と同じ墓...

  7. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷342 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷342

    342話作重松清【羊の要約】一雄さんは、私の初孫誕生を祝って、鯛の活け造りも頼んでいた。「なんにせえ、一族郎党が増えていくのはええことじゃがな」そういう発想が理解できない。この人にはこの備後市が「世界」で、先輩後輩、親戚、地元の顔役との人脈を大切にすることが全てなのだ。それなのに、血縁関係はなく、ここに来る機会もないだろう遼星を一族郎党などと言うのか?それより何より、自分の家の未来はどうだ?...

  8. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷341 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷341

    341話作重松清【羊の要約】タクシーが着いたとき、すでに、家の前のワンボックスカーの中で一雄さん、由香里さん、母が待っていた。美味しい地鶏の店を予約してある、とすぐに私も乗せて出発する。一雄夫婦の、歓待するような口ぶりの中に、どこか歯切れの悪さを感じる。車の中で待っていたのも、私と母を二人きりにさせないためか?と勘ぐってしまう。姉の到着は七時過ぎになるので、先に初めておこう、という一雄さんに...

  9. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷340 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷340

    340話作重松清【羊の要約】いよいよ向かおうとしたとき、母から電話がかかってきた。私のために、一雄さんが一席設けたいと言ってきかないのだと、暗い声でいう。義理と実の息子、二人に気兼ねして困惑しているのだ。私は、母と二人きりになれなくなる可能性に、内心嘆息したが、口では嬉しいよ、というしかない。そしたら母が意外なことを言い出した。自分のワガママなのだが、これからのことで一雄さんから私に相談があ...

  10. 朝井リョウ「スター」を読むベンチ - 羊と猫と私

    朝井リョウ「スター」を読むベンチ

    あらすじ(朝日新聞より)尚吾と紘は大学時代、映画サークルで出会った。一緒に監督した映像作品が賞を受け、新聞に取材もされた。華々しい思い出だ。尚吾は幼い頃から祖父に連れられ…名画座通った。紘は映画館のない島で育ち、自然をスマホで撮っていた。共同監督は珍しい形だが、正反対の尚吾と紘がコンビを組むのは彼らには必然だった。2人は、まもなく別々の道を歩む。尚吾は通い慣れた名画座を訪れている。伝説の映画...

  11. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷339 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷339

    339話作重松清【羊の要約】母の所へは夕方5時に行く。そのまま一雄さんたちと一緒に夕食にしてもいいし、遠慮してひきあげてもいい。母が遺骨に手を合わせたい、といってくれたら喜んでホテルに案内する。時間調整に、備後市の中を歩いた。目抜き通りの駅前アーケードは見事に寂れている。そこから客を奪った郊外のショッピングモールも撤退の噂だ。人口減少と超高齢化社会への流れは止めようがなく、介護業界も、しばら...

  12. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷338 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷338

    338話作重松清【羊の要約】備後の駅を出た私は、タクシーで西地区の海岸にある観光ホテルへ向かう。母がもし遺骨に手を合わせる気があるのなら、海を一望するホテルに来てもらいたかった。海を眺めるのが好きだった父へのせめてもの供養でもある。姉にもその気があるなら、母と一緒にホテルに来てほしい、と伝えた。姉は即座に断り、母も困るだけだろう、という。静かに穏やかに最後の日々を送らせてあげてくれ、あんたは...

  13. 「火の鳥」の宿るベンチ - 羊と猫と私

    「火の鳥」の宿るベンチ

    第5回まで〈あらすじ〉(朝日新聞デジタルより)1938年1月、日本軍よる制圧から2カ月後の上海。占領地に孤島のように浮かぶ外国人居留地・租界での華やかな夜会の中心に、財閥令嬢と結婚したばかりの若きエリート軍人、關東軍の間久部緑郎少佐がいた。有頂天の緑郎だが、妻・麗奈との間にはすでに溝が。妻と踊る見知らぬ美女に目を奪われる緑郎に、恩師で生物学者の猿田博士が声をかける。「火の鳥」の伝説を知ってい...

  14. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷337 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷337

    337話作重松清【羊の要約】岡山駅を出て、備後まであと3分、というとき電話が入った。画面をのぞくと姉だ!迷った末にデッキで電話に出た。いきなり尖った声で、何を考えてるのか、とどなられる。姉は家に電話して、うまいこと航太から遺骨を持っていることを聞き出したのだという。もうすぐ備後に着く、というと、そのまま東京へ帰れ、と姉は私に命令した。【羊のひとこと】ああ、いいわあ。宏子、いいねえ!これまでた...

  15. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷336 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷336

    336話作重松清【羊の要約】六甲トンネルに入り自分の顔が窓に映る。目元が似ている、という小雪さんの証言を思い出す。母と姉はよく似ていると親戚は口を揃えるが、私は似ていない。おそらく父親似なのだ。せっかちな所もそうだ。しかし、嘘を重ねて人に迷惑をかける、金にだらしない、については私は断じて違う。そこは「ひこばえ」として、美菜や航太や遼星に遺されては困る。小雪さんと暮らしていた55歳の父は、今の...

  16. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷335 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷335

    335話作重松清【羊の要約】 新大阪から新神戸に向けて電車は動いていく。母と姉には土日で帰省することを連絡済みだった。口実は、仕事の出張ということで、言い訳のセリフを煙に巻く言葉連発で発すると、母は、帰省というだけで喜んでくれた。だが姉は、「バレる嘘をつくな」という。仕事で何かあって、リセットしたい気持ちで帰省するのだろうが、母に心配かけるようなことを言うな、と言ったあとで続けてこういうのだ...

  17. アベンジャーズ・エンドゲームを見てきました。 - 送り狼の『やぶさかでない。』

    アベンジャーズ・エンドゲームを見てきました。

    私は最初に映画館に最初のアベンジャーズを観に行ってハマって…その前に出てたやつをレンタルなどで見て…その後はソー関係とブラックパンサー以外は劇場で見たって塩梅です。アイアンマン3もレンタルだった気がするな。まあいいか。こうフェイズなんたらとかはあるにせよ、アイアンマンからはじまったなんたらストーンをめぐる戦いが終わって完走した感がありますね。もう何か…次からは劇場まで足を運ぶかは微妙かも。く...

  18. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷334 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷334

    334話作重松清【羊の要約】間もなく新大阪、というアナウンスがあり、私はボンヤリと窓の外を眺めた。思い浮かべるのは1970年の万博の年のことだ。離婚前の父は在来線の夜行の、四人掛けシートで行くと言った。新幹線は子どもには贅沢だと考えたのか、家計が危うかったのか、どっちだったんだろうね、と私は膝の上のスポーツバッグをホ軽く叩いた。車窓の大阪の街を遠望しながら万博の年の夏休みを思い出したのは、い...

  19. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷333 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷333

    333 作重松清331 作重松清【羊の要約】備後まで新幹線で行くことを選んだのは、飛行機だと離着陸のときに骨箱を膝に抱けないかもしれないからだった。私はどうしても、遺骨を膝に乗せていきたかった。トラックで連れてってやる、と言い張った神田さんは仕事の都合がつかなかった。が遺骨は肌身離さず、一心同体で、という神田さんの言いつけを律儀に守りたかった。妻には、床に直置きするわけじゃない、と言われ、美...

  20. 新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷332 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第十四章帰郷332

    332話 作重松清【羊の要約】父の遺骨を備後市に持って行くことを告げると、照雲寺の道明和尚は、笑顔で合掌してくれた。持ち帰ったらまた預かってくれる、というのがありがたい。そして、ゆうべ遺骨を引き取りに行くと川端さんも来ていて、簡単な壮行会をしてくれた。至れりつくせりなのは、和尚が私と父とがだんだん親子になってきていることが嬉しいからだ、という。和尚とその父親とはずっと壁があって、親しい関係を...

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