感想のタグまとめ

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「感想」タグの記事(308)

  1. 新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 201 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 201

    201話作重松清画川上和生【羊の要約】 多摩が丘の駅に着いたとき、『ハーヴェスト多摩』から電話があったことがわかった。折り返すと、さっきまで後藤さんが大騒ぎしていた、と本多くんが報告してくれた。四人掛けのテーブルの並ぶ食堂で、先客がいないテーブルを選んで座る後藤さんは、いつものように隅のテーブルに座ったのだが、そこにはいつもと違い、缶チューハイが置かれていた。【羊のひとこと】あらまあ。後藤さ...

  2. 新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 200 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 200

    200話作重松清画川上和生【羊の要約】 後藤さんのことは一旦棚上げにしたまま、23日は定時に引き上げた。この日は神田さんから遺骨が戻され、ついでに西条さんからの報告を聞くために多摩が丘照雲寺で待ち合わせなのだ。混んだ車内で、イヤホンで吉田拓郎の曲を聴く。後藤さんが拓郎と同世代なのに気づいた。後藤さんはどんな人生を歩んできたのか。そして父は…【羊のひとこと】一旦人を立ち止まらせ、その時代の空...

  3. 新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 199 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 199

    199話作重松清画川上和生【羊の要約】前日までの様子で覚悟していた通り、スタッフの後藤さんへのFIは最悪。生理的にダメ、という感想が多く、特に『やすらぎ館』のスタッフが神経を逆なでする言葉を受けて、怒っているという。柘植さんは、このままでは士気が下がるので、施設長が何とかしなければ、と言ってきた。【羊のひとこと】「それは施設長の仕事なんですよ、と本多くんは言外に伝える」あれあれ、この表現は、...

  4. 当選品『大沢在昌「帰去来」刊行記念プレゼント』感想 - いつでも、ひなたぼっこ

    当選品『大沢在昌「帰去来」刊行記念プレゼント』感想

    当選品『大沢在昌「帰去来」刊行記念プレゼント』感想(2018年12月21日当選)【ゲラ刷りの紹介】ゲラ刷りとは、作家の原稿(初稿)を製本する前に、ゲラ(活字を組むための木製の容器)に入れ印刷されたことが由来となる、校正用の印刷物のこと。単にゲラ、あるいは校正刷りとも呼ぶ。ここからは誤字脱字や記述に誤りがないかなどを調べ、間違いがあれば赤字で修正する。初校(1回目)、再校・二校(2回目)、三校...

  5. 新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 198 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 198

    198話作重松清画川上和生【羊の要約】 昨日ケアマネさんから聞かされた話は、ゴミの話ではなく、複数のスタッフからの訴えだった。たとえば女性スタッフが食事中に床の掃除に追われるのを見て、後藤さんは親切に椅子を動かしながら、「お嬢さんはまだ若くきれいなんだから、もっと楽な仕事もあるだろうに」と、仕事に対して同情的な口調で言うのだという。【羊のひとこと】ハラホロヒレハレ?(←古い。古すぎる)ふ~...

  6. 新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 197 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 197

    197話作重松清画川上和生【羊の要約】副施設長から注意をされた後藤さんは翌日からゴミを出さなくなり、面倒な認知症ではなかったことに、私も本多くんもホットした。ところがおととい、週一でくる室内清掃員が、後藤部屋の異変に気がついた。台所だけでなく、室内のゴミもたまっていて、新聞も読んで置きっぱなしだという。ゴミ屋敷になる前に気をつけた方がいいと言い、それに加えて酒量も多い、という【羊のひとこと】...

  7. 『ドラゴンフルーツ』感想 - いつでも、ひなたぼっこ

    『ドラゴンフルーツ』感想

    『ドラゴンフルーツ』感想※画像はイメージです【ドラゴンフルーツ紹介】原産地はメキシコ及び中南米で、サンカクサボテンの果実である。日本では沖縄・九州で栽培されるが、主に海外より輸入しているため未熟で収穫している。追熟の性質がないので、我々の食卓に上るドラゴンフルーツは「甘みが少なくあっさりした」イメージが持たれているが、本来は完熟すれば甘みの強い果物だ。また、ピタヤと別名で呼ばれることもある。...

  8. 新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 196話 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第九章トラブルメーカー 196話

    196話作重松清画川上和生【羊の要約】 ケアマネージャーの発案で、クレーム感を匂わせないゴミ出しルールの貼り紙をエレベーターホールにしてみたが、それから三日たっても効果がない。それどころか、後藤さんはレジ袋をそのまま廊下に置くようになってしまっている。ここは職員が出ていく場面だが、ただし「大手町条件」のコネのある後藤さんには対応は慎重になる。私が出ていくと話が大げさになってしまうかも、と副施...

  9. 『田丸雅智のショートショートの書き方講座』感想 - いつでも、ひなたぼっこ

    『田丸雅智のショートショートの書き方講座』感想

    『田丸雅智のショートショートの書き方講座』感想(スタンダードブックストア心斎橋2018年12月18日)【ショートショートの書き方講座について】オリジナルのワークシートに、自分で考えた言葉を埋めていくだけで、短く不思議な物語がどんどん生まれる。新世代ショートショートの名手である田丸雅智は、幅広い世代を対象に全国各地で講座を設けている。書くのが初めての人にも分かりやすく、短時間で習得できるメソッ...

  10. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 195 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 195

    195話作重松清画川上和生【羊の要約】後藤さんへの最初のクレームは、隣からだった。後藤さんが、自室のゴミを部屋の前に出しっぱなしにしておくので、臭いも出るし、困っている。見つけるたびにゴミ置き場へ持っていくがさすがに困り果てている、とというのだ。後藤さんにルールを伝え直すと、その際は恐縮して低姿勢で謝るが、わずか一日で元にもどってしまい、部また屋の前に置くようになってしまったのだ。【羊のひと...

  11. 新聞小説を読む「ひこばえ」第 九章トラブルメーカー 194 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第 九章トラブルメーカー 194

    194話作重松清画川上和生【羊の要約】5月23日の今日、901号室に後藤さんが入ってきて二週間。「FI」と隠語で読んでいる第一印象について後藤くんが結果を報告してきた。後藤さんのFIはかなり悪い。ケアの若手で、もう二度とやりたくないと言っている子もいる、という報告だったが、私は主任からも相談されていて、すべて知っていた。【羊のひとこと】嫌な感じの施設の裏話。FIという、隠語で呼ばれてしまう、...

  12. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 193 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 193

    193話作重松清画川上和生【羊の要約】家族に対する申し訳なさがあるのなら、おふくろと姉貴に謝ってくれよ、と骨壺に目をやった私は、感情があふれてきて涙ぐみそうになって困った。神田さんは、北海道往復の旅に連れてやりたい、と骨壺を借りていくことになり、ガラケーは真知子さんの手に移った。私は身軽になったはずなのに、お寺からの足取りが微妙に重い。寂しそうな微笑みを浮かべた姉の顔が脳裏に浮かぶ。【羊のひ...

  13. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 192 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 192

    192話作重松清画川上和生【羊の要約】 神田さんが遺骨を預けっぱなしにするつもりか、と聞いてきた。すみません、と頭を下げると、せめて納骨まで、家に置いたらどうだ、という。家族の顔を思い浮かべて私は頭を下げて断る。神田さんの知っているノブさんと、私たちの父とは違うのだ。同じにしてはならないのだ。【羊のひとこと】はいはい。まだまだ堂々巡りのストーリーでした。特別言うことはないですね。洋一郎の理...

  14. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 191 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 191

    191話作重松清画川上和生【羊の要約】死んでいるのだから、何をやっても意味がないと私が真知子さんに言うと、自分史を作りたかったお父さんは自分を知ってほしかったんじゃないか、と言い、父のケータイを借りて、アドレス帳に入っている全員に電話してみたい、という。誰かから電話がかかってくるのを待つより、全員に連絡を取ってから解約すればいい、というのだ。神田さんも大いに賛成した。【羊のひとこと】ここまで...

  15. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 190 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 190

    190話作重松清画川上和生【羊の要約】「何だその言い方は」と神田さんが絡んできた。私が、自分の苗字は長谷川で、石井ではない。互いの人生には何も関わっていない、遺骨は合祀してもらえる所を探して責任を果たすつもりだ、というと、一同は黙ったが、神田さんは「親子の情」があるだろう、とさらに迫って来た。かぶりを振って小さく詫びると、真知子さんがほんとうに何も知らないままでいいのか?と割って入ってきた。...

  16. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 189 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 189

    189話作重松清画川上和生【羊の要約】真知子さんの、父は名前を使い分けることで人生をリセットしたかった、と言うのに陽菜さんが快哉を叫ぶ。川端さんは犯罪絡みだと嫌だといい、神田さんは、親からもらった名前にウソはいけない、という。和尚と真知子さんがまとめるように、人生の締めくくりに、やはりシンヤとしての人生を書き残しておきたかったのでは?といい、私に話が振られた。私はゆっくりと答える。「ど、う、...

  17. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 188 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 188

    188話作重松清画川上和生【羊の要約】本堂では、父の名が「シンヤ」か「ノブヤ」かの話が続いていた。それは「シンヤ」で間違いはない。真知子さんにもそう名乗った。しかし、母親に利用者リストをチェックしてもらっていた陽菜さんがスマホを手に声をあげた。「ノブヤでいいのね?シンヤじゃないのね?」【羊のひとこと】そうですかあ。「世間一般の常識のない」said Kanda羊は今日ちょっと勉強しました。住民...

  18. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 187 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 187

    187話作重松清画川上和生【羊の要約】母との電話の続きで、母の日のプレゼントのことに話を振った。夏用帽子、気に入ってくれただろうか。ところが母は夏子には黙っていてくれ、と前置きして、一雄さんと由香里さんからも夏用帽子がプレゼントされ、私たちの帽子をかぶるわけにはいかなくなった、というのだ。本当に大事な時にかぶるから、と母はひたすら謝ってきた。私はただ悲しく悔しかった。その悲しさと悔しさをたど...

  19. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 186 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 186

    186話作重松清画川上和生【羊の要約】一雄さんたちが母を連れていったのは、和食の店ではなく、あきれたことに焼き肉店だった。自分たちが食べたいから、なのは見え見えなのに、由香里さんは、年寄りは肉を食べた方がいいといい、甥は母に食べさせたいと言ったという。母自身の口からも、ごちそうに連れていってもらった、という言葉が出たが、その実肉二枚でお腹はいっぱい、あとはご飯をワカメスープで食べたのだという...

  20. 新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 184 - 羊と猫と私

    新聞小説を読む「ひこばえ」第七章ノブさん 184

    184話作重松清画川上和生【羊の要約】私は居ずまいを正し、神田さんに一礼すると、「これで失礼します」とみんなに声をかけた。神田さんが絡んできたので、自分は何十年も音信不通だった父に何の感情もない、というと、親子なのに感情が湧かなくていいのか、と聞いてきた。私は言った。父の名前間違えてます、ノブヤではなく、シンヤです。その時母からの電話がスマホに入った。【羊のひとこと】羊はこういうの、好きです...

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