掌の小説のタグまとめ

掌の小説」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには掌の小説に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「掌の小説」タグの記事(103)

  1. 「掌の小説」の「写真」元カノは62歳 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「写真」元カノは62歳

    「掌の小説」の「写真」です。文庫で、わずか1ページ半。ずっと解らなくて保留していました。やっと解けました!ある醜いーーと言っては失礼だが〜と形容される詩人が「私」に語った話。彼は写真嫌い。四五年前に婚約者と撮ったきり。去年、雑誌用の写真として、彼女の姉と三人で写っているのから、自分だけ切り取って渡した。ある新聞社から、また写真が欲しいといわれたので、婚約者とのツーショットから自分だけ切り取っ...

  2. 「掌の小説」の「舞踊靴」××××を読む - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「舞踊靴」××××を読む

    「掌の小説」の「舞踊靴」です。足フェチ、靴フェチのお話。もう、谷崎の得意分野。でも、ほとんどは、ヘンタイに見せかけて裏は「犯罪」です。この話は違いますけどね。踊子が、フェチな靴職人から、金色の「舞踊靴」を贈られる。相手はフェチですから、その履いた靴を、犬に奪わせる。踊子は、靴と同時に「足の中に棲んでいた生きもの」も失った気になる。靴を返して欲しいと男の家を訪ねる。彼は金色の靴を両手で捧げて、...

  3. 「掌の小説」の「笑わぬ男」は頭山満 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「笑わぬ男」は頭山満

    「掌の小説」の「笑わぬ男」です。これは、かなり複雑です。書いている当人も、頭が混乱してきます。映画の撮影に立ち会った原作者(作家)が主人公。ラストシーンで脳病院の患者に「笑いの面」をつけるアイデアが浮かび、急きょ、京都の町で「能面」をさがす。結局レンタルするが、その内の一つに絵具を付けてしまい、彼が買い取る。それを持って、妻が入院する病室へ。子どもたちもいて、代わる代わる面をつけては面白がる...

  4. 「掌の小説」の「士族」日本人なら… - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「士族」日本人なら…

    「掌の小説」の「士族」です。主人公は水彩画家。銭湯で女湯の会話に耳を傾ける。赤ちゃん連れの母親たち。「おえらいですわね、坊ちゃん。〜梁川庄八より強い豪傑におなりなさいね」とかなんとか。風呂から出ると、画板を持った少女。「伊達藩士族沖山兼武」と表札の出ている家の子と知る。「伊達藩」で、女湯の会話に納得。赤ん坊をつれた母親は少女のお母さんだった。今時、貸家で、士族の看板を出している男を思って苦笑...

  5. 「掌の小説」の「質屋にて」は映画館 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「質屋にて」は映画館

    「掌の小説」の「質屋にて」です。お正月の質屋の様子。外に女を待たせて、質草なしで三百円借りに来ている「彼」と、質屋の「若い息子」とのやりとり。そこへ、肺病を患った男が登場。喀血しながら、金を貸してくれと言う。質屋の息子はクールに断る。見かねた「彼」が一円五十銭渡す。次に現れたのは「札束を預ける」奇妙な男。男があずけた金から貸してくれと「彼」は言う。質屋の息子は、父親に相談に奥に行く。父親のO...

  6. 「掌の小説」の「黒牡丹」貞明皇太后 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「黒牡丹」貞明皇太后

    「掌の小説」の「黒牡丹」です。子犬の名前です。白犬ですが、耳だけ牡丹の形に黒いらしい。冒頭に血統証明書みたいなのが出て来る。貴族の婦人から、主人公が貰って育てようという話。主人公の男性は画家。妻がいる。けれど、パトロン的な貴族の女性(子犬の飼い主)がいて、かつての愛人。貴族の女性は別の男性の妻になっている。画家と貴族の女性の間には女の子がいる。田舎の方に里子に出されている。画家の妻にもかつて...

  7. 「掌の小説」の「駿河の令嬢」駿河の霊場 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「駿河の令嬢」駿河の霊場

    「掌の小説」の「駿河の令嬢」です。これも解読に5時間。解った時は鳥肌でした。伊豆に住む主人公は、月に二度ほど、御殿場線で東京に行く。通学で朝夕の決まった時間に女学生たちが乗って来るので、顔を覚えてしまった。いつも同じ車両に乗る、駿河で乗り降りする美少女がいる。友だちとの会話から、来春卒業する少女は、東京の学校に進むらしい。駿河は紡績工場が多く、彼女の雰囲気から、紡績会社の技師か何かの娘と想像...

  8. 「掌の小説」の「雪隠成仏」剽窃だ! - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「雪隠成仏」剽窃だ!

    「掌の小説」の「雪隠成仏」。「貸し雪隠」の話です。やっぱり江戸時代の小咄にありました。「借雪隠」という題で、不忍弁天様の開帳に、観光客用貸しトイレをはじめる。ライバルのトイレに一日中入って営業妨害する。落語では「開帳の雪隠」だそうです。小説では、場所が春の嵐山。トイレの中で疝気を起こして絶命。これを聞いた京の人々、「いかなる風流人の落ちぶれか」「天下一の茶人じゃ」「日本始まって以来の乙な自殺...

  9. 「掌の小説」の「百合」十升 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「百合」十升

    「掌の小説」の「百合」。単純なシャレです。百合=十升(容量)愛する人と同じじゃないとイヤ!という女性の話。・小学校では、貧乏なお友だちを愛するあまり、自分もチビた鉛筆や男物のカバンなど持つ。(同情)・女学校では、霜焼けの友だちを愛するあまり、自分もわざわざ霜焼けになる。(凍傷)・結婚したら、夫を愛するあまり、男のようになる。(転性)・今度は神様を愛する。神は言う「百合の花となるべし」「はい。...

  10. 「掌の小説」の「三等待合室」ハニトラ? - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「三等待合室」ハニトラ?

    「掌の小説」の「三等待合室」です。1928年、昭和三年の作。主人公が女性と、東京駅の「三等待合室」で待ち合わせをする。彼は普段、そのような場所に出入りしない。いつもは一二等の列車を利用している階層。あるいは、世間に名前と顔が知られている人物。彼女も、彼の目からは「一二等を利用している階層」に見える。しかし、素性をよく知らない女性であることがうかがえる。「三等待合室」で待ち合わせようと言ったの...

  11. 「掌の小説」の「敵」金と女 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「敵」金と女

    「掌の小説」の「敵」。コレは解読に5時間かかりました。文庫でたった1ページ半。イミフなストーリーです。「金と女は敵なり」という有名な言葉があります。もう、大昔から、賄賂に転ばない役人は色(女)でこかす。川柳でも落語でも、散々に出て来ます。色を仕掛ける場面には当然酒。理性を鈍らすのです。笑気麻酔みたいなものでしょうか。枕長くなりました。で、どっちかに掛かっていると睨んだ。金偏と女偏、共通の漢字...

  12. 「掌の小説」の「日本人アンナ」アルビノ - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「日本人アンナ」アルビノ

    「掌の小説」の「日本人アンナ」です。これは、もう感動いたしました。ロシアから亡命して来た(と主人公は思っている)美少女が、アンナという名で、弟二人とともに旅回りの楽隊として生活している。一方で、スリなどもしている。学生時代の主人公とアンナの、胸キュンな描写があり、それから三、四年後のこと。銀座の三月の夜、主人公はアンナと再会。彼女は学生マントを着て少年の格好。ラストシーン、引用します。すれ違...

  13. 「掌の小説」の「笹舟」フィクサー登場か - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「笹舟」フィクサー登場か

    「掌の小説」の「笹舟」です。気になったので順番跳びました。1950年の作品です。「童謡」が1935年ですから、たとえ谷崎が書いたとしても、出てこない。今「掌の小説」を読んでいるのは「色彩を持たない多崎つくる〜」の途中で「童謡」が出てきたので、寄り道なのでした。谷崎が、1935年以後に代作したものについては「山の音」に込められているかも知れません。「山の音」「千羽鶴」はまだ読んでいません。そう...

  14. 「掌の小説」の「処女作の祟り」なぜか“僕” - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「処女作の祟り」なぜか“僕”

    「掌の小説」の「処女作の祟り」です。これ、なぜか一人称で「僕」。1927年、川端が28歳のときに、一高時代の処女作を書いた頃からの話。自伝的ということになっている「骨拾い」(18歳)や「日向」(24歳)は一人称で「私」を使っている。それだけでなく、なんか「若い」文体なのです。処女作に祟られているんだ。大真面目で言ったもんだ。僕はこう言いたかったんだ。谷崎なら、「ん」じゃなくて「の」。とは思う...

  15. 「掌の小説」の「金銭の道」実を取る生き方 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「金銭の道」実を取る生き方

    「掌の小説」の「金銭の道」です。前の記事で、太宰の「川端康成へ」に出て来る「金銭関係」はこの作品のことではと書きました。なぜかってゆうと、この題名もやっぱり「さび」=棄のテクだから。関東大震災の翌年、9月1日の慰霊祭。震災で家族を失った婆さんと、被災者救済に便乗して炊き出しにありついていた乞食の男が仲良くなって暮らしている。二人は、慰霊祭で賽銭箱に届かず、地面に散らばるお金を拾いに出掛ける。...

  16. 「掌の小説」の「玉台」は不動産乗っ取り - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「玉台」は不動産乗っ取り

    「掌の小説」の「玉台」です。「童謡」に玉代(ぎょくだい)=芸者さんの揚げ代として出てくるので、谷崎作でしょう。ビリヤードの話しです。秋。別荘地に時間貸しの玉突き部屋がある。夏から滞在している男が、玉突きの極意を教えるから来いと、友人を誘う。なんと二十三通もの手紙を出して。やってきた友人に、男が言う。一人この部屋でやるとよい成績が出るが、他人とやるとどうもダメだ。ラストの会話、引用します。「そ...

  17. 「掌の小説」の「骨拾い」は凡庸と読む - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「骨拾い」は凡庸と読む

    「掌の小説」の「骨拾い」。最初の作品です。まさか、これだけは本人が書いたでしょ。と、思っていたら違った。「童謡(盗用)」に、「カルシウム」や「着物の帯」の話が出て来たので、読み直したら、何やってんだヤスナリ!!なのでした。潤ちゃんもスゴいね。ここまで小バカにしちゃって。愉快痛快ワケワカメです。「骨拾い」は、康成くん十六歳のとき、たった一人の肉親である祖父が死んだときの話です。火葬して、骨を拾...

  18. 「掌の小説」の「雀の媒酌」来世は畜生界 - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「雀の媒酌」来世は畜生界

    「掌の小説」の「雀の媒酌」。主人公は孤独な男性。らしい。見合い写真があって、結婚しようか迷っている。「姉いとこ」が硬貨をクルクル〜裏表で、結婚しようか決める?みたいな、遊びもしたりしている。この娘以外にふさわしい相手がいるなら、泉水に写してくれと、神様?に頼む。と、雀が写るその雀が鳴いた。彼は鳴き声の意味が解った。引用します。「迷っているあなたは、現世であなたの妻となる女の姿を見せても信じる...

  19. 「掌の小説」の「滑り岩」スゴすぎる!!! - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「滑り岩」スゴすぎる!!!

    「掌の小説」の「滑り岩」。これは苦労しました。当時、いったい何人が読めたのでしょう。ネットで多方面の知識が同時に検索できるから、私のような無知でも理解できました。それも「疑って」「仮説」を立てたからです。プラス「夢読み脳」「パズル脳」が必要かも。文芸評論家よりも、コント作家やお笑い方面の人のセンスで「読める」かと思う。頭が柔らかくないと無理。滑り岩=滑りいいわ何のことかというと、当時の作家に...

  20. 「掌の小説」の「胡頽子盗人」5×3=15と読む - 憂き世忘れ

    「掌の小説」の「胡頽子盗人」5×3=15と読む

    「掌の小説」の「胡頽子盗人」。胡頽子は「ぐみ」です。歯ごたえあるゼリーキャンディではなく果実ね。「童謡」に「氷が五十八貫目で、一貫目幾らする?」とあるので、これも、潤ちゃんの作だと思う。……つうか、こんな小説を書く作家は、他にいないでしょ。さーっと読むと、偶然とは思えぬほど、数字の語呂合わせが多い。で、ストーリーの方が、例に漏れず、ほとんど意味がない。冒頭に「賭博をしている土工」が出て来る。...

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