文学のタグまとめ

文学」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには文学に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「文学」タグの記事(53)

  1. フィジカルな言葉 - 虎穴に入らずんば、こじれず

    フィジカルな言葉

    言葉の「生き死に」というのは、いったい何によって決まるのだろうか。我々のまわりには、それこそ無数の言葉があふれているわけだけれども、そのなかにはフィジカルに受け取れるものとそうでないものがある。「フィジカルな言葉」というのは、とにかく読んだり聞いたりすることが心地よく、「ただ伝わる」ような言葉だ。それに対して「フィジカルでない言葉」というのは、暗号を読み解くときのように何らかの変換をしないと...

  2. 「宮沢賢治の鳥」原画展@兵庫県立人と自然の博物館 - たんぶーらんの戯言

    「宮沢賢治の鳥」原画展@兵庫県立人と自然の博物館

    先日、三田市に行った際に立ち寄った兵庫県立人と自然の博物館に足を運んだのですが、ちょうど小企画展として「宮沢賢治の鳥」原画展を開催していました。 画文集『宮沢賢治の鳥』(岩崎書店、平成29年)で用いられた絵本作家舘野鴻(たてのひろし)氏による細密画の原画22点と、原画に登場する鳥の剥製を並べて展示しているのですが、そもそも、絵が素晴らしいのに加え、宮沢賢治の童話や詩に登場する鳥たちの謎を解き...

  3. 文章のリズム - 虎穴に入らずんば、こじれず

    文章のリズム

    文章を読んでいると、読み進めやすい文章とそうでない文章というのがある。その違いというのは、まあやっぱりリズムの良し悪しなんだろうなと思っている。このところ僕は、ちょっと読み進めにくいタイプの文章を多く読んでいた。もちろん、ある種の込み入った事柄について正確に説明しようとすると、文章というのはどうしても読みにくくなりがちだ。論文なんかは、まさにそのいい例だろうと思う。そういう文章を読み続けた後...

  4. シュールなコメディ・ホラー映画としての『ノルウェイの森』 - 虎穴に入らずんば、こじれず

    シュールなコメディ・ホラー映画としての『ノルウェイの森』

    自分がその映画を観たこと自体を忘れてしまうような作品があるらしい。僕にとってはトラン・アン・ユン監督による『ノルウェイの森』がそれで、要は以前に一度観てこのブログに感想まで書いているのに、すっかりそのことを忘れていた。それで、どこかでこの映画の出来を絶賛する記事を読み、「そろそろちゃんと観ておかないとな」と思って三枚組のブルーレイを中古で安く購入したのだ。そのあとになって、自分で書いた記事を...

  5. 星戀 (ほしこい) - 見知らぬ世界に想いを馳せ

    星戀 (ほしこい)

    昨日は「伝統的七夕(旧暦の七夕)」。新暦の七夕では織姫・彦星、天の川は夜遅くならないと南中しない。また、梅雨の真っ只中で雨のことも多い。満月で星があまり見えないこともある。ということで、旧暦の七夕であれば、織姫も彦星も天の川も夜の早い時間から楽しむことが出来るし、月は上弦の月で星見に邪魔しない。ということで、国立天文台がはじめとなって、普及しつつあります。でも、昨日は雲が多く星見できませんで...

  6. 中島岳志著『保守と大東亜戦争』 - ロックンロール・ブック2

    中島岳志著『保守と大東亜戦争』

    中島岳志著『保守と大東亜戦争』読了。良書。序章が詳しいまとめになつてゐて、第1〜4章で具体を証し、終章で改めてまとめる、といふ、読み返さずとも一読で内容が整理、定着するといふ構成もよい。内容の骨子は、保守とは、右でも左でもなく、自身の不完全性を認め、伝統や良識を信用し、時代や時局に即した漸次的改革を求めていく、といふ中庸の精神のこと。かうした保守は、戦中の軍国は無論、戦後左派、その反動的ナシ...

  7. 秘密の花園  /『秘密の花園』ノート - 見知らぬ世界に想いを馳せ

    秘密の花園 /『秘密の花園』ノート

    プロムス開催中(読み終えたのは開幕前ですが)だからというわけではないのですが、イギリス文学が読みたくなります。秘密の花園 (新訳)フランシス。ホジソン・バーネット:著/畔柳和代:訳/新潮社、新潮文庫/2016インドで生まれ育ったメアリ・レノックスは、痩せていて不機嫌そうな10歳になる少女。両親はメアリのことは乳母(アーヤ)やインド人の召使いに任せっきり。メアリもアーヤに何でもやってもらってい...

  8. 荷風のスイカズラとおいしくて冷たいもの - 家暮らしノート 

    荷風のスイカズラとおいしくて冷たいもの

    小雨で朝が来ました。たしかエッセイストの熊井明子さんが毎日は一粒の真珠、つなげていくと真珠のネックレスになるということを書いていらした記憶があります。雨の日も真珠の一粒に。朝、つれづれに永井荷風の長い年月の日記『断腸亭日乗』(岩波文庫)の六月のところだけを拾ってざっと読んでいました。昭和10年の6月3日に「西光寺墓地の生垣は柾木にてその間に蔦と忍冬の蔓からまみて茂りたり。五、六月の交忍冬の蔓...

  9. フィネガンズ・ウェイクを食べた犬 - Signifié/Signifiant

    フィネガンズ・ウェイクを食べた犬

    →KOFFの月に一度のスペシャル・セールで手に入れた『フィネガンズ・ウェイク』を読むにはうってつけの午後だった。リラの花影が揺れる窓辺では水曜日の午後の野毛山動物園から飛来した42羽のクォーク鳥たちが「クォーククォーククォークダンテブルーノヴィーコジョイスクォーククォーククォークダンテブルーノヴィーコジョイスクォーククォーククォークダンテブルーノヴィーコジョイス」と3度鳴き、台所では年老いた...

  10. もののあはれを知るとは - ロックンロール・ブック2

    もののあはれを知るとは

    科学的に世界を理解すること、道徳や倫理を基準に人間を把握することだけでは「はみ出てしまふ」、人間の何とも言はれぬ情緒をこそ、大事にしたい、そこに文学や歌の真髄がある、そこにしかない。といふのが、もののあはれを知る、だ。そこには科学も経済も倫理も、哲学も宗教もすべて含まれる。仏教もキリスト教も道教も神道もすべて。もののあはれを知ることが本物の知性である。といふかもののあはれを知らでは科学も経済...

  11. 「もののあはれを知る」を知る - ロックンロール・ブック2

    「もののあはれを知る」を知る

    俺がいま「もののあはれを知る」を知ることに躍起になつて取り組んでゐることは、天国の母も知らないだらう。本居宣長の源氏注釈書「紫文要領」と歌論「石上私淑言」を改めて新潮日本古典集成(1983)にて読んでゐる。先日初めて成城学園の小林秀雄文庫を訪れ、小林の蔵書を弄つてゐたところ、本居宣長全集の「紫文要領」と「石上私淑言」ばかりにバリバリ書き込みやらアンダーラインやらがあつたことに触発されてのこと...

  12. 『星の王子さま バンド・デシネ版 (Le Salon des livres)』 - 寺子屋ブログ  by 唐人町寺子屋

    『星の王子さま バンド・デシネ版 (Le Salon ...

    バンド・デシネというのは、フランス語で芸術性を備えたマンガのこと。『星の王子さま』の唯一の公式マンガ版と言われるジョアン・スファールによるこの本を読んで、私は初めて「星の王子さま」に出会った、と思いました。あくまで原作に忠実でありながら、でもこの本に出てくる彼は、ただの繊細な少年ではない。やんちゃで無鉄砲で、刹那の感情に振り回されて、それでいてどうしようもなくたよりない。ああ、これまで私は彼...

  13. 寺山修司 in 徹子の部屋 - ロックンロール・ブック2

    寺山修司 in 徹子の部屋

    7:36〜39の間がおそろしい緊張感。寺山は抜群に返しと話が面白い。全文起こしたいが、面倒なのでほんの一部抜粋。「どのくらいの期間、入院していらしたんですか」「4年」「まぁー…。その間どういふ…ことを考えてらしたんですか」「いや、そのときそのときで。そんな長期的展望に立つて入院してたわけじやないからね。いつも来週退院すると思つてて、計算してみたら4年になつてたつてこと」「普通の世の中だと働い...

  14. 月の夜とともに - 勝手に地球のなかから

    月の夜とともに

    「月の夜と共に」 西朗 明らかに口を開けながらポカカンと冬の唄を張り裂けそうに突っ張った空にこぼしている月可愛い化粧は雪で小さな町のあちこちで気まぐれな合図のように寒冷の頂の印をば さて人は人は今宵出したくない手足をポケットの内で動めかしはてどうして月に雪は積もらぬものなのか?などと思案したりする ぼくはまるで太陽も欲さぬままに冬の帽子に心嬉しと冷たい夜に新し夢をとそっと秘かに捜しに出掛...

  15. 春寒 - 藤木洋良の俳句

    春寒

    春寒や一汁一菜酒1合藤木洋良

  16. 言葉と思考 - 虎穴に入らずんば、こじれず

    言葉と思考

    丁寧な文章を書かなくなると、思考が鈍る感覚がある。たとえば会社で仕事として書く文章は、あまり「丁寧な文章」になりようもない。仕事で書く文章は、だいたいにおいて事実を端的に表現するものになるはずで、それ以上の丁寧さは必要ないからだ。

  17. 『i see the rhythm』の翻訳版 - ロックンロール・ブック2

    『i see the rhythm』の翻訳版

    黒人音楽500年の歴史を紐解く絵本『i see the rhythm』(1998年刊、2005年ペーパーバック刊)が、金原瑞人の翻訳、​​ピーター・バラカンの監修で、出版計画中。一般の企画出版はかなはぬらしく、クラウドファウンディングで資金を募つての出版といふ形態だ。愛好者のパイが小さいとかういふことが起こるので困る。ピーター・バラカン氏、翻訳の金原氏 、共にいいものにしか動かないから、監修...

  18. 小林秀雄の読み方 - ロックンロール・ブック2

    小林秀雄の読み方

    小林秀雄の原文は極めて明快だのに、小林秀雄を書いた文章は晦渋に過ぎて読み進めることが苦痛である。といふかまつたく面白くないので、読み切れない。といふ事態がままある。これが不思議だ。わかりやすく目の前にあるものを分かりにくく書き直す、あるひは分かりにくく解説するといふ行為は何のために為されてゐるのか。母親がてめえの子供を、「あの子はああいふ子」といふときの眼。その理屈抜きの正確さ。小林秀雄は、...

  19. 命日 - 藤木洋良の俳句

    命日

    命日や亡き子を探す初雀藤木洋良

  20. ドストエフスキーの小説 - 人間のクズより愛を込めて  穴田丘呼 覚書き集

    ドストエフスキーの小説

    言うまでもないがドストエフスキーの書く小説は優れている。ネット上でも調べてみたが、読者は19世紀のロシアの作家でありながら読み続けられてることが散見される。これは非常に健全なことだ。いわゆるベストセラーではなく読み続けれらる物語は、それこそ今世紀末まで続くかと思われる。つまり読み続けられるのだ。日本では長編作家はぼくは知らない。日本は文学的にはロシアの作家ではチェーホフあたりの系統に進んでい...

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