方便のタグまとめ
「方便」タグの記事(4)
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救われたら効率が悪かったと後悔する?
絶対の幸福に救われたらどうなるかというと、親鸞聖人は、 「遠く宿縁を慶べ」といわれています。宿縁というのは、仏縁のことです。果てしない遠い過去から、どれだけ阿弥陀如来が私を救おうとご苦労してこられたのか感謝せずにおれない、ということです。すべては阿弥陀如来のご方便と、順逆共に喜べます。あんなことをしたのは無駄だったと後悔することはありません。苦労のすべてが報われますから、後悔は出てきません。...
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阿弥陀仏の本願を建てられた目的
阿弥陀如来は48のお約束をなされています。これを阿弥陀如来の四十八願といいます。その中でも、18願が阿弥陀仏の本心です。たとえていえば、18願は、阿弥陀仏はどんな世界に導くのかという目的です。ねらい、本心をまず言われたのです。これを誓われたのが18願です。そしてどのようにして救おうかと19・20願を建てられたのです。阿弥陀仏が遠大無類の計画を立てられました。2階に上ってきれいな景色を見させる...
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絶対の幸福への手段
目的を果たすに絶対必要なものが手段である方便です。タクシーに乗ったらまず最初に目的地を言います。そのタクシーの運転手が不慣れで道を知らなければそこへの道程をも教える。目的地を言うのも私、そこへの最短経路を教えるのも私です。十方衆生を信楽にすくうというのは、ちょうど2階にあがって綺麗な景色を見せてやるということです。しかしその為には、階段が必要、はしごが必要になります。それをつけてやらねばなら...
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阿弥陀仏の本願は真実だけでいい?
わたしたちが絶対の世界ださせていただけるのは、ひとえに、阿弥陀如来、お釈迦さまのお導きあったからだ。阿弥陀仏とお釈迦さまは慈悲のお父さんとお母さんのようなものだ。わたしたちはこの世界にださせていただける。二河白道の話を通して。阿弥陀仏はこいよこいよ。お釈迦さまは行け。阿弥陀仏のこいよこいよお釈迦さまのいけよいけよ、進ませていただける。お父さんは厳しい。お母さんは優しい。父は打ち母は抱いて悲し...