海外文学のタグまとめ

海外文学」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには海外文学に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「海外文学」タグの記事(27)

  1. マンハッタン物語(上・下) - TimeTurner

    マンハッタン物語(上・下)

    1930年代のアメリカ、ニューヨーク。タクシー運転手の母と半地下の部屋で暮らすクロードには父親も友達もいなかったが、なぜか部屋にあった白い小さなピアノと壊れかけたラジオがあれば幸せだった。やがて学校に行くようになったクロードは楽器店の主人と話をするようになり、音楽の才能を認められる・・・。ピアノの天才が幼い頃から天分を発揮し、良き理解者に恵まれ、世界的なピアニストに育っていくという成長物語で...

  2. 祈りの階段 - TimeTurner

    祈りの階段

    ヨークシャー地方の港町ウィットビーで修道院の廃墟で発掘作業に従事しているシーアンは、この地に到着してから毎夜、おそろしい悪夢にうなされていた。髪を撫でていた男の大きな手がやがてナイフを握り、喉を切り裂く・・・。読み終えてみると、結局は通俗ロマンス小説だったんじゃないかという気になるものの、修道院廃墟、悪夢、ボスニア、片脚切断、ドラキュラ伝説、古文書の修復と解読、18世紀の宗教的戒律といった魅...

  3. 接触 - TimeTurner

    接触

    「私」はケプラーと呼ばれるゴースト(他人に触れるとその身体に乗り移ることができる)。ある時、「私」が身体を借りていた女性が、地下鉄の人混みで狙撃され、「私」は狙撃犯の身体を乗っ取った。この男は何者で、なぜ私を狙うのか?「私」は長い人生を思い返しながら手がかりを辿ってゆく・・・。う~む。一瞬も安心していられないサスペンスフルな設定なのに、どうしてこんなに単調なんだろう? 『ハリー・オーガスト、...

  4. Tales of Men and Ghosts - TimeTurner

    Tales of Men and Ghosts

    『幽霊』のイーディス・ウォートンが描く人間と幽霊の物語10編。1909年刊行の短編集。O・ヘンリーの同時代人だったと思い出させるわかりやすい人情噺も少しありますが、大抵は心理の襞や人間観察は詳細に描きつつ結論は曖昧にぼかしたままというもどかしい読後感。ミステリ仕立ての「The Bolted Door」にはびっくりしました。紹介文ではヘンリー・ジェイムズと比較されていて、ああ、このわかりにくさ...

  5. 憂鬱な10か月 - TimeTurner

    憂鬱な10か月

    わたしは逆さまになって、ある女のなかにいる――。誕生の日を待ちながら、母親のお腹のなかで限られた情報と感覚から外の世界を推し測る胎児のモノローグ。いやあ、よく考えたなあ。胎児に意識があって、限られたものではあっても外界での出来事を自分で判断できたら……という発想にまず驚かされる。さすがマキューアンと思うのは、そのアイディアだけで満足することなく、そこからさらに新たなものを生み出そうとする態度...

  6. 猫の楽園 - TimeTurner

    猫の楽園

    19世紀後半のフランス文学を代表する作家、エミール・ゾラ。ユーモラスな話から、皮肉や諷刺の効いた話、悲劇的な話、ホラー調の話まで、ゾラの多様な作風に触れられる全7編の短編を収録。「オリヴィエ・ベカイユの死」は『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』で既読ですが、あとは初読み。このシリーズはすべてヨシタケシンスケさんのカバー絵と挿絵で、それだけで作品の面白さが2割増しくらいになった気になる。そ...

  7. The Best British Short Stories of 1922 - TimeTurner

    The Best British Short Stor...

    1922年に新聞・雑誌などに発表されたイギリスとアイルランドの作家の短編小説から選び抜いた24編。ヒュー・ウォルポール、アルジャーノン・ブラックウッド、ジョン・ゴールズワージー、J・D・ベレスフォード、A・E・コッパード、ウォルター・デ・ラ・メア、アラン・グレアム、メイ・シンクレアなど錚々たる面々が並んでいます。(名前のあとに*がついているのは女性作家)怪奇小説でも知られる作家が何人かいるけ...

  8. 地下鉄道 - TimeTurner

    地下鉄道

    19世紀初頭のアメリカ。南部ジョージア州にある農園の奴隷コーラは、母親が逃亡したことと、彼女自身の激しい性格から、奴隷の中で孤立していた。白人の主人からも黒人の仲間からも虐待を受け、これ以上我慢できなくなったコーラは、新入り奴隷に誘われ逃亡を決意する。地下を疾走する列車に乗って自由な北を目指す彼女の後を悪名高い奴隷狩り人が追ってくる・・・。ピュリッツァー賞受賞。 読むのがとてもしんどかった。...

  9. ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語 - TimeTurner

    ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語

    『12人の蒐集家/ティーショップ』(ゾラン・ジヴコヴィッチ表記)より前、2010年に独立系出版社から出された日本で最初の翻訳短編集。ティーショップは『12人の蒐集家/ティーショップ』に収録されましたが、他の2編はこの本でしか読めません。訳者は同じ山田順子さんです。ってことは英語からの重訳なのかな。ティーショップ火事換気口3編とも主人公が女性だからなのか、なんとなく病的ではないアンナ・カヴァン...

  10. アルカディア - TimeTurner

    アルカディア

    詩人バイロンが滞在する19世紀の英国貴族の館には、天才的な頭脳をもつ令嬢トマシナ、冷笑的で女にだらしがない家庭教師セプティマスのほか、三流詩人と浮気な妻、庭をピクチャレスクに変えようとする庭師など、ひと癖もふた癖もある人々が集まっていた。そして、200年後、同じ屋敷に過去の人々をなぞるような人間模様が描かれる・・・。まるでわからなくて、それなのにめっちゃ面白かった!わからないのは天才少女トマ...

  11. 死体展覧会 - TimeTurner

    死体展覧会

    フィンランドに亡命したイラク人作家による悪夢のような14の短編集。アラビア語版はヨルダンで発禁処分を受けたそう。人を殺し、その死体をいかに芸術的に展示するかを追求する謎の集団(死体展覧会)、誘拐された救急車の運転手が主旨の異なる集団に次々と売り渡され、プロパガンダ映像の〈俳優〉になる「記録と現実」。誰が敵で誰が味方なのか、何が正しく何が間違っているのか、すべてが混沌とした社会を揶揄するかのよ...

  12. ロボット・イン・ザ・ハウス - TimeTurner

    ロボット・イン・ザ・ハウス

    ベンと元妻エイミーに女の子ボニーが生まれてから9か月。「妹」ができたロボットのタングは、焼きもちを焼いたり、すねたり、相変わらず手のかかる男の子だ。そんな中、一家の庭に黒い球のようなロボットが現れた。ボインジャーがタングを取り戻そうと、一家の居場所をつきとめるために放ったロボット「ジャスミン」だった・・・。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の続編。カバー裏に「多くの〈タング・ロス〉の声に応え、...

  13. 魔法にかかった男 - TimeTurner

    魔法にかかった男

    何ひとつ欠けるものはないものの、すべてが必要最低限の間に合わせで十全な喜びを得られないという人生をおくってきた男が、これまた幻滅を覚える休暇先で初めての夢と冒険と魔法を得て英雄となる表題作のほか、ブッツァーティの最初の三つの短編集『七人の死者』『スカラ座の恐怖』『バリヴェルナ荘の崩壊』から訳者が選んだ日本オリジナルの選集です。 こういうことあるあると頷いたり、じりじりと追い詰められる主人公の...

  14. 薔薇の名前(上・下) - TimeTurner

    薔薇の名前(上・下)

    ベネディクト会の見習い修道士アドソは、フランチェスコ会修道士であるバスカヴィルのウィリアムの供をしてイタリアの山上にある修道院を訪れた。そこで行われるはずの重要な会談の下準備のはずだったのだが、到着するなり僧院長はウィリアムに殺人事件の調査を依頼する・・・。映画は観たことがあるので話の筋は大体わかっているから、分厚い二巻本は読まなくてもいいやと思っていたんですが、先日読んだ『マジカル・ヒスト...

  15. アメリカン・ゴッズ (上・下) - TimeTurner

    アメリカン・ゴッズ (上・下)

    三年の服役を終え、あと四十八時間にまで迫ったとき、所長室に呼ばれたシャドウは信じられないようなことを告げられた。妻のローラが自動車事故で死んだというのだ。呆然とするシャドウの前にウェンズデイと名乗る奇妙な男が現れ、彼の運転手兼用心棒にならないかともちかけた・・・。上巻が進む間ずっと、読者はシャドウと同様、何がなんだかわからないままウェンズデイに引っ張り回され、ウェンズデイの敵たちから痛い目に...

  16. 気ままな猫の14物語 - TimeTurner

    気ままな猫の14物語

    猫を愛する人たちのために、猫を愛する編者が集めた、猫を愛する作家が猫に寄せる想いをこめて綴った作品14編。猫をテーマの短編集でも、時には猫がひどい目に遭ったり、猫を悪者扱いにしたり、猫を使ったホラーだったりするので、読み終えるまでは安心できないのですが、これは猫好きにとっては実に楽しめる作品集でした。デイモン・ラニアンは『Miracle and Other Christmas Stories...

  17. 伝奇集 - TimeTurner

    伝奇集

    文学史上に燦然と輝く名作との呼び声が高いボルヘスの処女短編集。「東西古今の伝説、神話、哲学を題材として精緻に織りなされた」と宣伝文句にあり、まさにその通りなんだろうと思うけど、下敷きになっている伝説、神話、哲学をほとんど知らないから、なんかもう五里霧中という感じ。これまで読もうとして2度挫折し、3度目の挑戦でようやく完読できた。(図書館で借りると紙が黄ばんでいて読みにくいうえに2週間では読み...

  18. 6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む - TimeTurner

    6時27分発の電車に乗って、僕は本を読む

    パリ郊外にある断裁工場で機械技師をしているギレンは、本を破壊する毎日がつらくてたまらない。獣のような上司や、サディストの同僚にも我慢できない。友と呼べるのは、詩を愛する守衛のイヴォンと、引退した技師のジュゼッペと飼っている金魚だけ。唯一の楽しみは、朝の通勤列車で機械から救い出したページを朗読することだった。だがある日、メモリースティックを拾ったことでギレンの人生は変わりはじめる。スティックに...

  19. Hint Fiction - TimeTurner

    Hint Fiction

    英語圏の小説は、novel, novella, novelette, short story, sudden fiction, flash fiction, micro fiction, drabble, dribble, six words storyなどなど、単語の数、あるいはおおまかなページ数といった量でジャンル分けされることがあります。日本でそこまで細かい分類がないのは単語単位ではす...

  20. アンチクリストの誕生 - TimeTurner

    アンチクリストの誕生

    20世紀前半に『夜毎に石の橋の下で』『ボリバル侯爵』などの幻想歴史小説を発表したチェコ生まれのユダヤ人作家、ペルッツによる唯一の中短編集。表題作ほか7編を収録。チェコ出身とはいっても、ここに収録されている作品の舞台はチェコだけでなく、部隊はロシアだったりシチリア島だったりオーストリアだったりニューヨークだったりします。中短編ですから、場所や時代について詳しく書いてあるものは稀で、ほとんどはき...

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