海外文学のタグまとめ

海外文学」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには海外文学に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「海外文学」タグの記事(31)

  1. Winnie Childs The Shop Girl - TimeTurner

    Winnie Childs The Shop Girl

    ウィン(ウィニフレッド・チャイルド)はイギリスの貧しい牧師の娘だったが、父の再婚相手との折り合いが悪く、声楽で自立しようと母の遺したわずかな遺産を手にロンドンに出ていった。が、才能が足りないことがわかった頃には貯えも底をつき、アメリカでやりなおそうと決心する。船上コレクションのモデルという仕事を手に入れたウィンは、大西洋横断の船に乗り込んだ。船内でアメリカの億万長者の息子ピーターと親しくなる...

  2. こうしてイギリスから熊がいなくなりました - TimeTurner

    こうしてイギリスから熊がいなくなりました

    夜中に森を徘徊する悪魔と恐れられた「精霊熊」、死者のための供物を食べて故人の罪を引き受けていた「罪食い熊」、サーカスが流行した時代にさまざまな芸をさせられていた「サーカスの熊」、19世紀ロンドンで下水道できつく不潔な労役に就かされていた「下水熊」など。イギリスで絶滅してしまった熊に捧げる大人のための寓話8編。熊と人間の関係は不思議です。命を賭けて死闘を繰り広げる相手であると同時に、見世物にし...

  3. Dept. of Speculation - TimeTurner

    Dept. of Speculation

    ブルックリンに住む物書きの女性が恋をし、結婚し、娘が生まれる。大学で書くことを教えるようになり、それなりに満足のいく暮らしをしていると思っていた。夫が他の女性と恋をしていると気づくまでは……。The New York Times Book Review’s 10 Best Books of 2014の1冊。語り手が女性であることは読み始めてすぐにわかるけれど、彼女がどういう人物でどういう状況...

  4. 何度でも、おかえりを言おう - TimeTurner

    何度でも、おかえりを言おう

    フランスの田舎で暮らす70歳のフェルディナンは、妻亡きあと、息子夫婦と孫二人が出ていった農場にひとりきり、猫だけを同居人として暮らしていた。自分の人生にはもう何も残されていないと諦めきっていたのだが、近所に住む60代農婦の家の屋根が修復不可能なほど壊れてしまったとき、ある決心をする。そのときから彼の農場にはさまざまな変化が起こるようになった・・・。とてもよかった。ひとりぼっちで行き場のない人...

  5. マンハッタン物語(上・下) - TimeTurner

    マンハッタン物語(上・下)

    1930年代のアメリカ、ニューヨーク。タクシー運転手の母と半地下の部屋で暮らすクロードには父親も友達もいなかったが、なぜか部屋にあった白い小さなピアノと壊れかけたラジオがあれば幸せだった。やがて学校に行くようになったクロードは楽器店の主人と話をするようになり、音楽の才能を認められる・・・。ピアノの天才が幼い頃から天分を発揮し、良き理解者に恵まれ、世界的なピアニストに育っていくという成長物語で...

  6. 祈りの階段 - TimeTurner

    祈りの階段

    ヨークシャー地方の港町ウィットビーで修道院の廃墟で発掘作業に従事しているシーアンは、この地に到着してから毎夜、おそろしい悪夢にうなされていた。髪を撫でていた男の大きな手がやがてナイフを握り、喉を切り裂く・・・。読み終えてみると、結局は通俗ロマンス小説だったんじゃないかという気になるものの、修道院廃墟、悪夢、ボスニア、片脚切断、ドラキュラ伝説、古文書の修復と解読、18世紀の宗教的戒律といった魅...

  7. 接触 - TimeTurner

    接触

    「私」はケプラーと呼ばれるゴースト(他人に触れるとその身体に乗り移ることができる)。ある時、「私」が身体を借りていた女性が、地下鉄の人混みで狙撃され、「私」は狙撃犯の身体を乗っ取った。この男は何者で、なぜ私を狙うのか?「私」は長い人生を思い返しながら手がかりを辿ってゆく・・・。う~む。一瞬も安心していられないサスペンスフルな設定なのに、どうしてこんなに単調なんだろう? 『ハリー・オーガスト、...

  8. Tales of Men and Ghosts - TimeTurner

    Tales of Men and Ghosts

    『幽霊』のイーディス・ウォートンが描く人間と幽霊の物語10編。1909年刊行の短編集。O・ヘンリーの同時代人だったと思い出させるわかりやすい人情噺も少しありますが、大抵は心理の襞や人間観察は詳細に描きつつ結論は曖昧にぼかしたままというもどかしい読後感。ミステリ仕立ての「The Bolted Door」にはびっくりしました。紹介文ではヘンリー・ジェイムズと比較されていて、ああ、このわかりにくさ...

  9. 憂鬱な10か月 - TimeTurner

    憂鬱な10か月

    わたしは逆さまになって、ある女のなかにいる――。誕生の日を待ちながら、母親のお腹のなかで限られた情報と感覚から外の世界を推し測る胎児のモノローグ。いやあ、よく考えたなあ。胎児に意識があって、限られたものではあっても外界での出来事を自分で判断できたら……という発想にまず驚かされる。さすがマキューアンと思うのは、そのアイディアだけで満足することなく、そこからさらに新たなものを生み出そうとする態度...

  10. 猫の楽園 - TimeTurner

    猫の楽園

    19世紀後半のフランス文学を代表する作家、エミール・ゾラ。ユーモラスな話から、皮肉や諷刺の効いた話、悲劇的な話、ホラー調の話まで、ゾラの多様な作風に触れられる全7編の短編を収録。「オリヴィエ・ベカイユの死」は『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』で既読ですが、あとは初読み。このシリーズはすべてヨシタケシンスケさんのカバー絵と挿絵で、それだけで作品の面白さが2割増しくらいになった気になる。そ...

  11. The Best British Short Stories of 1922 - TimeTurner

    The Best British Short Stor...

    1922年に新聞・雑誌などに発表されたイギリスとアイルランドの作家の短編小説から選び抜いた24編。ヒュー・ウォルポール、アルジャーノン・ブラックウッド、ジョン・ゴールズワージー、J・D・ベレスフォード、A・E・コッパード、ウォルター・デ・ラ・メア、アラン・グレアム、メイ・シンクレアなど錚々たる面々が並んでいます。(名前のあとに*がついているのは女性作家)怪奇小説でも知られる作家が何人かいるけ...

  12. 地下鉄道 - TimeTurner

    地下鉄道

    19世紀初頭のアメリカ。南部ジョージア州にある農園の奴隷コーラは、母親が逃亡したことと、彼女自身の激しい性格から、奴隷の中で孤立していた。白人の主人からも黒人の仲間からも虐待を受け、これ以上我慢できなくなったコーラは、新入り奴隷に誘われ逃亡を決意する。地下を疾走する列車に乗って自由な北を目指す彼女の後を悪名高い奴隷狩り人が追ってくる・・・。ピュリッツァー賞受賞。 読むのがとてもしんどかった。...

  13. ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語 - TimeTurner

    ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語

    『12人の蒐集家/ティーショップ』(ゾラン・ジヴコヴィッチ表記)より前、2010年に独立系出版社から出された日本で最初の翻訳短編集。ティーショップは『12人の蒐集家/ティーショップ』に収録されましたが、他の2編はこの本でしか読めません。訳者は同じ山田順子さんです。ってことは英語からの重訳なのかな。ティーショップ火事換気口3編とも主人公が女性だからなのか、なんとなく病的ではないアンナ・カヴァン...

  14. アルカディア - TimeTurner

    アルカディア

    詩人バイロンが滞在する19世紀の英国貴族の館には、天才的な頭脳をもつ令嬢トマシナ、冷笑的で女にだらしがない家庭教師セプティマスのほか、三流詩人と浮気な妻、庭をピクチャレスクに変えようとする庭師など、ひと癖もふた癖もある人々が集まっていた。そして、200年後、同じ屋敷に過去の人々をなぞるような人間模様が描かれる・・・。まるでわからなくて、それなのにめっちゃ面白かった!わからないのは天才少女トマ...

  15. 死体展覧会 - TimeTurner

    死体展覧会

    フィンランドに亡命したイラク人作家による悪夢のような14の短編集。アラビア語版はヨルダンで発禁処分を受けたそう。人を殺し、その死体をいかに芸術的に展示するかを追求する謎の集団(死体展覧会)、誘拐された救急車の運転手が主旨の異なる集団に次々と売り渡され、プロパガンダ映像の〈俳優〉になる「記録と現実」。誰が敵で誰が味方なのか、何が正しく何が間違っているのか、すべてが混沌とした社会を揶揄するかのよ...

  16. ロボット・イン・ザ・ハウス - TimeTurner

    ロボット・イン・ザ・ハウス

    ベンと元妻エイミーに女の子ボニーが生まれてから9か月。「妹」ができたロボットのタングは、焼きもちを焼いたり、すねたり、相変わらず手のかかる男の子だ。そんな中、一家の庭に黒い球のようなロボットが現れた。ボインジャーがタングを取り戻そうと、一家の居場所をつきとめるために放ったロボット「ジャスミン」だった・・・。『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の続編。カバー裏に「多くの〈タング・ロス〉の声に応え、...

  17. 魔法にかかった男 - TimeTurner

    魔法にかかった男

    何ひとつ欠けるものはないものの、すべてが必要最低限の間に合わせで十全な喜びを得られないという人生をおくってきた男が、これまた幻滅を覚える休暇先で初めての夢と冒険と魔法を得て英雄となる表題作のほか、ブッツァーティの最初の三つの短編集『七人の死者』『スカラ座の恐怖』『バリヴェルナ荘の崩壊』から訳者が選んだ日本オリジナルの選集です。 こういうことあるあると頷いたり、じりじりと追い詰められる主人公の...

  18. 薔薇の名前(上・下) - TimeTurner

    薔薇の名前(上・下)

    ベネディクト会の見習い修道士アドソは、フランチェスコ会修道士であるバスカヴィルのウィリアムの供をしてイタリアの山上にある修道院を訪れた。そこで行われるはずの重要な会談の下準備のはずだったのだが、到着するなり僧院長はウィリアムに殺人事件の調査を依頼する・・・。映画は観たことがあるので話の筋は大体わかっているから、分厚い二巻本は読まなくてもいいやと思っていたんですが、先日読んだ『マジカル・ヒスト...

  19. アメリカン・ゴッズ (上・下) - TimeTurner

    アメリカン・ゴッズ (上・下)

    三年の服役を終え、あと四十八時間にまで迫ったとき、所長室に呼ばれたシャドウは信じられないようなことを告げられた。妻のローラが自動車事故で死んだというのだ。呆然とするシャドウの前にウェンズデイと名乗る奇妙な男が現れ、彼の運転手兼用心棒にならないかともちかけた・・・。上巻が進む間ずっと、読者はシャドウと同様、何がなんだかわからないままウェンズデイに引っ張り回され、ウェンズデイの敵たちから痛い目に...

  20. 気ままな猫の14物語 - TimeTurner

    気ままな猫の14物語

    猫を愛する人たちのために、猫を愛する編者が集めた、猫を愛する作家が猫に寄せる想いをこめて綴った作品14編。猫をテーマの短編集でも、時には猫がひどい目に遭ったり、猫を悪者扱いにしたり、猫を使ったホラーだったりするので、読み終えるまでは安心できないのですが、これは猫好きにとっては実に楽しめる作品集でした。デイモン・ラニアンは『Miracle and Other Christmas Stories...

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