海外文学のタグまとめ

海外文学」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには海外文学に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「海外文学」タグの記事(47)

  1. 掃除婦のための手引き書 - TimeTurner

    掃除婦のための手引き書

    毎日バスに揺られて他人の家に通いながら、ひたすら死ぬことを思う掃除婦(表題作)、夜明けにふるえる足で酒を買いに行くアルコール依存症のシングルマザー(どうにもならない)、刑務所で囚人たちに創作を教える女性教師(さあ土曜日だ)など、自らの経験から紡ぎ出された短編24編を収録。どひゃあ。凄絶な人生もさることながら、それを容赦なく曝け出せることに驚く。とはいえ露悪趣味の私小説ではない。読み手を深く引...

  2. 何があってもおかしくない - TimeTurner

    何があってもおかしくない

    アメリカ中西部にある町、小さな町アムギャッシュ。この町を出た者もいれば、そこでずっと暮らしている者もいる。かつてルーシー・バートンが子供時代を過ごしてこの町を中心に、人々がそれぞれに生きる姿を描く9編を収録。『私の名前はルーシー・バートン』の姉妹編で、あの本で母娘の話に出てきた人々が登場し、それぞれの人生を見せてくれる。それは同時に、ルーシーの姿を合わせ鏡のように別の方向から映しだすことにも...

  3. ウィリアムが来た時 - TimeTurner

    ウィリアムが来た時

    1900年代のイギリス。ミューレー・ヨービルが外国で病い倒れ、療養生活を送っている間に、短期間の戦争ののちにドイツ帝国がイギリスを征服し、ドイツによる支配が始まってた。ようやく戻ったロンドンは独英二ヶ国語の文字が並び、ドイツ風の名前の料理店やカフェが軒を連ね、バッキンガム宮殿にはドイツ帝国の旗がはためいていた。社交界の人間たちも、ドイツを嫌って旧植民地へ移っていった人たちのあとに、体制に迎合...

  4. 晩夏(上・下) - TimeTurner

    晩夏(上・下)

    ウィーンで裕福な父とやさしい母に育てられた青年は、働かなくてもすむだけの財産を与えられ、自らの気持ちが向くままにさまざまな学問を追究していた。地形の形成に興味をもち、オーストリア・アルプス山麓を歩きまわっていたとき、雷雲を目にして丘の上の屋敷「薔薇の家」で雨宿りを乞う。屋敷の主は雨は降らないと断言したうえで招き入れた。青年の運命は、この時から大きく変わっていく・・・。初めのうちは啓蒙小説とか...

  5. Madensky Square - TimeTurner

    Madensky Square

    スザンナ・ウェッバーは、ウィーンのマデンスキー広場にあるドレスショップのデザイナー兼店主。そんなスザンナが、自らのこと、店に来る変わった顧客たち、広場に住むさまざまな住人たちについて綴った1910年4月から翌年3月までの記録。1988年刊行。田舎育ちだったスザンナは、ハンサムな軍人と駆け落ちしてウィーンにやってきたものの男は遠い土地に配属され、ひとり残されたスザンナは大変な苦労をして現在の暮...

  6. モスクワの伯爵 - TimeTurner

    モスクワの伯爵

    1922年のモスクワ。貴族であるという理由で革命政府から無期限の軟禁刑を下されたロストフ伯爵は、モスクワの高級ホテル・メトロポールのスイートから屋根裏へと居を移した。ホテルを一歩出れば銃殺刑だ。そんな境遇でも伯爵は、身のまわりを精一杯整え、紳士の流儀を貫くことにした。こうして宿泊客や従業員たちとの友情を深めていったが・・・。久しぶりに長い小説を堪能しました。何年か前、ニューヨーク・タイムズの...

  7. Parnassus on Wheels - TimeTurner

    Parnassus on Wheels

    1915年のアメリカ。39歳のヘレンと10歳年上の兄アンドリューはともに未婚で、共同購入したニューイングランドの農場を経営している。農場はうまくいっていたが、もともと文学志向だったアンドリューが田舎の生活についての本を書き、それがヒットして売れっこ作家になったため、農場の仕事や家事は全てヘレンがやらねばならず、大きな負担になっていた。そんなとき、白馬の引くワゴンに本を山ほど積んだ巡回書店「P...

  8. ロイスと歌うパン種 - TimeTurner

    ロイスと歌うパン種

    サンフランシスコのロボットアーム会社でプログラマとして働くロイスは、高額の給料に比例する激務で疲れ果てていた。そんな彼女を支えていた近所の宅配レストランがイギリスに引っ越してしまい、途方にくれたが、別れに際してもらったパン種で試しにパンを焼いたことから思いがけない方向に人生が開けていく・・・。『ペナンブラ氏の24時間書店』の著者がまたまたサンフランシスコを舞台に書いたファンタスティックな新作...

  9. 帰れない山 - TimeTurner

    帰れない山

    ミラノで暮らす少年ピエトロは、夏休みはいつも北イタリアのモンテ・ローザ山麓にあるグラーナ村の小さな家で母親と夏休みを過ごした。化学者として工場で働く父親は週末になるとやってきて、ピエトロを山に連れていった。やがて牛飼いの少年ブルーノと親しくなり、さまざまなことを学ぶ。だが、青年になり、父とうまくいかなくなって家を出たピエトロは、山に行くこともなくなった。そして、突然の父の死でミラノの家に帰宅...

  10. Bellwether - TimeTurner

    Bellwether

    スーザン・フォスターは民間研究機関HiTechで働く社会学者だ。専門はfad(流行)で、フラフープからボブヘアまで過去のあらゆる流行について研究している。今現在はボブヘアの流行がどこから始まったのかを突き止めようとしているが、どんな方向からアプローチしても壁にぶつかってしまう。ある日、郵便係・フリップのミスで届けられた他人宛ての小包を介し、生物部でカオス理論を研究しているベネット・オライリー...

  11. 失われた時を求めて フランスコミック版 - TimeTurner

    失われた時を求めて フランスコミック版

    プルーストの大長編小説『失われた時を求めて』の第1巻と第2巻それぞれの一部をコミック化したもの。フランス産のコミックで、バンドデシネと呼ばれているタイプです。バンドデシネは判型が大きいのはいいんですが、文字が多く、そのため文字の大きさがふつうのコミックより小さい。ページを開いたときに文字がぎっしりという印象を与えるものが多い。これを読むためには老眼鏡をかけるだけではだめで、晴れた日に窓際に座...

  12. The Haunted Bookshop - TimeTurner

    The Haunted Bookshop

    ブルックリンにあるParnassus at Homeは、ロジャーとヘレンのミフリン夫妻が経営する小さな古書店。看板に「This Shop is Haunted」とあるように、ロジャーは本に憑りつかれた本の蟲だ。11月のある夕方、この店に若い広告マンが仕事をとりにやってきた。妻が旅行に出てしまい話相手に不自由していたロジャーはこの若者オーブリーを夕食に誘い、本へ関する薀蓄をとめどなく語る・・・...

  13. 魔女たちの饗宴 - TimeTurner

    魔女たちの饗宴

    厳寒のベランダで死のうとしている女が初恋の人によく似た医師と出会う「重心」、アパートにずっと住んできた化け物が年をとりぼけてきたのを気遣う隣人たち(化け物)、親友の夫と一夜を共にしてしまった娘の揺れる心を歌うように描く「鳴り響く名前」等、現代ロシア文学界の女流作家10人の作品を集めたアンソロジー。地味な装幀から真面目一方の重々しい内容を予想していたら、ラブコメ、妖怪・魔女・幽霊、不倫、戦争と...

  14. 死者の百科事典 - TimeTurner

    死者の百科事典

    旅先で無名の死者の生涯を記録した書物を収蔵する図書館を訪れ、父親の項を読みふける女の話(死者の百科事典)、裏聖書のような「魔術師シモン」、死んだ娼婦のために船員達が花を略奪し墓を埋め尽くす「死後の栄誉」、偽書『シオン賢者の議定書』成立の過程を綴る「王と愚者の書」など、音楽的手法、絵画的手法、映画的手法と、スタイルを自在に変化させながら死と愛をテーマに描いた幻想短編9編。魔術師シモン死後の栄誉...

  15. ミッテランの帽子 - TimeTurner

    ミッテランの帽子

    1980年代のパリ。大企業の財務部で働くダニエルは新しい上司のやり方に納得できず不満をためこんでいた。妻子がノルマンディーの実家に泊まった夜、ひとりの夕食をとろうと高級ブラッスリーに入ると、隣のテーブルにミッテラン大統領とその側近が座った。隣の会話に気をとられながら長居をしたダニエルは、見送った一行がいた席に残されていたミッテランの帽子をかぶって出てしまう。そのときからダニエルの気持ちが大き...

  16. 82年生まれ、キム・ジヨン - TimeTurner

    82年生まれ、キム・ジヨン

    広告代理店の仕事を辞め、幼い娘を育てることに専念するようになったキム・ジヨンは、ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのように振る舞いだした。カウンセリング担当医の記録にキム・ジヨンの誕生から現在までが克明につづられ、韓国で生きる女性の人生に立ちはだかるものが見えてくる・・・。不意に全くの別人になってしまうという、怪奇小説めいた始まりからは、こんな小説になるなんて見当もつかなかった。...

  17. あいつらにはジャズって呼ばせておけ - TimeTurner

    あいつらにはジャズって呼ばせておけ

    ドミニカ生まれの白人女性作家ジーン・リースの短編集。日本で初めての刊行。18作中15作が初訳。たっぷりの解説と書誌つき。1890年生まれ。1979年、90歳まで3か月ちょっとで没。リースは『サルガッソーの広い海』で知られる作家で、読まなくてはならないとずっと思っていたのですが、どうもこういう植民地からやってきた人の疎外を描いたものって重苦しそうで敬遠していました。で、短編集なら簡単に作風を確...

  18. Winnie Childs The Shop Girl - TimeTurner

    Winnie Childs The Shop Girl

    ウィン(ウィニフレッド・チャイルド)はイギリスの貧しい牧師の娘だったが、父の再婚相手との折り合いが悪く、声楽で自立しようと母の遺したわずかな遺産を手にロンドンに出ていった。が、才能が足りないことがわかった頃には貯えも底をつき、アメリカでやりなおそうと決心する。船上コレクションのモデルという仕事を手に入れたウィンは、大西洋横断の船に乗り込んだ。船内でアメリカの億万長者の息子ピーターと親しくなる...

  19. こうしてイギリスから熊がいなくなりました - TimeTurner

    こうしてイギリスから熊がいなくなりました

    夜中に森を徘徊する悪魔と恐れられた「精霊熊」、死者のための供物を食べて故人の罪を引き受けていた「罪食い熊」、サーカスが流行した時代にさまざまな芸をさせられていた「サーカスの熊」、19世紀ロンドンで下水道できつく不潔な労役に就かされていた「下水熊」など。イギリスで絶滅してしまった熊に捧げる大人のための寓話8編。熊と人間の関係は不思議です。命を賭けて死闘を繰り広げる相手であると同時に、見世物にし...

  20. Dept. of Speculation - TimeTurner

    Dept. of Speculation

    ブルックリンに住む物書きの女性が恋をし、結婚し、娘が生まれる。大学で書くことを教えるようになり、それなりに満足のいく暮らしをしていると思っていた。夫が他の女性と恋をしていると気づくまでは……。The New York Times Book Review’s 10 Best Books of 2014の1冊。語り手が女性であることは読み始めてすぐにわかるけれど、彼女がどういう人物でどういう状況...

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