海外文学のタグまとめ

海外文学」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには海外文学に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「海外文学」タグの記事(38)

  1. Bellwether - TimeTurner

    Bellwether

    スーザン・フォスターは民間研究機関HiTechで働く社会学者だ。専門はfad(流行)で、フラフープからボブヘアまで過去のあらゆる流行について研究している。今現在はボブヘアの流行がどこから始まったのかを突き止めようとしているが、どんな方向からアプローチしても壁にぶつかってしまう。ある日、郵便係・フリップのミスで届けられた他人宛ての小包を介し、生物部でカオス理論を研究しているベネット・オライリー...

  2. 失われた時を求めて フランスコミック版 - TimeTurner

    失われた時を求めて フランスコミック版

    プルーストの大長編小説『失われた時を求めて』の第1巻と第2巻それぞれの一部をコミック化したもの。フランス産のコミックで、バンドデシネと呼ばれているタイプです。バンドデシネは判型が大きいのはいいんですが、文字が多く、そのため文字の大きさがふつうのコミックより小さい。ページを開いたときに文字がぎっしりという印象を与えるものが多い。これを読むためには老眼鏡をかけるだけではだめで、晴れた日に窓際に座...

  3. The Haunted Bookshop - TimeTurner

    The Haunted Bookshop

    ブルックリンにあるParnassus at Homeは、ロジャーとヘレンのミフリン夫妻が経営する小さな古書店。看板に「This Shop is Haunted」とあるように、ロジャーは本に憑りつかれた本の蟲だ。11月のある夕方、この店に若い広告マンが仕事をとりにやってきた。妻が旅行に出てしまい話相手に不自由していたロジャーはこの若者オーブリーを夕食に誘い、本へ関する薀蓄をとめどなく語る・・・...

  4. 魔女たちの饗宴 - TimeTurner

    魔女たちの饗宴

    厳寒のベランダで死のうとしている女が初恋の人によく似た医師と出会う「重心」、アパートにずっと住んできた化け物が年をとりぼけてきたのを気遣う隣人たち(化け物)、親友の夫と一夜を共にしてしまった娘の揺れる心を歌うように描く「鳴り響く名前」等、現代ロシア文学界の女流作家10人の作品を集めたアンソロジー。地味な装幀から真面目一方の重々しい内容を予想していたら、ラブコメ、妖怪・魔女・幽霊、不倫、戦争と...

  5. 死者の百科事典 - TimeTurner

    死者の百科事典

    旅先で無名の死者の生涯を記録した書物を収蔵する図書館を訪れ、父親の項を読みふける女の話(死者の百科事典)、裏聖書のような「魔術師シモン」、死んだ娼婦のために船員達が花を略奪し墓を埋め尽くす「死後の栄誉」、偽書『シオン賢者の議定書』成立の過程を綴る「王と愚者の書」など、音楽的手法、絵画的手法、映画的手法と、スタイルを自在に変化させながら死と愛をテーマに描いた幻想短編9編。魔術師シモン死後の栄誉...

  6. ミッテランの帽子 - TimeTurner

    ミッテランの帽子

    1980年代のパリ。大企業の財務部で働くダニエルは新しい上司のやり方に納得できず不満をためこんでいた。妻子がノルマンディーの実家に泊まった夜、ひとりの夕食をとろうと高級ブラッスリーに入ると、隣のテーブルにミッテラン大統領とその側近が座った。隣の会話に気をとられながら長居をしたダニエルは、見送った一行がいた席に残されていたミッテランの帽子をかぶって出てしまう。そのときからダニエルの気持ちが大き...

  7. 82年生まれ、キム・ジヨン - TimeTurner

    82年生まれ、キム・ジヨン

    広告代理店の仕事を辞め、幼い娘を育てることに専念するようになったキム・ジヨンは、ある日突然、自分の母親や友人の人格が憑依したかのように振る舞いだした。カウンセリング担当医の記録にキム・ジヨンの誕生から現在までが克明につづられ、韓国で生きる女性の人生に立ちはだかるものが見えてくる・・・。不意に全くの別人になってしまうという、怪奇小説めいた始まりからは、こんな小説になるなんて見当もつかなかった。...

  8. あいつらにはジャズって呼ばせておけ - TimeTurner

    あいつらにはジャズって呼ばせておけ

    ドミニカ生まれの白人女性作家ジーン・リースの短編集。日本で初めての刊行。18作中15作が初訳。たっぷりの解説と書誌つき。1890年生まれ。1979年、90歳まで3か月ちょっとで没。リースは『サルガッソーの広い海』で知られる作家で、読まなくてはならないとずっと思っていたのですが、どうもこういう植民地からやってきた人の疎外を描いたものって重苦しそうで敬遠していました。で、短編集なら簡単に作風を確...

  9. Winnie Childs The Shop Girl - TimeTurner

    Winnie Childs The Shop Girl

    ウィン(ウィニフレッド・チャイルド)はイギリスの貧しい牧師の娘だったが、父の再婚相手との折り合いが悪く、声楽で自立しようと母の遺したわずかな遺産を手にロンドンに出ていった。が、才能が足りないことがわかった頃には貯えも底をつき、アメリカでやりなおそうと決心する。船上コレクションのモデルという仕事を手に入れたウィンは、大西洋横断の船に乗り込んだ。船内でアメリカの億万長者の息子ピーターと親しくなる...

  10. こうしてイギリスから熊がいなくなりました - TimeTurner

    こうしてイギリスから熊がいなくなりました

    夜中に森を徘徊する悪魔と恐れられた「精霊熊」、死者のための供物を食べて故人の罪を引き受けていた「罪食い熊」、サーカスが流行した時代にさまざまな芸をさせられていた「サーカスの熊」、19世紀ロンドンで下水道できつく不潔な労役に就かされていた「下水熊」など。イギリスで絶滅してしまった熊に捧げる大人のための寓話8編。熊と人間の関係は不思議です。命を賭けて死闘を繰り広げる相手であると同時に、見世物にし...

  11. Dept. of Speculation - TimeTurner

    Dept. of Speculation

    ブルックリンに住む物書きの女性が恋をし、結婚し、娘が生まれる。大学で書くことを教えるようになり、それなりに満足のいく暮らしをしていると思っていた。夫が他の女性と恋をしていると気づくまでは……。The New York Times Book Review’s 10 Best Books of 2014の1冊。語り手が女性であることは読み始めてすぐにわかるけれど、彼女がどういう人物でどういう状況...

  12. 何度でも、おかえりを言おう - TimeTurner

    何度でも、おかえりを言おう

    フランスの田舎で暮らす70歳のフェルディナンは、妻亡きあと、息子夫婦と孫二人が出ていった農場にひとりきり、猫だけを同居人として暮らしていた。自分の人生にはもう何も残されていないと諦めきっていたのだが、近所に住む60代農婦の家の屋根が修復不可能なほど壊れてしまったとき、ある決心をする。そのときから彼の農場にはさまざまな変化が起こるようになった・・・。とてもよかった。ひとりぼっちで行き場のない人...

  13. マンハッタン物語(上・下) - TimeTurner

    マンハッタン物語(上・下)

    1930年代のアメリカ、ニューヨーク。タクシー運転手の母と半地下の部屋で暮らすクロードには父親も友達もいなかったが、なぜか部屋にあった白い小さなピアノと壊れかけたラジオがあれば幸せだった。やがて学校に行くようになったクロードは楽器店の主人と話をするようになり、音楽の才能を認められる・・・。ピアノの天才が幼い頃から天分を発揮し、良き理解者に恵まれ、世界的なピアニストに育っていくという成長物語で...

  14. 祈りの階段 - TimeTurner

    祈りの階段

    ヨークシャー地方の港町ウィットビーで修道院の廃墟で発掘作業に従事しているシーアンは、この地に到着してから毎夜、おそろしい悪夢にうなされていた。髪を撫でていた男の大きな手がやがてナイフを握り、喉を切り裂く・・・。読み終えてみると、結局は通俗ロマンス小説だったんじゃないかという気になるものの、修道院廃墟、悪夢、ボスニア、片脚切断、ドラキュラ伝説、古文書の修復と解読、18世紀の宗教的戒律といった魅...

  15. Tales of Men and Ghosts - TimeTurner

    Tales of Men and Ghosts

    『幽霊』のイーディス・ウォートンが描く人間と幽霊の物語10編。1909年刊行の短編集。O・ヘンリーの同時代人だったと思い出させるわかりやすい人情噺も少しありますが、大抵は心理の襞や人間観察は詳細に描きつつ結論は曖昧にぼかしたままというもどかしい読後感。ミステリ仕立ての「The Bolted Door」にはびっくりしました。紹介文ではヘンリー・ジェイムズと比較されていて、ああ、このわかりにくさ...

  16. 憂鬱な10か月 - TimeTurner

    憂鬱な10か月

    わたしは逆さまになって、ある女のなかにいる――。誕生の日を待ちながら、母親のお腹のなかで限られた情報と感覚から外の世界を推し測る胎児のモノローグ。いやあ、よく考えたなあ。胎児に意識があって、限られたものではあっても外界での出来事を自分で判断できたら……という発想にまず驚かされる。さすがマキューアンと思うのは、そのアイディアだけで満足することなく、そこからさらに新たなものを生み出そうとする態度...

  17. 猫の楽園 - TimeTurner

    猫の楽園

    19世紀後半のフランス文学を代表する作家、エミール・ゾラ。ユーモラスな話から、皮肉や諷刺の効いた話、悲劇的な話、ホラー調の話まで、ゾラの多様な作風に触れられる全7編の短編を収録。「オリヴィエ・ベカイユの死」は『オリヴィエ・ベカイユの死/呪われた家』で既読ですが、あとは初読み。このシリーズはすべてヨシタケシンスケさんのカバー絵と挿絵で、それだけで作品の面白さが2割増しくらいになった気になる。そ...

  18. The Best British Short Stories of 1922 - TimeTurner

    The Best British Short Stor...

    1922年に新聞・雑誌などに発表されたイギリスとアイルランドの作家の短編小説から選び抜いた24編。ヒュー・ウォルポール、アルジャーノン・ブラックウッド、ジョン・ゴールズワージー、J・D・ベレスフォード、A・E・コッパード、ウォルター・デ・ラ・メア、アラン・グレアム、メイ・シンクレアなど錚々たる面々が並んでいます。(名前のあとに*がついているのは女性作家)怪奇小説でも知られる作家が何人かいるけ...

  19. 地下鉄道 - TimeTurner

    地下鉄道

    19世紀初頭のアメリカ。南部ジョージア州にある農園の奴隷コーラは、母親が逃亡したことと、彼女自身の激しい性格から、奴隷の中で孤立していた。白人の主人からも黒人の仲間からも虐待を受け、これ以上我慢できなくなったコーラは、新入り奴隷に誘われ逃亡を決意する。地下を疾走する列車に乗って自由な北を目指す彼女の後を悪名高い奴隷狩り人が追ってくる・・・。ピュリッツァー賞受賞。 読むのがとてもしんどかった。...

  20. ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語 - TimeTurner

    ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語

    『12人の蒐集家/ティーショップ』(ゾラン・ジヴコヴィッチ表記)より前、2010年に独立系出版社から出された日本で最初の翻訳短編集。ティーショップは『12人の蒐集家/ティーショップ』に収録されましたが、他の2編はこの本でしか読めません。訳者は同じ山田順子さんです。ってことは英語からの重訳なのかな。ティーショップ火事換気口3編とも主人公が女性だからなのか、なんとなく病的ではないアンナ・カヴァン...

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