漢詩のタグまとめ

漢詩」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには漢詩に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「漢詩」タグの記事(66)

  1. 大正天皇御製漢詩、秋をうたう2〜『聽蟲聲』~ - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩、秋をうたう2〜『聽蟲聲』~

    気候もだんだんと秋らしくなってきていますね。という訳で今回も先週に引き続いて、大正天皇御製漢詩の秋を主題にした作品を味わおうかと思います。お題は『聽蟲聲』、秋の虫が鳴いているのをうたったものです。作られたのは、大正三年。では、見ていきます。 聽蟲聲夜來明月照南樓愛聽階前蟲語幽想得山中凉氣動禁園風露又新秋 夜来明月南楼を照らす愛し聴く階前虫語の幽なるを想い得たり山中凉気動くを禁園の風露又た新秋...

  2. 大正天皇御製漢詩秋をうたう〜『秋夜即事』〜 - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩秋をうたう〜『秋夜即事』〜

    まだまだ昼間は夏のような暑さが残るとはいえ、日の入りも早くなりました。やはりもう、秋なのですね。という訳で、今回は秋を題材にした大正天皇御製漢詩をとりあげようかと。詠まれたのは即位間もない大正二年、題は『秋夜即事』。では、見ていきます。 上林霜落氣蕭森樹帶秋聲夜已深座有詞臣尙相侍南樓燈火兩詩心 上林霜落ち気蕭森樹は秋声を帯びて夜已に深し座に詞臣有りて尚お相い侍す南楼の燈火両詩心(石川忠久編著...

  3. 寒山詩より「吾心似秋月」〜中秋の名月は終わりましたが〜 - とらっしゅのーと

    寒山詩より「吾心似秋月」〜中秋の名月は終わりましたが〜

    早いもので、中秋の名月もはや過ぎました。今年は久々に満月とこの日が一致したそうで、美しい月を堪能した人も多いのではないかと。世の中色々ありますが、こうした景色を励みにしたいものだと思っています。さて。今回もせっかくなので秋の月を題材にした漢詩をご紹介しようかと。吾心似秋月碧潭淸皎潔無物堪比倫敎我如何說吾が心秋月に似たり碧潭淸うして皎潔たり物の比倫に堪へたる無し我をして如何が說かしめん(太田悌...

  4. 伝・上杉謙信『九月十三夜』〜秋の日本漢詩〜 - とらっしゅのーと

    伝・上杉謙信『九月十三夜』〜秋の日本漢詩〜

    九月もはや、半ばすぎ。今回は、九月半ば(旧暦なので厳密には今よりもう少し先ですが)を題材にした有名な日本漢詩を取り上げようかと思います。詩の題は『九月十三夜』、作者はなんと上杉謙信(※)。そういえばライバルとされる武田信玄もいくつか漢詩作品を残しています。教養においても好敵手、というところでしょうか。※まあ厳密には異説もあるようですが、積極的に謙信の作品である事を否定する材料も特にないようで...

  5. 篠崎小竹『題義貞祈海神圖』〜久々に南北朝漢詩を〜 - とらっしゅのーと

    篠崎小竹『題義貞祈海神圖』〜久々に南北朝漢詩を〜

    しばらく茶の湯の話題をしてきました。今回は趣向を変えて、久々に漢詩の話を。僕の趣味もあって南北朝ネタ。南北朝時代を彩る名将たちの一人、新田義貞。戦歴はなかなか立派なものだと思うのですが、同時代に足利尊氏やら北畠顕家やら楠木正成やらがいるせいで、往々にして彼らの陰に隠れる傾向もあって何とも気の毒。しかしながら、鎌倉政権に対して挙兵し、勝利を積み重ねて味方を増やしついには鎌倉を陥落させた一連の戦...

  6. 伝説の隠者・厳光を称える漢詩〜戴復古『釣台』〜 - とらっしゅのーと

    伝説の隠者・厳光を称える漢詩〜戴復古『釣台』〜

    少し前、森鴎外『伊沢蘭軒』を題材にして、後漢初期の隠者・厳光について言及した記事を投下しました。せっかくなので、今回はその厳光を称えた漢詩についてお話したいと思います。 作者は南宋の詩人・戴復古(1167-?)。黄岩(浙江省)の人で、字は式之、号は石屏。半世紀にわたり各地の江湖をめぐり、高官や富豪に詩文を打って生計を立てる職業詩人だったそうです。作風は軽快かつ剛健と評されています。 釣台戴復...

  7. これが誰もがうなる最高傑作!「慶余年」に出てきた「登高」 - 有縁千里来相会

    これが誰もがうなる最高傑作!「慶余年」に出てきた「登高」

    現在チャンネル銀河にて放送中の「慶余年」を鑑賞中。現在の記憶を持ったまま過去に生まれ変わった主人公というややこしい展開のドラマです「如懿传」のキャストが全く違った役で出ているのでみていてちょっと楽しめます。「鶏肉の君」に会いたいという目的だけで歌会に出た主人公が、歌の出来不出来を競う場面で、さらりと披露してみんなをギャフン(死語?)といわせたというこの漢詩。本人は現代で丸暗記して覚えているの...

  8. 目加田誠「北平日記」 - 大塚婉嬢-中国語と書のある暮らし‐

    目加田誠「北平日記」

    先日、小倉セントシティの喜久屋書店で偶然目加田誠「北平日記」1930年代北京の学術交流に出会いました。目加田誠先生、北京、1930年代いずれにも興味があり、買い求めました。詳細な解説が有難く、更にその世界に引き込まれています。目加田誠先生訳注の平凡社東洋文庫唐詩三百首は書作品制作の際に常に活用させていただき40年使い続けています。お嬢様の東谷明子先生には学生時代に書論をお習いしました。

  9. 大正天皇御製漢詩『插秧』〜田植えの一首〜 - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩『插秧』〜田植えの一首〜

    田植えも終わり、日ごとに夏らしくなってきていますね。今回は、大正天皇御製漢詩で田植えを題材にしたものを取り上げます。大正六年(1917)に詠まれた一首です。 插秧水田千畝雨聲中男女插秧西又東農事由來國之本陰晴兩順願年豐 水田千畝雨声の中男女秧を插す西又た東農事由来国の本陰晴両順年豊を願う(石川忠久編著『大正天皇漢詩集』大修館書店290頁) 〈超意訳〉雨音が響く、広い水田の中で。男女があちこち...

  10. 江馬細香『夏夜』〜夏になったので、夏の漢詩〜 - とらっしゅのーと

    江馬細香『夏夜』〜夏になったので、夏の漢詩〜

    すっかり暑くなってきました。そこで今回は、夏を主題にした日本漢詩をご紹介しようかと。テーマは江馬細香『夏夜』。 作者である江馬細香(1787-1861)に関しては以前に解説した記事があるようなので、こちらを。何でも頼山陽と相思の仲となりながら結ばれなかったようで、今回の作品もひょっとするとそれを念頭に置きつつ読むべきではという解釈もどこかで見た気はしますが記憶が定かでありません。 夏夜江馬細...

  11. 菅茶山『宿生田』〜徳川後期の儒者、湊川合戦を偲ぶ〜 - とらっしゅのーと

    菅茶山『宿生田』〜徳川後期の儒者、湊川合戦を偲ぶ〜

    去る五月二十五日は、湊川の戦いがあった日です。まあ、実のところ、旧暦と新暦の違いを考慮する必要がありますが。時は延元元年(1336)(足利方にとっては建武三年)、九州から大軍をもって攻め上る足利尊氏の軍を新田義貞・楠木正成による建武政権軍が迎え撃ちました。しかし多勢に無勢、建武政権側は敗北し正成はこの地で奮闘虚しく戦死しています。その関係もあり、この地は正成を忠臣として顕彰する場所と徳川期以...

  12. 大正天皇御製漢詩「梅雨」〜今年は梅雨入りが早いですね〜 - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩「梅雨」〜今年は梅雨入りが早いですね〜

    まだ五月ではありますが、早くも梅雨入りのようで。今回、せっかくなので(?)、梅雨を題材とした大正天皇御製漢詩を取り上げようかと思います。皇太子時代の明治三十年に詠まれた作品です。では、見ていきましょう。 梅雨乍雨乍晴梅熟時仰天偏願歳無飢靑苗挿遍水田裡看到秋成始展眉 乍ち雨ふり乍ち晴るる梅熟する時天を仰いで偏えに願う歳飢うる無きを青苗挿し遍し水田の裡秋成を看到れば始めて眉を展ぶ(石川忠久編著『...

  13. 永井荷風が引用する、清の詩人たちの絶句二つ〜呉錫麒と趙翼、『偏奇館漫録』から〜 - とらっしゅのーと

    永井荷風が引用する、清の詩人たちの絶句二つ〜呉錫麒と趙...

    今日の日本人は、唐詩以外の漢詩に親しんでいるとは言い難い人が少なくないかと思います。恥ずかしながら、僕もそうです。しかしながら、徳川期や明治期の文人たちの間では、それ以降の詩人や作品も広く知られ親しまれていたもののようです。今回、その一例として永井荷風が随筆『偏奇館漫録』で引用した清時代の七言絶句を二つご紹介しようかと存じます。 偏奇館とは、荷風が大正九年(1920)から居住した麻布の木造二...

  14. 大正天皇御製漢詩『櫻花』〜桜の時期は終わりつつありますが〜 - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩『櫻花』〜桜の時期は終わりつつありますが〜

    早いもので、もう四月も10日過ぎて桜も散りつつあります。桜が忘れ去られないうちに、桜を題材にした大正天皇御製漢詩を今回は話題にしようかと。 櫻花瓊葩燦燦映春陽暖雪流霞引興長爛發東風千萬樹此花眞是百花王 瓊葩燦々春陽に映ず暖雪流霞興を引くこと長し東風に爛発す千万樹此の花真に是れ百花の王(石川忠久編著『大正天皇漢詩集』大修館書店3頁) 〈超意訳〉玉の如く紅く美しい花が春の日に照り映えている。暖か...

  15. 大正天皇御製漢詩「春暖」〜いよいよ、春本番〜 - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩「春暖」〜いよいよ、春本番〜

    COVID-19(新型コロナウイルス感染症)やら色々と世の中ありますが、今年も春本番になってきました。今回も、大正天皇御製漢詩を取り上げたいと思います。今回のお題は、皇太子時代の明治四十年に作られた『春暖』という詩です。まあ、春初頭といった内容なので、少し今味わうには遅いのかもですけれど。春暖頓覺今朝春暖生林園處處見遷鶯山茶花赤梅花白淡日和風適我情頓に覚ゆ今朝春暖の生ずるを林園処処遷鶯を見る...

  16. 大正天皇御製漢詩「駐春閣」を鑑賞する〜今年も、春が来ました〜 - とらっしゅのーと

    大正天皇御製漢詩「駐春閣」を鑑賞する〜今年も、春が来ました〜

    日によっては寒さが残るとはいえ、段々と春らしくなってきました。で、それはそれとして今週はネタに困ってます。という訳で、またも大正天皇御製漢詩にお縋りする事といたします。ちょうど、春到来を詠じた作品がありますし。題は「駐春閣」、即位まもない大正二年の作品です。駐春閣東風料峭帯余寒禁苑斑斑雪尚残今日来登駐春閣早梅花白映欄干東風料峭余寒を帯ぶ禁苑斑斑雪尚残す今日来たり登る駐春閣早梅花白くして欄干に...

  17. 今年初めての、李白。自然の理法を代表する詩【一茶庵稽古追想】 - ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

    今年初めての、李白。自然の理法を代表する詩【一茶庵稽古追想】

    煎茶の稽古には、漢詩は必須科目である。しかし、思うように詠めない、もちろん理解するには手習いでは頭に入らない。当たり前といえば、当たり前だ。少しずつでも、という気長な話ではあるが・・。今年(5年前)の初稽古で触れたのが、中国古典文学のなかの最高峰と言われる詩人「李白」。中国の先人の詩は、現代では想像し難い果てしない物語が詠まれているものが多い。中でも悲愴感のなかに力強い生命力を感じさせるもの...

  18. 江戸漢詩選(上) - 獺祭亭日乗

    江戸漢詩選(上)

    久しぶりに古本でない本を買った。昔の教養人は漢詩を作った。奈良・平安時代の貴族や室町時代の禅僧にとって正統な知識は漢学であり、その知識を駆使して中国風の詩を作ったのである。その伝統は江戸時代に至るまで続き、各地の漢学者が膨大な漢詩を残した。武将の伊達政宗も漢詩を作っている。五言絶句である。酔余口号馬上青年過世平白髪多残躯天所赦不楽是如何酔余口号馬上青年過ぐ世平らかにして白髪多し残躯(ざんく)...

  19. 「長安二十四時」≪原題:长安十二时辰》のなかの「咏柳」 - 有縁千里来相会

    「長安二十四時」≪原題:长安十二时辰》のなかの「咏柳」

    中国版「24」。唐朝の国際都市、長安を舞台にテロリストが仕掛けた「何か」を探して事件を食い止めなくてはならないという、ハラハラドキドキのドラマです。李白の詩があちらこちらに出てくるのでこれもそのうちにまとめたいと思いますが、まずはここから。この中の登場人物、何監(李必の上司)、は賀知章だったのですね。この詩が出てきて初めて謎が解けました。何(he)と賀(he)、発音が一緒です。唐の時代玄宗皇...

  20. 蘇軾が、先人の「王維」を評し、"詩中に画あり 画中に詩あり"と - ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

    蘇軾が、先人の「王維」を評し、"詩中に画あり...

    蘇軾が、先人の「王維」を評し、"詩中に画あり 画中に詩あり"と言った、と伝えられている。両人の生きた時代は違えども、共に政治家であり画人、そして後世に名を馳せた詩人である。だからあい通じる生き方に共感した蘇軾は、王維に強く惹かれたようである。王維の詩の中で有名な「竹里館」は、まさに詩中に画ありの詩である。"竹"や"月"を題材にした俳...

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