社会派のタグまとめ

社会派」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには社会派に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「社会派」タグの記事(30)

  1. 邦画、記録 - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    邦画、記録

    映画の感想を書くのは久しぶり。かれこれひと月半近く離れざるをえない心持だった。こんなこと珍しい。最近実感するのは、どんな時でも本は読めるってことと、映画は娯楽なんだってこと。心に余裕があるときしか映画は観られなくて、今までわりと間断なく観てきたのは、動じない日常があったからこそなのだ。ありがたい。もうずいぶん前からポツポツ観賞しては書き留めておきたかった作品のことだけ、今はまとめて記録しよう...

  2. 沖縄(1970年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    沖縄(1970年)

    (あらすじ)日本へ返還される前の沖縄を舞台に、故郷を奪われた人と労働者たちの苦悩と怒り、熱い戦いを2部構成で描き出した長編映画。わたしにとって沖縄は生まれた時からずっと日本で返還される前を知らない。だからどのように土地が奪われ、それに抗い、歴史的返還を経て今もなお基地問題で揺れているのか、いまいちよくわからなかった。こうして映画を通してでも知ることの必要をおもう。先日観たドキュメンタリー映画...

  3. 影の軍隊(1969年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    影の軍隊(1969年)

    1942年ドイツ占領下のフランス。密告からゲシュタポに捕まったジェルビエ(リノ・ヴァンチュラ)は、辛くも脱走、レジスタンスと合流して裏切り者の抹殺任務に当たる。やがてジェルビエは、ド・ゴールに会うためロンドンへ向かうがー。ジャン=ピエール・メルヴィル監督による晩年のレジスタンス映画。敬愛するワイダの抵抗三部作とはまたすこし違う、淡々と任務遂行していく至極冷徹なフランスの感性が140分の長尺に...

  4. SCREEN135 家族を想うとき - 銀幕散歩・抄

    SCREEN135 家族を想うとき

    これは10年後の日本の姿だろうか公式サイト「麦の穂をゆらす風」「ジミー、野を駆ける伝説」のケン・ローチ監督が引退を撤回し82歳にして制作した本作。首都圏でしか上映していなかったのですが、コロナ禍で地方シネコンでも上映再開にリバイバルやミニシアター系をかけていて、思いがけず鑑賞できました。社会の不条理を鋭く批判し、そこで誠実に生きる人々への慈愛を感じさせるケン・ローチ監督の作調は健在。でも前作...

  5. ホテル・ムンバイ(2018年)信念だけで立ち向かう - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    ホテル・ムンバイ(2018年)信念だけで立ち向かう

    わたしがインドを旅行したわずか2年前に、こんな大きなデロ事件が起こっていたこと、知らなかった。当時贖ったカイドブックのムンバイ“タージマハル・パレス・ホテル”を開けば、そこにはちゃんと事件の概要が記載されている。いつかまたインドを旅するとき、行ってみたいし、見たい泊まりたいと強くおもう。2008年、無差別テロの襲撃を受けたインドの5つ星ホテルで起きた衝撃の実話を映画化。テロリスト集団による凄...

  6. ウェイバック-脱出6500km- (2010年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    ウェイバック-脱出6500km- (2010年)

    実在のポーランド人兵士、スラヴォミール・ラウイッツの回顧録『脱出記シベリアからインドまで歩いた男たち』を名匠ピーター・ウィアーが映像化。原案だとしたほうがよいくらい、脚色だらけの本編。約一年に及ぶ脱出劇ゆえ134分の長丁場でさえ展開が早い。何より質が悪いのはコリン・ファレル演じるならず者や夜盲症の青年など、原作にはまったく登場しないキャラクターが加わって、いかにもありがちな凡作映画に陥ってし...

  7. 米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー (2017年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    米軍(アメリカ)が最も恐れた男 その名は、カメジロー ...

    力強い。戦後の沖縄で米軍の支配に不屈の精神で立ち向かった男、瀬長亀次郎の揺るぎない信念と闘いの歴史を通して、今なお基地が集中する沖縄の人々の想いの原点に迫っていくー監督はニュースキャスターの佐古忠彦氏。2016年にTBSテレビで放送された番組に、追加取材、再編集を行い映画化したもの。2019年には、続編『米軍(アメリカ)が最も恐れた男カメジロー不屈の生涯』が作られている。なぜ?には答えがあり...

  8. 僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年)

    1956年、東西冷戦下の東ドイツ。ソ連によるハンガリー弾圧でたくさんの市民が犠牲になったことを知ったエリート高校の生徒たちが、純粋な気持ちで授業中に行った2分間の黙とうが、国家への反逆とみなされ、思いがけない事態を招いていくー冷戦時代の良質なドイツ映画は多いけれど、当時の閉塞した東側を描くものには独特の魅力を感じる。ベルリンの壁が建設される以前。国境を往来する汽車に乗り込み、西の民主主義を満...

  9. Fukushima 50(2019年)死の淵を見た男たち - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    Fukushima 50(2019年)死の淵を見た男たち

    この9年でどれくらい福島第一原発事故関連のドキュメンタリー番組を見てきただろう。努めては観た。それでも、驚いたことに、事態がこれほど切迫していた事実を理解できていなかった。1号機、3号機、4号機の爆発のあと、2号機がベントに失敗していて、圧力ギリギリのところで建屋の破損部から水素(と放射能)が逃げ爆発を免れていた事実。それは奇跡的な回避で、最悪のシナリオでは東京含む250キロ圏内が死の大地と...

  10. パラサイト 半地下の家族(2019年)寄生ファミリーの死活問題 - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    パラサイト 半地下の家族(2019年)寄生ファミリーの...

    エンタテイメントの巨匠ポン・ジュノ監督が、ついにアカデミー作品賞とパルムドールのW受賞を遂げた、笑いあり凄惨ありのコメディ&サスペンス。半地下の薄暗い貧乏アパートで暮らすキム一家は、父親ギテク(ソン・ガンホ)と妻チュンスク、大学受験に失敗続きの息子ギウ(チェ・ウシク)と、美大を目指す娘のギジョンの4人暮らし。ある日、ギウのもとに家庭教師の話が舞い込み、IT企業の社長パクとその家族が暮らす高台...

  11. 新聞記者(2019年)官邸とメディアの深い闇を覗く - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    新聞記者(2019年)官邸とメディアの深い闇を覗く

    現役新聞記者による同名ベストセラーから生まれた本編は、フィクションを越えてリアリティを感じる。東都新聞社会部の若手記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)と、内閣情報調査室(内調)のエリート・杉原拓海(松坂桃李)は、内閣府・神崎の極秘の動きを通じて知り合う。しかし彼の突然の自殺によって、二人は国家を揺るがしかねない事実に辿り着きながらも、自身の安全すら脅かしかねない状況へと追い込まれていくのだっ...

  12. 華氏119(2018年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    華氏119(2018年)

    2016年11月9日、大統領選でドナルド・トランプが勝利を宣言した。誰も予想できなかった驚きの結果だが、マイケル・ムーア監督は数ヵ月も前から警鐘を鳴らし、カメラを回していたのだったー早いもので、あれから3年。当時、出勤時間ギリギリまでTVニュースとにらめっこするほど、政治に疎い私でさえ気になった大統領選の結果は、驚くべきものだった。中国を強気で牽制してくれるアメリカに、今となっては良かったの...

  13. サーミの血(2016年)自由を求めて - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    サーミの血(2016年)自由を求めて

    1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族、サーミ人は差別的な扱いを受けていた。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは成績もよく進学を望んだが、教師は「あなたたちの脳は文明に対応できない」と告げる。そんなある日、エレはスウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと出会い恋に落ちる。トナカイを飼いテントで暮らす生活から何とか抜け出したいと思っ...

  14. ブラック・クランズマン(2018年)ユダヤ人&黒人刑事VSKKK - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    ブラック・クランズマン(2018年)ユダヤ人&黒人刑事...

    人種差別をテーマに、時代を1970年代に据えて、ブラックユーモアと社会風刺てんこ盛りのエンタテイメントに仕上げたスパイク・リー監督作品。コロラド州、コロラドスプリングス警察署初の黒人刑事となったロンと、相棒のユダヤ人刑事フィリップが、白人至上主義団体“KKK”に対して行った大胆不敵な潜入捜査の行方を軽妙なタッチで描き出す―黒人に白人にユダヤ人にと、差別の歴史を繙きながら、わりと擦れ擦れに突い...

  15. スリー・ビルボード(2017年)3つの看板に翻弄される3人物 - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    スリー・ビルボード(2017年)3つの看板に翻弄される3人物

    秀逸な社会派人間ドラマ。アメリカ、ミズーリ州の田舎町。娘を殺された主人公が、いつまでも犯人を捕まえられない警察に怒りの看板広告を掲げたことで、関わった人物それぞれに抱える怒りや葛藤が剥き出しになっていくさまをスリリングに描き出す。強靭な母親ミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)、名指しで批判される警察署長のウィロビー(ウディ・ハレルソン)、うだつの上がらない部下のディクソン巡査(サム・ロ...

  16. デトロイト(2017年)戦慄の一夜 - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    デトロイト(2017年)戦慄の一夜

    キャスリン・ビグロー監督の社会派実録映画は、新作が作られると取りあえずは観ておきたくなるなにかがある。1967年、デトロイト。”アルジェ・モーテル”で暴動のさなかに起きた、いたずらの発砲騒ぎがきっかけで、警察官に拘束された黒人宿泊客たちを待ち受ける理不尽な悲劇の一部始終を圧倒的な臨場感で描き出す―差別が生んだ不条理な事件は、想像した以上でもそれ以下でもない、どちらかといえば映画として地味なの...

  17. 最新映画レビュー『判決、ふたつの希望』国家、民族の対立や憎しみを乗り越えるには - 旅行・映画ライター前原利行の徒然日記

    最新映画レビュー『判決、ふたつの希望』国家、民族の対立...

    レバノンに行ったことがある。1996年のことだ。内戦は終わっていたが、あちこちの建物は壊れ、銃弾の穴が開き、薬莢が落ちていた。日本がバブルに浮かれ騒いでいたころ、この国では国民同士が殺しあっていた。本作は、今もそのころの傷が残っていることを描いている。 ベイルートの住宅街。パレスチナ難民のヤーセルは工事の現場監督をしていた。一方、車の修理工場を営むトニーは、キリスト教政党の熱心な支持者で、...

  18. 万引き家族(2018年)盗んだのは絆でした - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    万引き家族(2018年)盗んだのは絆でした

    駄作の見当たらない、是枝裕和監督による最新作。パルム・ドール受賞が誇らしい。都会の片隅、万引きで食いつなぐ一家が、貧しいながらも幸せな日々を送る姿と、そんな彼らを取り巻く厳しい現実を、血のつながりを超えた家族の絆とともに描き出す―偽の父(リリー・フランキー)、偽の母(安藤サクラ)、偽のおばあちゃん(樹木希林)、みんなダメ人間だけれどあったかい。不幸な子どもを捨てておけず拾ってきて犯罪すれすれ...

  19. 灰とダイヤモンド(1957年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    灰とダイヤモンド(1957年)

    初めて観たのときの無知なじぶんから、幾度目かの再見。原作を読んだあとではさらに感慨は違っていた。モノクロ画面の絵になる構図の数々がすばらしい。恋人たちの儚い恋。ウォッカのグラスに灯す炎。ポロネーズ。絡みつく白いシーツに滲む血。苦しさと悔しさにもがき事切れるマチェック.....故アンジェイ・ワイダによる映画史に残る傑作。原作では、暗殺者マチェックの件はそう多くない。労働党委員長シチューカや収容...

  20. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年) - 天井桟敷ノ映像庫ト書庫

    ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年)

    愛すべき名篇『ザ・ペーパー』然り、2015年アカデミー作品賞に輝いた『スポットライト世紀のスクープ』然り、新聞社ものは得も言われぬわくわくがある。タブーに切り込むスリル、締め切りに追われる焦燥感に、新たな秀作が生まれた。(あらすじ)ニクソン政権下で機密文書“ペンタゴン・ペーパーズ”を公開し、ベトナム戦争の欺瞞を暴き出したワシントン・ポスト紙に焦点を当て、就任したばかりの女性発行人キャサリ...

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