翻訳書のタグまとめ

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「翻訳書」タグの記事(14)

  1. 『ショーシャ』(アイザック・B・シンガー、訳=大崎ふみ子、吉夏社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ショーシャ』(アイザック・B・シンガー、訳=大崎ふみ...

    『Shosha』(Isaac Bashevis Singer)物語の舞台は第二次世界大戦前のワルシャワ。著者は「はしがき」で、「この小説は決して、ヒトラー以前の数年間におけるポーランドのユダヤ人たちを描いたものではない。またとない状況におけるまたとない数人の人々の物語である」と言っているが、その「数人の人々」がなんと鮮明に、印象的に描かれていることか。そして語り手が彼らと別れた後の、彼らの人...

  2. 『ワシントン・スクエアの謎』(ヤリー・スティーヴン・キーラー、訳=井伊順彦、論創社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ワシントン・スクエアの謎』(ヤリー・スティーヴン・キ...

    『TheWashington Square Enigma』(Hary Stephen Keeler, 1933)物語は次のように始まる。所はシカゴの北東部にあるワシントン広場。時は11月。ミシガン湖から吹いてくる肌寒い風ががらんとした駐車場を吹き抜け、広場に散在するベンチを占領している浮浪者たちが、薄い上着の前をぐいと寄せ合わせる。そんなわびしいベンチの一つに座っていたハーリングは、誰かが捨...

  3. 『サクリファイス』(アンドレイ・タルコフスキー、訳=鴻英良、河出書房新社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『サクリファイス』(アンドレイ・タルコフスキー、訳=鴻...

    『OffretSacrificatio』(Andrey Tarkovsky, 1984)本書は映画『サクリファイス』(1986,スウェーデンとフランスの合作)のもとになった小説で、タルコフスキーはこれを1984年2月にイタリアのサン・グレフォリオで脱稿している。物語は6部構成になっている。第1部の「散歩」ではまず郵便夫のオットーが自転車で登場して、入り江にいるアレクサンデルに誕生日の祝電を届...

  4. 『ガラスの靴』(エリナー・ファージョン、訳=野口百合子、新潮社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ガラスの靴』(エリナー・ファージョン、訳=野口百合子...

    『The GlassSlipper』(Eleanor Farjeon, 1955)著者のファージョン(1881~1965)は第1回アンデルセン賞を受賞したイギリスの児童文学作家で、代表作は『リンゴ畑のマーティンピピン』。本作の主人公は16歳のエラ。継母やその連れ子の姉たちはエラを蔑んでシンデレラ(灰だらけのエラ)とかシンダーズ(灰だらけ)と呼ぶ。しかもエラは2階の素敵な部屋を追い出されて、穴...

  5. 『複製された男』(ジョゼ・サラマーゴ、訳=阿部孝次、彩流社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『複製された男』(ジョゼ・サラマーゴ、訳=阿部孝次、彩流社)

    『O HomenDuplicado』(José Saramago, 2002)主人公は中学校の歴史教師であるテルトゥリアーノ・マッシモ・アフォンソ。バツイチでひとり暮らしの彼は一時的な鬱状態に悩まされていた。そんな彼に同僚の数学教師があるビデオを勧める。「傑作ではないが一時間半楽しむことができる」というそのビデオは『たゆまぬ者は狩を征する』というタイトルだった。軽快であると同時にばかげて無分...

  6. 『ジーヴズの事件簿』(ウッドハウス、訳=岩永正勝・小山太一、文春文庫) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ジーヴズの事件簿』(ウッドハウス、訳=岩永正勝・小山...

    『TheCasebook of Jeeves』(Wodehouse)文春文庫には「ジーヴズの事件簿」というタイトルの本がふたつあり、それぞれに「才知縦横の巻」、「大胆不敵の巻」という副題がついている。本書は2番目の「大胆不敵の巻」で、ウッドハウスの「ジーヴズ&ウースターもの」と分類される80近い作品の中から選ばれた下記の作品が収録されている。*トゥイング騒動記(大説教大賞ハンデ戦/レースは神...

  7. 『古書店主』(マーク・プライヤー、訳=渋谷正子、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『古書店主』(マーク・プライヤー、訳=渋谷正子、早川書房)

    『Bookseller』(Mark Prayor, 2012)著者のデビュー作だという本書は、セーヌの河岸の露店で古書を売るブキニストの世界を舞台にしたサスペンス。主人公がセーヌ河を中心にパリのあちこちを歩き回るので、読んでいると一緒にパリを歩いているような気分になれる。ただしこの本を旅行案内書や参考書として使うのは止めたほうがいいかもしれない。というのも著者が前書きで次のように言っているか...

  8. 『隊商』(ハウフ、訳=高橋健二、岩波少年文庫) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『隊商』(ハウフ、訳=高橋健二、岩波少年文庫)

    『Die Karawane』(Wilhelm Hauff, 1825)本作は隊商を構成する商人たちが語る数編の数奇な物語と、それらをつなぎ合わせる一つの大きな物語という形になっている。カイロに向かって沙漠を横切っている商人たちは、日差しのきつい昼の間に身体を休め、涼しい夜間に歩みを進める。途中で一行に加わった客人の提案で、商人たちは休息の間の退屈しのぎに、ひとりずつ物語を語ることになる。さて...

  9. 『ガール・オン・ザ・トレイン下』(ポーラ・ホーキンズ、訳=池田真紀子、講談社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ガール・オン・ザ・トレイン下』(ポーラ・ホーキンズ、...

    『The Girl on the Train』(Paula Hawkins)(上巻からの続き)本作ではレイチェル、メガン(ジェスの本名)、アナの三人が交代に登場してそれぞれの過去と現在を語っていく。時間的には2013年7月5日(金曜日)から9月10日(火曜日)までの期間に、1年前の2012年5月16日から2013年7月13日(土曜日、メガンが失踪した日)までの期間が並行して綴られる形になって...

  10. 『ガール・オン・ザ・トレイン上』(ポーラ・ホーキンズ、訳=池田真紀子、講談社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ガール・オン・ザ・トレイン上』(ポーラ・ホーキンズ、...

    『The Girl onthe Train』(Paula Hawkins)物語はレイチェルの視点で語られる部分から始まる。レイチェルは8:04のアシュベリー発ユーストン行きの各駅停車に乗っている。老朽化の進んだ線路を這うように進む電車の窓から、レイチェルは線路沿いを流れていく家並みをぼんやりと眺める。そこにすむ住民たちにさえ馴染みのないアングルから、なんの縁もゆかりもない人々の日常を見ている...

  11. 『沈鐘』(ハウプトマン、訳=相良守峯、河出書房新社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『沈鐘』(ハウプトマン、訳=相良守峯、河出書房新社)

    『Dieversunkene Glocke』(Gerhart Hauptmann、1896)著者はドイツのシュレージェン州生まれの劇作家(1862~1946)。代表作は『はたおりたち』(自然主義的群衆劇)、『海狸の外套』(ドイツの三大喜劇の一つとされる)、『ハンネの昇天』(ロマン主義的傾向が現れ始めた作品)など。本作は『フローリアン・ガイアー』(自然主義的群衆劇で、不評に終わった失敗作)と同...

  12. 『アウシュヴィッツの図書係』(アントニオ・G・イトゥルベ、訳=小原京子、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『アウシュヴィッツの図書係』(アントニオ・G・イトゥル...

    『LABIBLIOTECARIA DE AUSCHWITZ』(Antonio G. Iturbe)巻末の著者あとがきに、「この物語は事実に基づいて組み立てられ、フィクションで肉付けされている」とある。絶滅収容所アウシュヴィッツ=ビルケナウに秘密の学校と秘密の「図書館」があったことは事実であり、学校を運営したフレディ・ヒルシュも、その学校の図書係だったディタも実在の人物なのだ。物語の主人公は収...

  13. 『愛について』(ワジム・フロロフ、訳=木村 浩・新田道雄、岩波書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『愛について』(ワジム・フロロフ、訳=木村 浩・新田道...

    『ВадимФролов』(ЧТО К ЧЕМУ, 1966)原題の意味は「何にどんなわけが」といった意味。訳者によると、ロシアでは一般的な表現であるが日本語では説明的になってしまうので、内容を考えて『愛について』としたのだという。しかし、こんなベタで色彩のないタイトルでは内容が伝わってこないのでは?ずっと昔読んで感動したことは覚えているが、内容は思い出せなかった(必ずしもタイトルのせいでは...

  14. 『落日礼讃』(ヴェチェスラフ・カザケーヴィチ、訳=太田正一、群像社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『落日礼讃』(ヴェチェスラフ・カザケーヴィチ、訳=太田...

    著者は1951年ベラルーシ生まれの詩人。1985年に出した最初の詩集でゴーリキイ賞を受賞し、ソ連邦崩壊後の1993年に来日。富山大学でロシア語、ロシア文化を講義するとともに詩やエッセイを発表し続けている(以上、本書の紹介記事より)。本書は「ロシア的性格とその世界を最大限に含む、それだけに含蓄に富むいくつかのロシアの言葉についてのエッセイ」9編と1編の詩からなっている。*Сад(サート/庭、庭...

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