翻訳書のタグまとめ

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「翻訳書」タグの記事(14)

  1. 『愛について』(ワジム・フロロフ、訳=木村 浩・新田道雄、岩波書店) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『愛について』(ワジム・フロロフ、訳=木村 浩・新田道...

    『ВадимФролов』(ЧТО К ЧЕМУ, 1966)原題の意味は「何にどんなわけが」といった意味。訳者によると、ロシアでは一般的な表現であるが日本語では説明的になってしまうので、内容を考えて『愛について』としたのだという。しかし、こんなベタで色彩のないタイトルでは内容が伝わってこないのでは?ずっと昔読んで感動したことは覚えているが、内容は思い出せなかった(必ずしもタイトルのせいでは...

  2. 『落日礼讃』(ヴェチェスラフ・カザケーヴィチ、訳=太田正一、群像社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『落日礼讃』(ヴェチェスラフ・カザケーヴィチ、訳=太田...

    著者は1951年ベラルーシ生まれの詩人。1985年に出した最初の詩集でゴーリキイ賞を受賞し、ソ連邦崩壊後の1993年に来日。富山大学でロシア語、ロシア文化を講義するとともに詩やエッセイを発表し続けている(以上、本書の紹介記事より)。本書は「ロシア的性格とその世界を最大限に含む、それだけに含蓄に富むいくつかのロシアの言葉についてのエッセイ」9編と1編の詩からなっている。*Сад(サート/庭、庭...

  3. 『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』(ポール・トーディ、訳=小竹由美子、白水社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ウィルバーフォース氏のヴィンテージ・ワイン』(ポール...

    『The Irresistible Inheritance of Wilberforce』(Paul Torday,2007)「僕はあたふたとタクシーから降りた。ちょっと落ち着こうと身体を後ろに揺らすと、タクシーの側面にもたれて空を仰ぐのがいちばんバランスを保ちやすいとわかった。空はくっきりと黒く、星がいくつかきらめいていたが、昔ほどたくさんは見えなかった。いったん見上げると、今度はどうも下...

  4. 『偉大なる時のモザイク』(カルミネ・アバーテ、訳=栗原俊秀、未知谷) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『偉大なる時のモザイク』(カルミネ・アバーテ、訳=栗原...

    『Il mosaico deltempo grande』(Carmine Abate, 2006)南イタリアの七つの州にはアルバニア系住民アルバレシュの共同体が50もあり、そのうち33が半島の長靴の先に位置するカラブリア州に集中している。アルバレシュの祖先は15世紀の初めから18世紀後半までにオスマン帝政下のアルバニア(当時の名はアルベリア)からイタリアに逃れてきたキリスト教徒たちだという。...

  5. 『ブラックウォーター灯台船』(コルム・トビーン、訳=伊藤範子、松籟社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ブラックウォーター灯台船』(コルム・トビーン、訳=伊...

    『The Blackwater Lightship』(Colm Tóibín, 1999)本作は作者トビーン(19955~ )の第4作目の小説。舞台はアイルランド東南、ウェクスフォード州のエニスコーシーとその周辺。主人公ヘレンの祖母の家があるクッシュは海岸沿いの崖の上にあり、そこからはタスカー燈台の明かりが見えた。久しぶりに祖母を訪ねたヘレンがこの燈台の明かりを見た場面の描写が印象的だ。 何...

  6. 『海を照らす光』(M. L. ステッドマン、訳=古屋美登里、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『海を照らす光』(M. L. ステッドマン、訳=古屋美...

    『The Light BetweenOceans』(M. L. Stedman, 2012)物語の主要舞台はオーストラリアの西南端に位置するパルタジョウズの町と、そこから160㎞離れた海に浮かぶ岩山、ヤヌス・ロック。時は第1次大戦終戦から間もない1920代から1950年まで。ある日、ヤヌス・ロックの灯台に一人の男が赴任してくる。前任者が孤島の灯台守という過酷な環境で心身ともに衰弱したためだっ...

  7. 『ウクライナ日記』(アンドレイ・クルコフ、訳=吉岡ゆき、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ウクライナ日記』(アンドレイ・クルコフ、訳=吉岡ゆき...

    『ДневникМайдана』(Андрей Курков、 2014)副題に「国民的作家が綴った祖国激動の155日」とあり、2013年11月21日(木曜日)から2014年4月24日(木曜日)までの日記によって構成されている。初日は「今日の午前零時半にセヴァストーポリに隕石が落ちた」という記述に続いて、ヤヌコヴィチ政権の首相アザーロフがEUとの連合協定調印の準備作業を停止すると声明したこと...

  8. 『嫌なことは後まわし』(パトリック・モディアノ、訳=根岸純、キノブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『嫌なことは後まわし』(パトリック・モディアノ、訳=根...

    『Remise dePeine』(Patrick Modiano、1988)本作は、ひとりの少年が自分を取り巻く世界の情景や人々を断片的に綴るという形で展開していく。個々の出来事や人物が、そのときどきに周囲から切り離されたように浮かび上がり、やがてふっと消えていく。まるで、街灯の回りだけが明るい霧のかかった街を歩いているかのようで、道も全体の状況もよく見えないのに、光の当たっている一点だけが...

  9. 『ある女』(アニー・エルノー、訳=堀茂樹、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ある女』(アニー・エルノー、訳=堀茂樹、早川書房)

    『Une Femme』(Annie Ernaux, 1987)著者は1940年生まれ。18歳までフランス北部ノルマンディー地方のイヴトーという町で過ごし、結婚、離婚を経て現在はパリ近郊でひとり暮らしをしている。高校教育に従事したのち1974年に作家デビュー。現代フランス文学界でいま最も注目を集めている作家である(見返しの作者紹介文より抜粋)。本作は「母が死んだ。4月7日日曜日、ポントワーズの...

  10. 『赤く微笑む春』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『赤く微笑む春』(ヨハン・テオリン、訳=三角和代、早川書房)

    『Blodläge』(Johan Theorin, 2010)本書は秋編に始まる「エーランド島 4部作」の第3作目に当たる。夏編でさえ『夏に凍える舟』というタイトルになるような北国の、しかも本土から離れた島の寒さと冷たさ、寂寥感が、本作からもひしひしと伝わってくる。「赤」「微笑む」「春」と一見温かそうなイメージの言葉が並んでいるにもかかわらず。本作には、シリーズを通しての主人公であるイェルロ...

  11. 『城砦』A.J.クローニン、訳=竹内道之助、三笠書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『城砦』A.J.クローニン、訳=竹内道之助、三笠書房)

    物語は次のように始まる。「一九二四年十月のある午後おそく、みすぼらしい服装をした一人の青年が、スウォンジーからペノウェル渓谷の登りに掛かった列車の、がら空きに近い三等の車室から、緊張した目をじっと窓外にやっていた。マンスンはその一日かかって、はるばる北のスコットランドから、カーライルとシュルーズベリーで乗り換えて旅をつづけてきたのだが、南ウェールズでのうっとうしい旅程も、今ようやく終わろうと...

  12. 『低地』(ジュンパ・ラヒリ、訳=小川高義、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『低地』(ジュンパ・ラヒリ、訳=小川高義、新潮クレスト...

    『The Lowland』(Jhumpa Lahiri, 2013)舞台はインドのカルカッタ(現コルカタ)市内のトリーガンジと、アメリカのロードアイランド州キングストン周辺。主要登場人物はスバシュ、ウダヤン、ガウリの三人と、次の世代のベラ。トリーガンジの低地で生まれ育ったスバシュとウダヤンは年子の兄弟で、なにをするのも一緒という仲の良さ。学校もスバシュが1年遅らせてウダヤンの入学に合わせて同...

  13. 『無知』(ミラン・クンデラ、訳=西永良成、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『無知』(ミラン・クンデラ、訳=西永良成、集英社)

    『L’Ignorance』(Milan Kundera,2000)1975年にチェコからフランスに亡命したクンデラは、1981年にフランスの市民権を獲得し、1984年に小説『存在の耐えられない軽さ』を発表して世界に衝撃を与えた。1989年のビロード革命のあともフランスに留まり、1990年代に入ってからそれまでの表現言語であったチェコ語を捨ててフランス語で小説を書き始めている。本作はクンデラが...

  14. 『口ひげを剃る男』(エマニュエル・カレール、訳=田中千春、河出書房新社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『口ひげを剃る男』(エマニュエル・カレール、訳=田中千...

    『LaMoustache』(Emmanuel Carrère、1986)本書カバーの袖にジャン=フィリップ・トゥーサンの言葉が載っている。「『口ひげを剃る男』でぼくが気に入ったのは、出発点のなんでもない状況――男が口ひげをそり落とし、誰もそれに気づかない――が、無数の物語の展開する可能性を生み、現実とフィクション、真実と虚偽の問題を提起して有無を言わせず読者を引きずり込み、ついにはクラクラと...

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