翻訳書のタグまとめ

翻訳書」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには翻訳書に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「翻訳書」タグの記事(16)

  1. 『ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む』(フリードリヒ・デュレンマット、白水Uブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ギリシア人男性、ギリシア人女性を求む』(フリードリヒ...

    『Griechesucht Griechin』(Friedrich Dürrenmatt、1955)主人公の名前はアルノルフ・アルヒロコス。彼の生きている世界は堅牢で、時間どおりで、道徳的で、上下関係がはっきりしていた。彼の世界秩序のいちばん上、この道徳的世界構造の頂点には大統領が君臨していた。その彼がシェ・オーギュストに初めて現れたのは9ヶ月前の5月のことだった。そのとき彼は「最後から二番...

  2. 『銘々のテーブル』(テレンス・ラティガン、訳=能美武功、青空文庫) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『銘々のテーブル』(テレンス・ラティガン、訳=能美武功...

    『Separatetables』(Sir Terence Mervyn Rattigan, 1954)本作は2幕の戯曲で、第1幕は12月、第2幕はその1年半後となっている。舞台はボーンマス近くのボーリガードホテル。登場人物は以下の通り(ほぼ登場順)。メイベル――中年のウエイトレス。無口で陰気。モード・レイルトンベル――滞在客で65歳。銀狐のストールが特徴。グラディス・マシスン――役人の未亡人...

  3. 『陽気なお葬式』(リュドミラ・ウリツカヤ、訳=奈倉有里、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『陽気なお葬式』(リュドミラ・ウリツカヤ、訳=奈倉有里...

    『Becёлыепохороны』(Людмила Улицкая、1997)舞台はマンハッタンのチェルシー地区にあるアトリエ。1991年の猛暑の夏、亡命ロシア人で画家のアーリクは重病の床にあり、今や彼の素質のすべてが意味をなくしていこうとしていた。優れた記憶力も、絶対音感も、芸術家としての才能も。チロル民謡を歌うひょうきんな声も、超一流のビリヤードの腕前も、なにもかもを引き連れて、彼はいな...

  4. 『あの素晴らしき七年』(エトガル・ケレット、訳=秋元孝文、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『あの素晴らしき七年』(エトガル・ケレット、訳=秋元孝...

    『The SevenGood Years』(Etgar Keret、2015)本書は息子レヴの誕生から父親の死までの7年間の出来事を描いたノンフィクション作品で、36篇のエッセイで構成されている。本書を読めば、パレスチナの人々の土地を奪って建国されたイスラエルという国で、人々がなにを思い、どのように日々を送っているのかが、少しはわかるかもしれない。印象的なエピソード満載なので抜粋は難しいが...

  5. 『ふたつの海のあいだで』(カルミネ・アバーテ、訳=関口英子、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ふたつの海のあいだで』(カルミネ・アバーテ、訳=関口...

    『Tra DueMari』(Carmine Abate, 2002)著者は1991年に長編デビューし、3冊目の長編である本作によってイタリアをはじめフランス、ドイツで高く評価されて現代イタリアを代表する作家の仲間入りをした。2012年発表の『風の丘』も同じ訳者によってクレストブックスの一冊として紹介されている。 物語の主要舞台はイタリア南端カラブリア州の架空の村ロッカルバ。村は西のティレニア...

  6. 『緑の髪の娘』(スタンリー・ハイランド、訳=松下祥子、論創社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『緑の髪の娘』(スタンリー・ハイランド、訳=松下祥子、...

    『Green Growthe Tresses-O』(Stanley Hyland)本書は「論創海外ミステリー」と謳うシリーズの一冊である。しかし、さあ謎解きを楽しもう、と思って読み始めると裏切られる。話は紡織工場の仕事台からあがる悲鳴で始まる。悲鳴を上げたのは織りむらや傷を検査していた女子工員の一人。染色前の布地の中央に、明るい金色の髪の毛が十数本、長い一束になって織り込まれ、その片方の端に...

  7. 『ロスチャイルドのバイオリン』(アントン・チェーホフ、訳=児島宏子、未知谷) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ロスチャイルドのバイオリン』(アントン・チェーホフ、...

    『Скрипка Ротшильла』(Антон Чехов) 絵=イリーナ・ザトゥロフスカヤ(Ирина Затуловская)物語の舞台はロシアの小さな町。主人公の一人はロシア人のヤーコフ、通称ブロンザ(青銅)。妻のマルファと一部屋きりの小さな家で暮らすヤーコフの本職は棺桶作りだが、ときたまバイオリン弾きとして副収入を得ている。ロシアの歌の演奏に長けていて、オーケストラの席におさま...

  8. 『夏の嘘』(ベルンハルト・シュリンク、訳=松永美穂、新潮クレストブックス) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『夏の嘘』(ベルンハルト・シュリンク、訳=松永美穂、新...

    『Sommerlügen』 (BernhardSchlink、2010)『朗読者』『帰郷者』『逃げてゆく愛』『週末』と読んできて、5冊目のシュリンク。本作は『逃げてゆく愛』に次ぐ短編集で、以下の7つの作品が収められている。*シーズンオフ――ニューヨークの貧しい街区で暮らすフルート奏者のリチャードと、オーケストラが買えるほどの財力を持つスーザンが、シーズンオフの岬で出会って……。*バーデンバー...

  9. 『赤毛のアン』(モンゴメリ、訳=村岡花子、新潮社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『赤毛のアン』(モンゴメリ、訳=村岡花子、新潮社)

    『Anne of Green Gables』(Lucy Maud Montgomery,1908)『赤毛のアン』シリーズの第1巻目「グリーンゲイブルズのアン」である本書を改めて読み直してみたのは、ある人から次のような疑問をぶつけられたからだった。 第5章でアンが自分の身の上を語りながら「トマスの小母さんはあたしを牛乳で育ててくれましたの。あのねえ、あたしにはわからないんですけれど牛乳で育った...

  10. 『妻は二度死ぬ』(ジョルジュ・シムノン、訳=中井多津夫、晶文社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『妻は二度死ぬ』(ジョルジュ・シムノン、訳=中井多津夫...

    『Les Innocents』(Georges Simenon, 1972)主人公のジョルジュ・セルランはパリ有数の宝石デザイナー。サントノレ通りの有名宝石店で10年近く働いていたが、その店の店員だったブラシェに誘われてセヴィニェ通りにある宝石店の共同経営者となった。資本を提供したブラシェの方が主役だったことは言うまでもないが、ブラシェは宝石店を回って注文をとることが仕事で、セヴィニェ通りの...

  11. 『パリで待ち合わせ』(デボラ・マッキンリー、国弘喜美代、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『パリで待ち合わせ』(デボラ・マッキンリー、国弘喜美代...

    『That Part Was True』(Deborah McKinlay)本書の主人公は、アメリカに住む50回目の誕生日を目前に控えたジャックと、イギリスの片田舎で暮らす46歳のイヴ。ジャック(ジャック・クーパー)はアメリカに住むベストセラー作家だが、最近はスランプ状態である上、妻との別れ話が進行中。イヴは強権的な母親ヴァージニアに押さえつけられて育ち、その母親のせいで夫には逃げられ、一人...

  12. 『死の翌朝』(ニコラス・ブレイク、訳=熊木信太郎、論創社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『死の翌朝』(ニコラス・ブレイク、訳=熊木信太郎、論創社)

    『The Morning After Death』(Nicholas Blake、1966)舞台はハーバード大学がモデルと思われるガボット大学。登場するのはガボット大学の教授をはじめとする大学関係者たち。主要人物は以下の通り(登場順)。*ナイジェル・ストレンジウェイズ……イギリス人の私立探偵。客員研究者としてガボット大学ホーソン・ハウスの寄宿舎に滞在中。*チャールズ・ライリー……アイルランド...

  13. 『バーチウッド』(ジョン・バンヴィル、訳=佐藤亜紀・岡崎淳子、早川書房) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『バーチウッド』(ジョン・バンヴィル、訳=佐藤亜紀・岡...

    『Birchwood 』(John Banville、1973)舞台はアイルランド。語り手は長い不在のあとでかつて住んでいた屋敷バーチウッドに戻ってきたガブリエル・ゴドキン。「ひとはあるがままを覚えていると思い込んでいるが、実のところ未来まで持ち越せるのは、ありもしない過去を造り上げる断片でしかない。(中略)輝く夏の朝、屋敷の部屋には素早く静かな警戒感が漲り、玩具やティーカップは前夜のままな...

  14. 『あるロマ家族の遍歴』(ミショ・ニコリッチ、訳=金子マーティン、現代書館) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『あるロマ家族の遍歴』(ミショ・ニコリッチ、訳=金子マ...

    『und dann zogen wir weiter 』(MišoNikolić)本書の元となっている原書は『そしてわれわれは旅をつづけた~あるロマ家族の遍歴~』(1997)と『放浪者~あるロムの歩んだ道~』(2000)の2冊で、いずれもオーストリア・ドイツ語で書かれたもの。著者は1941年に生まれ、ベオグラード市北端にあるロマ居住区で青年時代を過ごし、のちに難民としてウィーンに定住した。1...

  15. 『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』(レイチェル・ジョイス、訳=亀井よし子、講談社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』(レイチェ...

    『The Unlikely Pilgrimage of Harold Fry』(RachelJoyce)主人公のハロルドは定年退職して半年の65歳の男。学もなく引っ込み思案の性格だが、青年期に一瞬輝いたときに美人の妻モーリーンを得た。そして生まれた男の子デイヴィッドは大変な秀才で、青年期になるとハロルドの手の届かないところに行ってしまう。いい父子関係が築けないハロルドに失望した妻もハロルドを...

  16. 『この素晴らしき世界』(ペトル・ヤルホフスキー、訳=千野栄一、集英社) - 晴読雨読ときどき韓国語

    『この素晴らしき世界』(ペトル・ヤルホフスキー、訳=千...

    『Musíme si pomáhat』(Petr.Jarchovský)原題の意味は「我々はお互いに助け合わなければならない」。翻訳は千野栄一が未完成のまま他界した後、パートナーである保川亜矢子(3章以降)と娘である千野花江(2章)によって完成された。(したがって訳者名は3人の名を併記すべきだが、ブログの制約のため上のような表記になったことを訳者と出版社にお詫びする。) さて、本書は2012...

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