芥川竜之介のタグまとめ

芥川竜之介」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには芥川竜之介に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「芥川竜之介」タグの記事(38)

  1.  芥川「大導寺信輔の半生」超テキトー読み - 憂き世忘れ

    芥川「大導寺信輔の半生」超テキトー読み

    だんだん疲れてきました。芥川の作品は超難問パズル。岩波の文庫で読んでいますが「保吉もの」は保留。ちょっとスタイルが違う感じがする。で「大導寺信輔の半生」なんだけど。解説の先生は、やっぱし「信輔」を作者の副身(ドッペルゲンガー)に他ならないと書いている。だ・か・ら、何でもかんでも「私小説風」に解釈するから、批評家に挑戦するような、より難解な作品が書かれる。読者にとっては迷惑千万。昨日ね、代表作...

  2. 芥川「一塊の土」おばあちゃんは男!! - 憂き世忘れ

    芥川「一塊の土」おばあちゃんは男!!

    お住の息子仁太郎は、足かけ八年、腰抜け同様に床に就いて、死んでしまった。嫁のお民、孫の広次と三人で暮らすことに。お住はお民に婿取りをすすめるが、お民はかたくなに断る。そして、男のように、働きに働く。村で「偉人」「貞女の鏡」といわれるほどの評判に。野良仕事などの肉体労働をすべてお民がやるものだから、家事はすべてお住の仕事。歳を取ってくると、家事もキツい。それでも、やる人がないからしょうがない。...

  3. 芥川「南京の基督」じつは治ってない - 憂き世忘れ

    芥川「南京の基督」じつは治ってない

    南京に気だてのいい、キリスト教信者の売笑婦がいる。名前は金花さん。生活のため、親孝行のためにこういう仕事をしている。壁には十字架にかかったキリストの像。ポリポリとスイカの種を食べている場面から始まる。詳しくは「青空文庫」をお読みください。ある日、揚梅瘡ができる。梅毒のできものです。仲間の一人が、人に染せば治ると教える。金花さんはそんな利己的なことはできないから、客を取るのをやめる。しかーし、...

  4. 芥川「秋」じつは姉妹の同性愛 - 憂き世忘れ

    芥川「秋」じつは姉妹の同性愛

    大正9年(1920年)の作品。主人公の信子は、才媛の評判が高い文学少女。父はなく、母と妹の照子との三人家族。信子と照子は大変に仲が好い。従兄の俊吉と仲良しで、周囲の誰もが、いずれ結婚するだろうと思っていた。俊吉も文学青年で、話が合うのです。(*また従兄弟同士かよ!)ところが、妹の照子にゆずる。信子はサラリーマンと結婚し東京を離れる。姉妹は涙の別れ。数年後、信子の夫が仕事で東京へ行くことになり...

  5. 芥川「疑惑」ドロボーでしょ - 憂き世忘れ

    芥川「疑惑」ドロボーでしょ

    「私」が主人公の一人称です。実践倫理学の講義を頼まれて、岐阜の大垣町へ。素封家の別荘に滞在する。別荘番の夫婦がいるだけで、深閑な場所。床の間には、花の生けていない青銅の瓶。その上には怪しげな揚柳観音の軸。滞在も最後となる晩。すーっと襖が開く。そこには独りの中年男が座っていた。羽織袴で手には扇。中村玄道という、四角張った名前。キチンとしている。左手の指が欠損していること以外は……。「先生にぜひ...

  6. 芥川「毛利先生」ジャコの佃煮 - 憂き世忘れ

    芥川「毛利先生」ジャコの佃煮

    1916年、26歳の作品です。歳晩(歳の暮)の或暮方、自分は友人の批評家と二人で、いわゆる腰弁街道の、裸になった並樹の柳の下を、神田橋の方へ歩いていた。と、始まります。この批評家が「毛利先生の事を思い出す」と言って、長い思い出話をします。中学のときの臨時英語教師である「毛利先生」の回想です。「青空文庫」にあるようなので、詳しくはそちらで。毛利先生は、見た目もチビで、衣服も古すぎ、そこに蛾のよ...

  7. 芥川「手巾(ハンケチ)」は女装した本人 - 憂き世忘れ

    芥川「手巾(ハンケチ)」は女装した本人

    「送り火」は、いまいちスッキリ解読できていません。なので、口直しに芥川の「手巾(ハンケチ)」。24歳の作品です。博覧強記!!キレッキレの才能。長生きして欲しかったなあ。夏の夕刻。大学の教授のところに、40代の婦人が訪れる。西山篤子という女性。教授は、ちょうど演劇関係の本を読んでいた。婦人は、教授の教え子で、腹膜炎で入院中の、西山憲一郎の母親だった。言われてみると「瓜二つ」。婦人は息子が亡くな...

  8. 芥川「悠々荘」の三人は幽霊 - 憂き世忘れ

    芥川「悠々荘」の三人は幽霊

    これも雰囲気で解いてみました。「僕」とSとTが、「悠々荘」という、主人の亡くなった別荘を見に来ている。SとTは男性。医学や園芸に詳しい。庭は草ぼうぼう。三人は納屋へ行き、置いてある物からいろいろ推理する。主人は肺病で亡くなったのだろうとか。「僕等の住むには広過ぎるが、ーーしかし兎に角好い家だね。……」男三人で住むのかよ!……ああ、君たちはすでに死んでいるのね。悠々荘=悠リャン荘=幽霊荘

  9. 芥川「死後」は志賀直哉? - 憂き世忘れ

    芥川「死後」は志賀直哉?

    芥川は海軍の学校で英語の先生もしていました。だから、英語のトリックも度々登場します。「死後」はそのまま「志賀」じゃないかと思う。God=ガッ(ド)って発音するでしょ。「しが」も「しご」も同じ感じしません?自分が死んだ夢を見る。そこにSという知人が出て来る。このS、自分が死んだのを喜んでいる感じ。「じゃあ僕は失敬する」ってSが言う。「失敬する」は志賀直哉の口癖だそうです。また、「君は今お父さん...

  10. 芥川「雪」の女性モデルはアルビノ - 憂き世忘れ

    芥川「雪」の女性モデルはアルビノ

    「雪」は文庫本でたった2ページの作品。或冬曇りの午後。「わたし」が中央線の窓から雪化粧をした山並みを見ている。……と、過去の出来事を思い出す。やはり、或冬曇りの午後。友だちのアトリエ。女性のモデル。ーー彼女は成程混血児じみた一種の美しさを具えていた。しかしどう言う量見か、天然自然に生えた睫毛を一本残らず抜きとっていた。……「わたし」と友人の画家とそのモデルで、「庭の土」に冬を感じる時という話...

  11. 芥川「或阿呆の一生」は「春はあけぼの」? - 憂き世忘れ

    芥川「或阿呆の一生」は「春はあけぼの」?

    遺稿ということになっている。他にも死の間際の作品は、似たような形式。「浅草公園」「歯車」など。これがサッパリ解らない。「簡単に理解されたら困る」から難解にしているのだと思う。1927年は「昭和恐慌」があったりで、戦争へ突き進んでいった時代。「機関車を見ながら」で、気持ちがヒシヒシと伝わってきました。拝金主義の世の中。芸術家にとって受難の時代だったと思う。今はもっとそうかも。「題名」が答えです...

  12. 芥川「貝殻」は究極のクイズ!続き - 憂き世忘れ

    芥川「貝殻」は究極のクイズ!続き

    「貝殻」の解読、続きです。8実感殺人者が語る「被害者の幽霊」。「幻覚」でしょう。ゲンカク=犬が食う。実感=実、噛む。スイカなどの瓜類は犬が食べるそうで。ネコ派の私は知りませんでした。9車力これはちょっと自信ない。「夏の靴」(川端/1926年)のことを書いていると思う。状況がかぶります。「夏の靴」に「小女郎」が出て来る。現代人なら辞書引く、耳慣れない言葉。「こめろ」と読む。「小メロン」は漬け物...

  13. 芥川「貝殻」は究極のクイズ! - 憂き世忘れ

    芥川「貝殻」は究極のクイズ!

    今、「貝殻」を解読中です。「貝殻」という題名で、15の話が入っている。1927年1月「文芸春秋」発表。亡くなった年です。書いた(作った)のは前年でしょう。以下15話のタイトル。1猫2河鹿(かじか)3或女の話4或運転手5失敗6東京人7幸福な悲劇8実感9車力10或農夫の論理11嫉妬12第一の接吻13「いろは字引」にない言葉14母と子15修辞学どういうことかといいますと、1〜15のお話は、すべて、...

  14. 芥川「年末の一日」クリスマス? - 憂き世忘れ

    芥川「年末の一日」クリスマス?

    ずっと考えましたが、解りません。晩年に近づくほど、解読が恐い。「死後」も、暴露だなあって思いました。で「年末の一日」も、重大な事を「残す」ために書いている気がするわけ。今までの雰囲気から、芥川や谷崎はキリスト教の影響とゆうか、景教、キリシタン、そういう感じいたします。それで、「年末の一日」の冒頭が「夢」なんですけど、「苔」とか「水鳥」「石(いわ)」が出て来る。「君が代」を連想させられました。...

  15. 芥川「文放古」は文盲 - 憂き世忘れ

    芥川「文放古」は文盲

    主人公(芥川)が公園のベンチの下で紙くずを拾う。自分が落としたと思い持って帰り広げてみると、女性の手紙で、女友達に宛てたものらしい。「芥川竜之介と来た日には大莫迦だわ。」の一文にムムッ。全文を読んでみる。地方に住む、高学歴で教養がある未婚の女性。年頃で結婚の話が度々来るらしい。この男性たちをボロクソに云う。教養がないというワケ。芸術的には「低能児」だって。浪曲などは、この女性にとって「恥ずか...

  16. 芥川 「金将軍」アナグラム - 憂き世忘れ

    芥川 「金将軍」アナグラム

    秀吉の時代、朝鮮に攻めて行った「文禄・慶長の役」の話。私もよく知りません。こちら。https://ja.wikipedia.org/wiki/文禄・慶長の役朝鮮の英雄、金将軍が、美人の桂月香を行長にはべらせ、色仕掛けで油断させ、文字通り「寝首をかく」。その様子を奇想天外、冒険活劇風に描く。現場から逃走する金将軍は、桂月香が行長の子を身ごもっていることを知ると、母親を殺し胎児を引きずり出す。胎...

  17. 芥川「あばばばば」赤面の理由 - 憂き世忘れ

    芥川「あばばばば」赤面の理由

    題名は赤ん坊をあやす言葉です。おなじみの保吉が主人公。ある雑貨屋、タバコ、マッチ、輸入品のココアや缶詰なども置いている。主人は無愛想。小僧さんが一人いる。保吉はここの常連だが、主人が無愛想なので世間話などはしない。ある時、若い女性(店主の妻)が接客するようになる。「朝日を二つくれ給え。」「はい。」女の返事は恥ずかしそうである。のみならず出したものも朝日ではない。二つとも箱の裏側に旭日旗を描い...

  18. 芥川「お時儀」お嬢さんはスリ - 憂き世忘れ

    芥川「お時儀」お嬢さんはスリ

    前に書いた「蜜柑」もスリでした。あっちは、田舎っぽい娘さん。こっちは、美脚の都会的なお嬢さんです。勤め人だった頃、保吉は、通勤時のホームで「お嬢さん」を毎日のように見かける。そして惹かれて行く。お嬢さんは、銀鼠の帽子と靴下。ここでピンときます。鼠=ドロボーです。電車ですから、スリ(箱師)でしょう。「蜜柑」でも、スリは「スリー」「3」がらみで表現された。電車の音が、Tratata tratat...

  19. 芥川「玄鶴山房」お芳と重吉はデキていた? - 憂き世忘れ

    芥川「玄鶴山房」お芳と重吉はデキていた?

    これは難しい。まだはっきりは解読できていません。一読して、タイトルの意味が先に解りました。「玄」は、東西南北の「北」を表します。玄武です。玄鶴山房=北欠く三方=東南西これは、動物なら、竜雀虎。色なら、青赤白。小説の内容は、家族のゴタゴタ。主人の玄鶴さんは結核で寝ている。妻の「お鳥」も腰が立たない病気。娘のお鈴がいて、婿養子の重吉、小学生の息子の武夫が家族。女中のお松、看護婦の甲野が一緒に暮ら...

  20. 芥川 「一夕の話」最高傑作!! - 憂き世忘れ

    芥川 「一夕の話」最高傑作!!

    中年男性6人が酒席で、知り合いの実業家のお妾の話。6人は、学生時代、同じ寮にいた仲間。「わたし」以外は名前と職業が明記。医師、弁護士、大学教授と、社会的地位が高い面々。みんな酔いが回って来た頃に、藤井が話し始める。和田と浅草に行き「回転木馬」に乗った。そこで芸者の「小えん」に会って云々〜。小えんは実業家の若槻(風流人)のお妾だったが、別れて、浪花節語りと付き合っているという。ここから和田(医...

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