詩小説のタグまとめ

詩小説」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには詩小説に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「詩小説」タグの記事(226)

  1. 干潮とファンファーレ - 明子の道々日記

    干潮とファンファーレ

    干潮の時わかめを取りに行った腰まで浸からないとわかめは取れないすぐそこにある黒くないひじきをひきちぎる先っぽのひじきが柔らかいのだよすぐそばでわかめがりをしていたじいちゃんが言う乾涸びる前のひじきは水で潤んだ草色で波に飲み込まれては吐き出されていた軽い砂浜の世界は乾いた世界で風に吹かれて砂紋を描き重い海底の砂の世界は湿った世界で海の流れで砂紋を描き軽い世界は楽しいと友は言う重い世界は苦しいと...

  2. 野焼き - 明子の道々日記

    野焼き

    野焼きボランティア講習に参加してきた。阿蘇の牧野を守ってきた方々から学びたいのもあったが、我々の暮らす日田の前津江の里山も、これからまた野焼きできるようにしていきたい思いも強かった。まっすぐでなりのいい茅が育ってくれるようになるとのこと。火消棒を竹とかづらで作った。竹の先を6分割して、その半分の3本にかづらを通し、ずらして、6本足の熊手状態に潰しながら、手前無効と一本づつなみ縫いのように交互...

  3. 鋏仕上げ - 明子の道々日記

    鋏仕上げ

    広島の三次の文化財の屋根の明石屋根工事さんとご一緒させていただき、仕上げ作業をさせていただいた。多くの場合、九州の屋根においては突きものでたたき上げていくのであるが、今回は鋏で仕上げていった。突きものの場合は、ある程度、カラスあるいはやっとこという茅や杉皮などを引っ張り出す道具で、引っ張り出して「なり」を整えることも、比較的、やりやすいと思われたが。鋏仕上げの場合は、少しの鋏の入れ具合で徐々...

  4. 朝のヨガ - 明子の道々日記

    朝のヨガ

    那珂川の茅葺屋根を葺かせていただいた游仙庵で、美奈子さんがヨガの講師をされているので、久しぶりに、お会いしがてら、朝からヨガをしに伺った。家を出る時は、まだ真っ暗であったが、山を越えて、那珂川に着くと、辺りは明るくなっていた。茅葺仲間と前からヨガをされていた方々と、ゆっくりと、体の隅々まで、美奈子さんに温かで優しい声をかけてもらいながら、緩やかに自分の体軀と対話をしながら、ほぐしほぐされてい...

  5. 英彦山 - 明子の道々日記

    英彦山

    英彦山に登った。雪の残った道をアイゼンを靴につけて、岩の上の雪をがっしがっしとふみふみしながら登っていった。雪に吸い取られた熱と微塵のなくなったマイナス零度の空と気は、美味しい水と同じ香りがする。雪の残る山に登る前の参道沿いでは、彫刻家の知足先生のご実家も拝見できた。修験道の流れをくむ御宅が連なる参道。朝から木を切る人々がいた。枯れていく木の手入れをされているようだった。静かな石段を登り登り...

  6. 吉野ヶ里の先生 - 明子の道々日記

    吉野ヶ里の先生

    吉野ヶ里でお世話になった川上先生が亡くなられた。川上先生は、いつもニコニコとされていて、駆け出しだった私にも、分け隔てなく、気さくに話しかけてくださった。吉野ヶ里の茅葺屋根の作りに関しては、先生は、少し跳ね上がった神社仏閣的軒の形をイメージされながらも、より古代的に、あまり美しく作り込み過ぎないようにも、考慮されていたのを思い出していた。この遺跡の建築の一部始終を知るように、作り手から見た、...

  7. ほりわり - 明子の道々日記

    ほりわり

    柳川文芸の「ほりわり」の方々と、新年早々、死と生についての放談会をした。みなさんの死生観をお聞きしながら、自分の中の、子供の頃のイランでの戦争体験が色濃すぎて、その影響が今に至っていることを噛みしめていた。いつ死んでもいいように生きてきた気はしていた。生きることも死ぬことも表裏一体であるということも、感じながら、みなさんの生き様をお聞きしているようで、身が引き締まるような。心の中に雪が降るよ...

  8. ほりわり - 明子の道々日記

    ほりわり

    柳川文芸の「ほりわり」の方々と、新年早々、死と生についての放談会をした。みなさんの死生観をお聞きしながら、自分の中の、子供の頃のイランでの戦争体験が色濃すぎて、その影響が今に至っていることを噛みしめていた。いつ死んでもいいように生きてきた気はしていた。生きることも死ぬことも表裏一体であるということも、感じながら、みなさんの生き様をお聞きしているようで、身が引き締まるような。心の中に雪が降るよ...

  9. お礼参り - 明子の道々日記

    お礼参り

    お礼参りに伺った。広島で茅葺のお屋根の葺き替えの仕事をさせたいただき、その後、京都の美山の中の親方にご挨拶に伺い、美しい美山の茅葺の里と美山の事務所を拝見させた頂いた。この景色と生活をこれからも守っていけるように、働きかけておられるという。ぜひ、我々も同志として、仲間として一緒に守っていきたいと心から思った。それから、魚沼に伺った。茅葺の職人の体験を茅葺の屋根の佐藤家の葺き替えに参加させたい...

  10. リモートお茶会 - 明子の道々日記

    リモートお茶会

    リモートお茶会に伺った。九州大学の知足先生が主催なさっていた。遠くにありながら、近くにいった。距離は、いつでも、なくなるということ。美味しいお茶をいただきながら、最後の一滴まで。ふるい落すように、そそぎ込むように。心は、お茶をいただくことで、距離で濁さずとも、自由であるということ。

  11. 石を運ぶ - 明子の道々日記

    石を運ぶ

    石を運ぶ人々が暮らす村があるという。それから、本を運ぶようにもなったという。いずれも重いものであるにもかかわらず。運び続けているうちに。移動本屋となり、いつしか、本屋になっていったという。石が意思となり石造りの家の中を意思の塊の本で満たされていく。満ち満ちていく。石が行き来る。意思が行き来る。石を運ぶ。転がそうか。投げようか。石を運ぶのだ。

  12. 暗渠 - 明子の道々日記

    暗渠

    暗渠の溝を掘ったのは、大雨の後だった。あんまりに雨が降りすぎて、玄関まで庭の池の水が流れてきそうであったから、玄関前の犬走りの一歩前に溝を掘ってパイプに穴を無数に開けた暗渠を横たえたのだ。黒い竜のように無数の穴がどこか鱗のような暗渠は、溝の中でおとなしく眠っていた。あれからずいぶん時が経っていた。今日、眠りから目覚めたように、池の水を流してくれるために、つなぎつなぎして、くの字になりながら、...

  13. 那珂川の茅葺屋根 - 明子の道々日記

    那珂川の茅葺屋根

    那珂川の茅葺屋根のお宅の差し補修をさせていただいた。篠隈さんの娘さんの美奈子さん御一家の優しさと暖かさに、心なごませていただいた。お世話になった、権藤さんも相変わらず人情があり、我々を快く受け入れてくださり、信頼してくださり、依頼してくださったことに、心から感謝している。ドローン撮影してくださった区長さん、毎日生まれ変わる茅葺屋根の写真を撮り続けてくださったお隣のひろ子さんをはじめ、興味を持...

  14. グリーンストイック - 明子の道々日記

    グリーンストイック

    グリーンストックさんに茅を譲っていただく。紹介してくださった中野親方や山本さんをはじめ茅場を育てようと関わった方々はもちろん、ボランティアの方々などが刈り取った茅であり、地域の方々を含めて、共に茅を育てていくという心意気が見えて、なおかつ、独占ではなく、誰にでも開かれたものであるようで、嬉しく思った。茅を必要とする者にとっての、救世主である。そのシステムにだけ甘えず、自分たちでも、身近なとこ...

  15. 油抜き女天国 - 明子の道々日記

    油抜き女天国

    竹の油抜きをした。囲炉裏の火を絶やさずに。自分の背の高さの倍ほどの竹を炙りながら、少しづつずらしながら、布で油と煤を拭き取りながら、焦げないように、強くなるように。色鮮やかな若々しい青い竹から、脂分と水分が抜けるごとに淡い薄みどり色に乾きながら表皮が密になっていく。虫がみずみずしく柔らかい若竹を好むのならば、この油抜きをした竹は、我らの目にとてつもなく好ましくなっていく。東屋のような茶室の六...

  16. 心の友 - 明子の道々日記

    心の友

    心ある人の言葉のありがたき心の友といつまでもともに

  17. 「コロナの耐性」 - 明子の道々日記

    「コロナの耐性」

    コロナの耐性ができているんだよね。年末年始に風邪のようなインフルエンザのようなものにかかっていた人は。アメリカの医者が言ってた。と、友が言う。友は年末年始に、私は、年始にその友から三十九度の熱が吹き出るほどの風邪をもらっていた。肺炎には至らなかったが、病院に連れて行ってくれた友に車椅子を押してもらったりするほどの弱りようであったから、なかなかの熱病であったのだ。耐性ができているということは、...

  18. 古色 - 明子の道々日記

    古色

    古色とは、前に塗ってあった色のことです。古民家や文化財保護にお詳しい監督さんがおっしゃった。セピア色的な、いかにも色あせた色を連想していた自分は、古色蒼然とした古い色でなくとも、古色ということに、しかも、その色はそれぞれ違うということに、ハッとした。自宅の古民家の補修を手がけている自分としては、どうすればいいか気になっていた、柿渋の塗り方も教わった。厚手の雑巾に柿渋をヒタヒタに浸し、それを絞...

  19. 古民家の優しさと幸せ - 明子の道々日記

    古民家の優しさと幸せ

    早良区の古民家の茅葺屋根を葺いた。久米さんの御宅のお屋根は美しく、黄金色に眩く太陽を吸い込んでいた。犬のリコちゃんは優しい目をしていた。久米さんご夫婦のお人柄そのままの優しい日々を過ごしているのがよく分かる。茅葺は、その家の方々を優しく包み込んでくれるようで、ありがたかった。先日、天山草庵さんの御宅の杉皮葺のお屋根にも上らせてもらったが、こちらは、子供さんがいるお家らしく、とても、まろやかで...

  20. 雪の茅刈り - 明子の道々日記

    雪の茅刈り

    雪が降り出した。茅を刈っていた。昨日刈った茅の上に雪が降り積もり出した。早く軽トラックに積み込もう。茅が雪でしとしとならないうちに。倅も加勢してくれた。コンパネを両サイドに立てて軽トラックの運転席の後ろにもとを向けて投げるごっふっ。ごっふっ。と50回ほどは音をさせ。同じ茅場でも太さも長さも違う茅を積んで。ロープで締めて。古民家へ連れて帰ろう。これからわれらとともに生きていくのだ。茅場から我が...

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