詩小説のタグまとめ

詩小説」のタグがついている新着記事と人気記事をまとめました。エキサイトブログには詩小説に関連するブログ(日記、記録、写真、レビュー、噂、まとめ)がたくさん投稿されています。

「詩小説」タグの記事(88)

  1. 太宰府天満宮の茅葺と庭 - 明子の道々日記

    太宰府天満宮の茅葺と庭

    先日、太宰府天満宮の宮司さんの御宅の茅葺の屋根の補修をさせていただいた。先輩の上村さんの手を見ながら、すみの茅の手入れのやり方を拝見しながら、茅や足場を運んだり、道具を用意したりとめまぐるしく動いていると、庭を手入れされている方がおられ、お話をさせていただいた。美しい庭と美しい茅葺の屋根。そこにおられる方々の内面がじわりとゆるりとにじみ出ているようで、隅々まで行き届いたものの美しさは一日一日...

  2. 「安国寺集落遺跡公園弥生のムラ」 - 明子の道々日記

    「安国寺集落遺跡公園弥生のムラ」

    安国寺集落遺跡公園弥生のムラの葺き替えが終わった。さか葺きは、初めてだったので、勉強になった。通常は、もとが屋根の表面を覆うのだが、さか葺きの場合、葉の多い穂先で覆う。昔の人が着ていた、みのがさのような風情である。風になびく穂先が揺れて、弥生時代には、こうやって、近くにあった茅で、壁や屋根を葺いていたと想像できるが、遺跡から発掘されたものに、木の幹や枝があり、土台は結構、しっかりしていたので...

  3. 「福厳寺と檀一雄」 - 明子の道々日記

    「福厳寺と檀一雄」

    最近、先輩のみなさんといく夜の散歩の途中で福厳寺の鐘をつかせていただいたり、お話を聞く機会があった。ご住職は、最初に檀一雄のお墓に参った時には、お話にならなかったのだが、夜の鐘を何度か鳴らさせていただくうちに、思い出したようにボツボツと檀一雄に関するお話をしてくださるようになった。檀一雄の小説にも描かれているリツ子さんのお墓を掘り、檀一雄のお墓に一緒に埋めたという。檀一雄の家族が一緒にお墓に...

  4. 雨と彼女と僕と……⑬ - ― Metamorphose ―

    雨と彼女と僕と……⑬

    雨の日に拾った女は、気まぐれで、無邪気な子どもみたい。いつも振りまわすけれど、僕の愛しい女。― 第三章雨上がり彼女と僕 ―最終話たったひとつの言葉バス停で降りて、真っすぐに海に向かって歩いてゆく。三ヶ月前に彼女と別れたあの海へ。冬の海は荘厳だ。岩場に打ち寄せる波は荒く飛沫は白く飛び散る。海面の色は暗く寂しい、そして海を渡る風は頬を切るように冷たい。鉛色の空は重く雲の切れ間から一条の光が地上に...

  5. 雨と彼女と僕と……⑫ - ― Metamorphose ―

    雨と彼女と僕と……⑫

    雨の日に拾った女は、気まぐれで、無邪気な子どもみたい。いつも僕を振りまわす、愛しい女― 第三章雨上がりの彼女と僕 ―第十二話時の揺り籠――あれから、三ヶ月が経った。彼女から連絡がない。あの日、海に結婚指輪を放り投げて、どこへ行ったのか分からない。タイミングよく来たバスに乗って、あのまま帰ってしまったんだろうか?住所も携帯番号も名前すら知らない彼女を探す術(すべ)が僕にはなかった。いつか、彼女...

  6. 雨と彼女と僕と……⑪ - ― Metamorphose ―

    雨と彼女と僕と……⑪

    雨の日に女をひとり拾った。若くもない、取り立てて美人ではないが心映えの美しい、そんな女だから。― 第二章憂鬱な彼女と僕 ―第十一話透光の海湾岸道路を走るバス。僕らを乗せたバスはいつの間にか海の側を走っていた、●●海岸と書かれたバス停にふたりは降りた。目の前に広がる大海原から磯の香り、そして潮風が頬を撫でていく。水平線を境に空の青、海の青と、それぞれ鮮やかな二色の青が目に飛び込んでくる。イラス...

  7. 「女子会」 - 明子の道々日記

    「女子会」

    女子会という名の飲み会をした。一級建築士の北島さんとじっくりお話をする機会に恵まれた。古民家の保存に熱心に取り組まれていて、その姿勢は同じ類のものを共有するもののそれであると確信した。佐賀では基本的に鎌とコテを使うのは存じ上げていたが、我々は、かやを引っ張り出すカラスあるいはやっとこ、引っ張り出しなどと呼んでいるものや軒叩き、羽子板のようなもの、片手使いのほめいた、両手づき、縄を撮る時にかや...

  8. 「ほりわり」 - 明子の道々日記

    「ほりわり」

    先日、施主の工藤さんのお店でお食事会を開いてくださり、美味しい鰻料理をいただいたときのことである。「ほりわり」という、柳川文芸クラブの同人誌をいただいた。工藤さんも、短編などを書かれるということで、自分も詩や小説を書き続けてきたものとして、同じ思いを共有できたことが、誠にありがたかった。工藤さんの、語りは、景色が見えてくるようで、個人的な体験として、遠い国の、ゴーギャンの楽園のような場所を探...

  9. 「職人」とは何か。 - 明子の道々日記

    「職人」とは何か。

    「職人」とは何か。ということを、柳川まで訪ねてくださって、手伝ってくださった美山の瓜生さんがおっしゃっていた。そこいらで働くプロの方々、例えば、レジ打ちの方も、ガソリンスタンドの方も、農家の方も、ある意味、職人と思っている。ということ。また、茅葺職人であるからと、肩肘張らずにやること、驕りたかぶるようなことがあるとしたら、どうかと思う。というようなことも。目から鱗の言葉であった。

  10. 雨と彼女と僕と……⑧ - ― Metamorphose ―

    雨と彼女と僕と……⑧

    雨の日に女をひとり拾った。若くもない、取り立てて美人ではないが心映えの美しい、そんな女だから。― 第二章憂鬱な彼女と僕 ―第五章金木犀の風まあ、落ち着いてから家に帰った方がいいと思うので、もう少しだけ彼女の話を聞いてやることにした。「夫はわたしを家の中にある家具くらいにしか思っていない。そうテーブルや椅子みたいに……ないと不便、ないと体裁が悪いから、だから置いているだけ……」「それでも必要と...

  11. 「善光寺と檀一雄」 - 明子の道々日記

    「善光寺と檀一雄」

    善光寺に立ち寄った。導かれるように、道を曲がった先に善光寺と檀一雄記念碑という看板が目に入った。一人では行くことができなかったような、何ものかに導かれるような、であいであった。檀一雄が息子のたろうと住んでいた時は、今は違っていたが、茅葺だったようである。小高い山の上に、善光寺はあった。最初に防空壕のような人工の洞穴の中のお地蔵さんたちにであい、大きな張りぼてのような閻魔大王の横に建ったりつこ...

  12. 「檀一雄と北原白秋の柳川」 - 明子の道々日記

    「檀一雄と北原白秋の柳川」

    施主さんの川下りの会社が御花の近くにあり、そこにご挨拶に伺ったときのことである。柳川にゆかりがあったという檀一雄生誕百周年の本を手に入れ、泊まりの間に、ぽつぽつと読んでいた。檀一雄のおじいさんが、酒を作っていた北原白秋の家などが火事になったのち、その周辺を買い取ったという。同じ風景を二人は歩いて、生きていたのだ。平家の落人が6騎たどり着いたというこの周辺をろっきゅうといい、漁師町としておおら...

  13. 「柳川白秋檀一雄流れ星」 - 明子の道々日記

    「柳川白秋檀一雄流れ星」

    柳川の現場が始まった。雨の日は日田に帰ってくるが、基本は柳川で泊まり込みで作業をすることとなる。旅の身空のつかの間の夜の散歩の流れ星を見た。ゆっくりと光が目の前を通って行った。寒さに眩く何か夜の闇の奥深くに届く希望のようなものが見えたような。そのあと、柳川の川のほとりを歩きながら、白秋の生家や檀一雄の記念碑、オノヨウコのおじいさんの家があったところや、戸島家のみんのす(馬の耳の形)のついた茅...

  14. 「花筐と源氏物語供養」 - 明子の道々日記

    「花筐と源氏物語供養」

    水前寺公園の近くのいきなり団子を先輩におごってもらってほくほくして、その後、先輩方に教えてもらった仏像に金箔を貼ることができるというお土産やさんに向かい、店内を探索していると、なぜか観世流の古本で「花筐」があった。「源氏供養」も入っていたので、嬉しくなって、手にいれる。檀一雄の「花筐」を探していて、ひょんなところで、別の、古いものである観世流に流れついた気がして、(実のところ、本家どり的なも...

  15. 「吉野ヶ里と杉皮と古今伝授の間」 - 明子の道々日記

    「吉野ヶ里と杉皮と古今伝授の間」

    午前中は、作業場で杉皮切りを思う存分し、水前寺までやってきた。昨日で、吉野ヶ里の検査が終わり、今日から水前寺公園内の古今伝授の間の現場に入るも、雨にて、現場確認をして、明日に備える。吉野ヶ里の今年最後の現場では、川上先生が来られて、チェックをされていた。痛み具合を三段階に分けて査定する、例えば、けらば、平めん、軒、しゅうぎ、棟、など部分ごとに評価査定するとともに、年数はもとより、日の当たりや...

  16. 「柳川と檀一雄」 - 明子の道々日記

    「柳川と檀一雄」

    柳川の御花の近くの川下りの元締めのような方の御宅の茅葺の屋根の全面葺き替えを行う下準備に柳川を訪れる。とても気さくな方で、バリに行った時の楽園を探しに行った?時の話をお聞きしたり、これから五十年先の山のことを思う気持ちなどをお聞きした。うなぎを焼く甘く香ばしい香りに引き寄せられるようにお店に行くと、檀一雄の生誕百周年の記念の本が置いてあったので、手に入れた。まだ、読み込んでいないのだが、確か...

  17. 「吉野ヶ里」 - 明子の道々日記

    「吉野ヶ里」

    吉野ヶ里のさし補修をしていると、色々な方々が訪れてくださる。なんとはなしに、話しかけてこられる方の中に、偶然、今度、補修で伺うことになっている古今伝授の間のある、水前寺公園のお庭を手がけたご先祖がいるとおっしゃる方がおられたり、私が以前から愛してやまない夢野久作の住んでいた福岡の東区の、香椎宮近くに住んでおられる方と久作談義に花を咲かせていると、香椎宮山手の方に不老の水のような湧き水があり、...

  18. 「古今伝授の間」 - 明子の道々日記

    「古今伝授の間」

    水前寺公園内にある「古今伝授の間」の下見に伺う。かつて京都御所にあった茅葺の建物を移築したものである。手入れされた庭に佇む茅葺の屋根に猫が住み着いたようで、屋根にかやかやと登っていくのを目撃されたらしく、そのかやの屋根に爪痕を残してしまっていた。その補修に伺うのである。古今伝授の間は、細川幽斎が後陽成天皇の弟君に古今和歌集の解釈の奥義を伝授した場所であったのが、その由来であるという。古今和歌...

  19. 「やけど」 - 明子の道々日記

    「やけど」

    ポーっと、ぼんやりとしていたのだ。ある人のことを考えていて。人差し指と中指と薬指にやけどをしてしまった。まだ温まっていないと思っていた鍋の取っ手の付け根を触ってしまったのだ。水ぶくれの一歩手前で、指先の皮が焼けて硬くなり、まるで、ゆびタコができたようである。以前も、足にやけどをしたことがあった。やけどはかなりひどくて、右足をしばらく包帯して歩き回っていた。包帯を取った後、ポーの黒猫みたいに、...

  20. 「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」 - 明子の道々日記

    「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」

    「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」を久しぶりに聞いた。映画が衝撃的であったため、釘付けになったことを思い出した。唐突に出てくる馬に乗ったCyrano de Bergeracをした俳優、便器を積んだトラック、湖?のようなところでのまぐわい、バイセクシャルの美しい男、少年のような痩せこけた女。愛とは何かよくわからなくなるような、ただなんだかわからずに惹かれあうことだけが、すべてのようで、過激で...

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