貝類のタグまとめ
「貝類」タグの記事(192)
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貝殻おじさん。
高浜の海岸をブラブラ歩いていたら、スコップとバケツを持ったおじさんに出会いました。何でも貝を取りに来たそうですが、礫浜の砂利とベンケイガイ、チョウセンハマグリなどの重そうな貝殻など、まとめて採ってみえました。とても忙しそうにされてましたので詳しい用途は聞いてなかったのですが、何度も浜と堤防あたりを往復されていました。大きな袋にデポしていたのかな~?.
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ルリガイ
この秋は、日本海側の各地でルリガイの大量漂着がありました。オレが歩いた福井県内だけでも、軽く見積もっても十万単位のルリガイが漂着したのではないでしょうか?最初のルリガイ漂着を確認したのが9月末、あれから三か月は経っていますが、浜辺にはルリガイが転がっています。これは漂着のすごさを物語っていますね。臭かったルリガイ、もう臭いはほぼありませんが、殻口は欠け、表面のツヤは無いマットな質感ですね。.
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アオイガイ、最初はこうでした。
昨日紹介した今季最初のアオイガイ、最初の一枚はこれでした。まだ朝焼けの残る若狭の浜、波の引いた汀には空色が映り、良い感じ!この反対側がどうなっていたのかハッキリしませんが、これだけカラスに突かれていればね。海に還ったアオイガイですが、気に入った写真が撮れたので満足でしたね。.
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若狭にもやっと冬が来た!
やけに気温差があって、真冬の様な日が通り過ぎて、ホッとしたところでしたね。でも年末の年越し寒波が来るかも?それにコロナもあって、大変な年末。冬の訪れの遅かった若狭でもやっと冬がやって来ました。冬の使者と言えばアオイガイ!もうイヤというほど拾っているのですが、これを見ないと冬が来たと思えません。そんなわけで第一号を見つけるのは嬉しいものです。カラスにでも突かれたのか、そんな個体が波間をゆらゆら...
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暮れの常宮さん
敦賀半島の東側に常宮神社があります。お産の常宮さんと言われ、安産の神様とも伝えられています。ここの拝殿は海に面してステキな場所なので時折お邪魔します。本殿に進むあたりにある門のあたりには、いつもこのあたりで拾われた貝殻が「ご自由にお持ちください」と、置いてあります。芭蕉の句にある「ますほの小貝」やらおいてありますが、今回はスペシャルでコナガニシとたくさんの柚子がありました。神社は暮れですが、...
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11月の南風・青物漂着
西へと向かい百々から谷ノ口方面に向かって歩きました。高潮線のラインは出たり消えたり・・・もちろん汀段のあるあたりには見つかりません。それでもカツオノエボシやカツオノカンムリの干物に混じって青い貝がポツポツ出てきました。日本海側ではルリガイばかりでしたので、アサガオガイやヒメルリガイは嬉しいですね。これくらいの量なら、もう臭いに困ることも無い適量ですね。.
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相性バッチリ!ルリガイとルリエボシ
ルリエボシLepas pectinataは、ルリガイやアサガオガイに付着することから、その和名が付けられました。また色が薄紫色を帯びると書いてある文献も多いのですが、瑠璃色や薄紫色っぽく見えるのは稀です。写真にあるのは小さなルリガイに付着したルリエボシ、やや紫っぽい褐色をしていますね。太平洋側でも見かけるルリエボシは、イカの甲、鳥の羽根なんかに付着することが多く、ルリガイにくっついてるのを見...
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食見にもコルリ
毎年続けてきた若狭町の海浜自然センターBC講座、今年はコロナのためにできないかと思っていました。けれども感染対策をし、定員を半分に減らして実施できることになりました。そして歩いた食見海岸、まだルリガイの漂着もありましたよ。水晶浜では10月末にあった直径が1㎝未満のルリガイ・コルリが11月15日の汀線でもありました。その多くは中身が抜けた感じの再漂着のようでしたが、一部は小さな浮力体付きの個体...
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ブンブクと同時開催、コルリまつり
ブンブクまつりの水晶浜ですが、同時開催でコルリまつりもありました。コルリって、野鳥のコルリじゃないですよ。殻径が1㎝未満のルリガイのことです。稀に大きなのがあっても、殻径は2㎝ほど。そして特徴は、何しろ脆い!( ´∀` )ちょいと手にとっただけで殻口が割れてきます。大ザッパ先生のオレなので、こんなの水に浸けて、軟体部をやわらかくしても、ピンセットで割るのは必至!ですからもう写真だけです。(笑...
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ヤツシロガイの卵殻
貝の卵では、うみほおずきが知られていますね。このあたりでよく見かけるのは紫色をして薙刀の形に似た、「なぎなたほおずき」と呼ばれるアカニシの卵殻があります。さて、この梱包材・プチプチの様なものも、実は貝の卵なのです。プチプチのように丸く仕切られた円形の中にはヤツシロガイの卵が入っていて、これはその抜け殻なんですよね。巻貝の卵には様々なバリエーションがあり、よくぞこんな形を作り出すものだと、感心...
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ホンビノスガイ、誰かが捨てたかな?
時折、場違いな貝が浜辺に転がっていることありますよね。例えば焦げた殻のホタテガイ・・・こんなのは、誰かがBBQやったな~!ってことになりますし、喰った後の殻って割った跡や、刃物を使った縁に残る痕跡がありますからね。でもね、どうかな??って思うのもあります。写真は10月の荒れた後の松原海岸で見つけたホンビノスガイです。これが大量に会ったり、片側なら誰かが食べていたかと思います。けれども合弁でヒ...
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もっともっと広がる漂着エリア!
小浜市に来ていたわけなので、その東側にある若狭町にも来ているはず!と言うことで、若狭町食見海岸へ!ここは烏辺島が見える海浜自然センター前の浜です。やはり浜が北に面しているあたりにはルリガイ、カツオノカンムリ、ギンカクラゲも漂着していました。ここでは韓国から流れ着いた大きめのドリンク容器に汀線に打ち上がっていたものを入れてみましたが、30個ほどいれたら一杯になっちゃうほど大型ぞろい、もう貝は要...
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もっと広がる漂着エリア!
小浜市の礫浜で確認した後、東へ東へと調査を進めてきました。リアス式海岸のポケットビーチが、北側に面している浜辺では、どの場所でも漂着が確認できました。またギンカクラゲだけではなく、写真のように生きていたカツオノカンムリもうち上がっていました。9月末の高浜の時には、ほとんど見かけなかったカツオノカンムリでしたが、今回はかなり混じっていましたよ。.
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広がる漂着エリア
高浜調査の帰り道、小浜市内で昼食をとり、時間があったので小浜市の礫浜も覗いてきました。堤防上から眺めたところギンカクラゲの漂着は見られなかったのですが、どんなものかと浜に降りたら・・・浮嚢や卵嚢を付けて、まだ生きている個体が、礫に混じっていました。リアス式海岸の湾奥ですが、こんなところにまで来るとは、今回の漂着がかなり大掛かりなものであることを物語っていますね。.
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再調査@高浜
9月末にあった高浜町のギンカクラゲとルリガイの漂着は、およそ6㎞に及ぶ砂浜で広範囲に広がっていました。そんなわけで前回堤防上から見ただけで、歩けなかった部分を見てきました。やはり大量漂着だったようで、密度の高い漂着が6㎞に及んでいたことが確認できました。ルリガイの殻は脆いので、殻の割れていない個体を持ち帰るために、漂着していた広口瓶を探して、その中に入れるようにしました。ただこうした瓶がいっ...
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落穂拾い@高浜
9月27日、高浜宗ではギンカクラゲとルリガイの大量漂着がありました。この時ギンカクラゲが10万単位、ルリガイでも1000単位の漂着があったと思われました。それからおよそ半月、浜掃除でピッカピカになった浜がありました。でも、海に沈んでいたと思われるものや、流木に紛れていたものなどが洗い出され、浜辺にはいくつか漂着しています。殻口は割れたり、欠けたり、良い状態ではありませんが、ポツンと置き去りに...
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夏は終わったね・・・そして冬間近?
10月の半ばにこんなタイトルおかしいかもしれませんが、今年の夏は本当に暑くて長かった.9月に入っても暑い日が続きましたからね。福井など北陸では、「弁当忘れても、傘忘れるな。」と言われます。それだけ、いきなり降ってくる雨が多いのです。そんな雨雲は日本海を渡って来るので、その雲が去ってしまえば日が出てきて良いお天気に!そんなことが日常で、冬場に特に多いのです。さて、白木でちょっと貝殻でも・・・と...
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ルリガイの浮き袋
ギンカクラゲの大量漂着で驚いた高浜、ルリガイから外れた浮き袋だけの漂着も多かったのです。このように浮き袋は外れたり、千切れることが多いのです。そんな中で最も保存が良かったのが写真の個体でした。このルリガイは殻径が38㎜、そして浮き袋の長さは170㎜ほどもありました。ちなみにこのサイズのルリガイであれば、浮き袋は50㎜ほどあれば、浮くことが可能です。けれどもこれだけ長くするのは繁殖のための卵嚢...
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大きなルリガイ
今回高浜に漂着したルリガイ、大小さまざまなサイズがありましたが、日曜日に回収したルリガイでは大きなサイズが目立ちました。この写真の個体は殻径が40㎜ほどのモノです。強風に煽られ、風圧流や吹送流によって生きたまま漂着し粘膜が乾く前に飛砂によって砂まみれとなりました。この写真、砂を払った後に撮りましたが、今思えば、そのまま撮っておけば良かったかも。( ´∀` ).
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ルリガイ
大量のギンカクラゲとともに高浜に漂着していたのは、もちろんルリガイですね。ルリガイは、ギンカクラゲなどの管クラゲ類を餌にしていると言われ、ギンカクラゲ集団と一緒に漂着することが知られています。ルリガイは軟体部の端っこに粘膜性の細かな気泡を寄せ集めた長い浮力体を持ち、その下にピンクの卵嚢を吊り下げています。この写真でも分かるようにルリガイの殻口側は青紫に染められていますが、反対側は淡くなってい...