レシピブログ×エキサイトブログコラボ企画

おいしくて、かんたん!
行楽にぴったり!
旬を盛り込んだお花見弁当で
春の香りを満喫

春らしくて、おいしそうなお花見&行楽弁当の基本的なポイントは、大人気のお弁当ブロガー「** mana's Kitchen **」のmanaさんに教えていただきました!外でも食べやすく、比較的かんたんに作れておいしいお弁当のコツ、おいしく見せる彩りのコツまでご紹介!

1 お花見&春の行楽向けのお弁当を作る 基本的なポイントといえば?

外で食べますので、まずは「食べやすくする」というところにポイントをおくといいと思います。おにぎりやおかずをひと口大にすると片手でも食べやすくなりますし、炊き込みごはんを小さく丸めたり、おかずはピックなどを使ってピンチョスにしたり…。
おにぎりを主食にするのもよいですね。最近流行の「おにぎらず」もおすすめです!
おにぎらずなら、おかずとごはんを一緒にぱくっと食べることができますし、何種類かのおかずを包めば、切った断面も色鮮やかになりますよ!
また、パン好きの方ならサンドイッチもおすすめです。ラップで包んでロールサンドにすれば食べやすくなります。

もうひとつ大切なのは見た目の彩り。私がお弁当を作る時は、いつも彩りを意識していますが、とくにお花見や行楽など華やかさを出すならぜひ押さえておきましょう。
白、赤、黄、緑、黒。この5色を揃えるようにすれば自然に栄養バランスもよくなります。
お花見と言ってもまだまだ屋外は寒い季節、お弁当とは別に保温ジャーに温かいスープを持っていくのもいいかもしれないですね。

  • おにぎりとピックを利用したお弁当。
    おにぎりの味を3種類くらい入れると彩りもよいですよ。

  • 最近流行りのおにぎらず。半分に切った時の断面を考えながら、いろいろな食材を挟んでいくのも楽しいですよ。

  • 巻き寿司風にしたり、洋風にしてみたり。バリエーションを変えたものを詰めれば、おにぎりだけでも大満足!

2 旬を盛り込んだおいしそうな食材選び、飾りつけのアイディアは?

春らしさといえば、私が一番に思いつくのはやはりグリーンピースや筍!筍ごはんにしたり、煮物にしたり、菜の花やそら豆などもいいですね。桜の塩漬けを使って、ちらし寿司風な「桜ごはん」などもおすすめです。

幼い頃、高級な海老は行楽弁当でしか食べられなかったような思い出がありますが…(苦笑)。はい!行楽弁当に海老は外せません。海老はそれだけで華やかな存在です。天ぷらでもよし、フライにしてもよし、茹でただけでもよし、いろいろ使える食材です。

飾り付けのアイディアといえば…。これもちょっとひと手間かけるだけで華やかになります。最近は黄色いにんじんもよく見かけるようになりましたから、ふつうのオレンジのにんじんと2色使いにしてレンコンなど飾り切りしたものを乗せるだけで見た目もぐっと華やかに!私がよくやっているカボチャの飾り切りは彫刻刀(三角刀)を使えばチョチョイのチョイです(笑)。

  • これは筍と鶏ひき肉を炊き込んだ筍ごはん。グリーンピースをトッピングしてより春らしくしてみました。

  • 正方形に切ったかぼちゃの皮の部分を彫刻刀で削った飾り切り。飾り切りしたらレンジでチンするだけです。

  • にんじん2色は型抜きを使って飾り切りし、鰹の出し汁とめんつゆで煮ています。 これ、多めに作って冷凍保存しておくと便利ですよ。いざというとき、隙間埋めにも使えます。

3 おいしく見せるお弁当箱や詰め方、
盛り付け方も教えてください!

月並みですが、私は重箱が一番詰めやすいような気がします。人数によって詰める量も違いますから、小さめのものから普通サイズと使い分けるとよいと思います。六角形のお弁当箱、これも詰めやすいお弁当箱です。おにぎりを竹かごなどに詰めるのもよいと思いますよ。

詰め方のポイントは、隙間があると崩れやすくなるので、なるべく隙間が出ないように詰めます煮物などはできるだけ水分を取ることと、煮物の水分を吸わないように、揚げ物などはレタスや仕切紙などを使って包むように詰めるといいでしょう。

汁けのあるものは、ふだん、シリコンカップを使っていますが、小さな器を使うのも手です。シリコンカップよりちょっと見栄えも良くなるのでお花見弁当におすすめです。

ちなみに、毎年清明祭(お墓参り)があり、大人数のお弁当も作っていますが、大容量のおかずを詰める時は円形の仕切のあるお弁当箱がとても便利です。
おかずをひと品ずつ詰められるので、味が混ざりあってしまうことも防げます。

  • 詰めやすい箱のひとつがこちらの六角形のお弁当箱。本当は二段使いですが、ふだんは一段に詰めて、ふたり分にしています。

  • 煮物などを小器に盛りつけたパターン。少し重たくなるのが難点ですが…、見た目は華やかになりますよ。

4 この春、manaさんがぜひおすすめの
お花見&行楽弁当の作り方のポイントは?

それぞれのコツを盛り込んで、おすすめのお花見&行楽弁当を作ってみました!
メニューはひと口おむすび、海老のあられ揚げ、レンコンの挟み焼き、椎茸の甘煮、巾着かぼちゃ、ほうれん草のお浸し揚げ包み、フルーツ。ごはんの白海老の赤かぼちゃの黄ほうれん草の緑椎茸の黒の5色がちゃんと入っています
ひと口ラップおむすびは皮を剥いた枝豆、筍の土佐煮、錦糸卵+桜の型取りしたポークランチョンミートです。
盛りつける時にあると便利なのが、葉っぱ類です。おかずを仕切るのに使えます。
そして、やっぱり華やかさを出してくれる赤いイチゴ。イチゴはよい仕事をしてくれますね~(笑)。リンゴもよいですね。 「★詳細レシピはブログに紹介!」

  • 食べやすく彩りも華やかにした、「手毬風おむすびと海老のあられ揚げお花見弁当」。春の旬も取り入れて春らしさも出してみました。

  • 1 ラップおむすびは具材を楽しむ!

    今回は枝豆や筍の土佐煮などを使いましたが、具材をいろいろ組み合わせれば、何種類でも作れます。小さな子どもでもかんたんに作れるので一緒に作るのも楽しいと思います。

  • 2 ラップでぎゅっと丸めるだけ!

    作り方は、お茶碗にラップを置き、飾りになる具材を置いたらその上に大さじ2くらいのご飯をのせてラップできゅっと丸めます。

  • 3 おかずの仕切りには葉っぱを使う

    おかずは食べやすくした海老のあられ揚げとレンコンの挟み揚げ。仕切りに使ったのは蕗の葉や笹の葉。ここでは月桃の葉を使っています。南天などもあると便利です。

  • 4 ほうれん草のお浸し揚げ包みはひと手間プラス

    ほうれん草のお浸し揚げ包みは、少し手間はかかりますが、ほうれん草の茎で結んでみました。油揚げが剥がれないので食べやすいですよ。

5 最後に、エキサイトブログにした理由&エキサイトブログの好きなところは?

ブログを始める以前から頻繁に閲覧していた大好きなサイトがあります。それが、『E・recipe』さんでした。お料理が大好きなので、いつか自身がブログを始めるなら、「エキサイトブログに」と決めていました。

エキサイトブログの好きなところは、シンプルさ。いろいろなジャンルのブログを拝見していても感じますが、写真がとてもきれい。すっきりとしたレイアウトが多いので、写真が生きてくるのだと思います。
シンプルさはそれだけでなく、記事編集のエディタもシンプルです。画像ファイルのアップロードも簡単で、記事の投稿もラクです。
実はエキサイトブログと同時に、他の会社のブログも利用していましたが、比較するとそれがよくわかりますね。

プロフィール

「** mana's Kitchen **」
manaさん

沖縄在住、働く主婦。ブログは日々の家族弁当と晩ごはん日記。仕事を始めたのをきっかけに、節約も兼ねた弁当作りがスタート、今年で弁当歴も13年目に。1年に300日以上はお弁当を作っているはず…。「お弁当って冷めてもおいしいでしょう?朝、作っておけば家事にも専念できるので、休日も大活躍です」3/2に発売された『みんなのお弁当日記』にお弁当を掲載。

ブログURL : http://mxmhouse.exblog.jp/

manaさんのお気に入りお弁当記事!

  • 2012 シーミー(清明)♪
    毎年、清明祭(お墓参り)のころに作っています。親戚が集まってお墓でお弁当を広げ、ピクニック気分でお参りするのが、沖縄流です。大勢でも食べやすいようなおかずと、おにぎりをいつも作っています。
  • 今年最後のスーパームーン ☆ bento&晩ご飯♪
    松花堂弁当箱。このお弁当箱も重宝しているお弁当箱のひとつです。仕切りと俵型おにぎりの押し型がついているのでとても便利。見た目もちょっと華やかになるので、お花見や行楽にもぴったりです!
  • 松花堂弁当 ☆ 初めての桜湯♪
    友人からいただいた桜の塩漬けを初めて食しました。塩を落とすことを知らずに塩漬けのまま乗せたら、しょっぱかったごはん(苦笑)。でもピンクの色合いはお花見らしくて憧れです。

まだまだあります お花見お弁当テクニック!

  • manaさんのハウツーはこちら
  • YUKAさんのハウツーはこちら
  • rinanoさんのハウツーはこちら